九州男児 - 無料作品一覧
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3.7「私のケツは準備出来ているのに、私に魅力がないせいで未だ使われずにいる」妻を亡くし息子の翔平と二人きりになったシングルファーザーの一生。借金返済のためにウリの仕事も始めたが、いまだ常連様に抱いてもらえず仕事を全うできない、育児も上手く行かない、そんな自分に悩む日々。そんなある日、一生を付け狙うストーカーが現れ!? もうなりふり構ってられない! と「いたしませんか?」と誘うと……!?
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3.5大正6年、三重県鳥羽。平田太郎(後の江戸川乱歩)は岩田準一という画家に出会う。岩田は美人画で有名な竹久夢二の一番弟子なだけでなく、男性すらも魅了する美少年だった。しかし、平田はその美しさには興味が無く、岩田の描く絵を一心に愛した事が岩田の恋愛感を大きく変え――。文豪達の知られざる同性愛を紐解く禁断の物語シリーズ第一弾。※こちらのお話は「こうだったかも」という解釈が入ったフィクションになります。
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3.5剣の道に生き色恋にとんと興味がない半右衛門は、ある日心友・田代のお願いで、どんな男にもなびかない美少年・玉嶋主水に喧嘩を売る事に。半右衛門が喧嘩を主水に売り、そこを田代が助ける筋書だったが、主水は刀を手に取り乗って来た!? 綺麗な顔に似合わず剣の腕が良い主水に驚きつつも、全力で応える半右衛門に主水は「貴方になら抱かれてもいい」と言ってきて!? ※井原西鶴の男色大鑑『詠めつづけし老木の花の比』より
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4.5浪人は人を切りつけた手で美しい若衆を抱き――。寛文三年、江戸。数多いる歌舞伎若衆の中で特に美しいと噂される滝井山三郎の演目に、必ず現れる浪人の姿があった。野暮ったく貧乏な風貌の武士に興味がなかった山三郎。しかし、ある日浪人の殺気だった姿を見てから、血を浴びて猛った躰に抱かれたいと思うようになり……。井原西鶴のえがく「男色大鑑」の世界から、身元を隠した浪人×歌舞伎若衆の秘密の切ない恋物語をご紹介。