神岡学作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人はだれでも、自分だけの「ちいさなせかい」をもっています。 その「ちいさなせかい」が「ちっぽけな世界」で終わるのか、「輝ける世界」になるのかは、まさに自分しだいです。 この絵本は、小さなかわいいカエルが主人公。 「ちいさなせかい」に生きていたカエルは、ある日、池をつくることを思い立ちます。 そこにサルやコウモリやカバがやってきて……。 人生の意味をさりげなく考えたい人に贈る「ささやかな寓話」。 ※「本文より」 そのカエルは 豆つぶほどの池に すがるように生きていた。 ある日、サルがいった。 「そんなところにいて毎日いて つまらなくはないのかい?」 カエルはクルッとないた。 ある日、ウシがいった。 「世の中はひろいぞ、 そこでは何も見えないだろう?」 カエルはクルックラッとないた。