みずはら樹里 - 無料作品一覧
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-輝く金髪、スカイブルーの左眼と琥珀色の右眼をもつ王子! 20世紀初頭。令嬢ヴィクトリアは叔母に金策の道具にされそうだったが、エジプトに寄港した時に逃げだす。手助けしてくれたのは山と湖に恵まれた小国セヘラードの第一王子ジャラール。王位をめぐる陰謀にまきこまれたヴィクトリアだが、ひたむきな努力と意志をもって立ち向かう…! ※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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1.0「弟が重態で君の名を呼んでいる」レインのもとに、イタリアの銀行頭取ザーレと名乗る人物から電話が入った。どうやら私を、彼の弟の恋人だと勘違いしているらしい。お金がないことを理由に断ると激しい非難の言葉を浴びせられた。ひと月後、ザーレ本人がイギリスに現れて強引につれ去られるも、そこに彼の弟の姿はなく不信感をあらわにするレイン。そんな彼女を見てザーレは、完璧な美貌に黒い瞳をきらめかせ、罰を与えるように彼女の唇を強引に奪った――!!
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-ソフィアは招待されたパーティー会場で火事に遭遇し、オリヴァーという給仕と一緒に、火傷を負った夫人を助けた。実はその給仕と思った男性はパーティーの主催者であるティークストン公爵だった。火事場での彼女の勇敢な行動に関心を示したオリヴァーは、次週に催すハウス・パーティーに彼女を招待する。実はこのパーティーは、彼の花嫁候補を選ぶのが目的だった。自分が花嫁候補に入っているとは夢にも思わないソフィアの関心は、ペットの犬のことばかりだったが…!?