藤たまき - 完結作品一覧
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4.1理屈じゃない。ただ本当に愛しかった――。 ひとつ屋根の下、他人同士でありながら、影郎とアタは、兄のように、弟のように、家族として暮している。まっすぐで健全な心の持ち主である影郎。傷つきやすく、そのくせ、いつも誰かに恋しているアタ。ふたりは一番近くにいながら、恋人としてはもっとも遠い存在だったのだが……。春を恋う少年たちのラブ・ストーリー。
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4.4美術学生のルーサが恋したのは、エキセントリックで奔放な美術教師のエバだった。過去に囚われ苦しむエバに翻弄され、時には怒り、憤りながらもルーサは恋に夢中だった。愛って? 恋って? どんなものだった? スピリチュアル・ラブ・ストーリー。
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3.5
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4.3家の近くに、小さな五叉路の交差点がある。信号の名は“蛇崩”。そこに彼はくる。いつも俯いている彼に気づかれないように、歩道を移動して、横断歩道ですれ違う。すれ違う瞬間、いつもときめく。十年来の僕の片想いの相手──あだ名は“マド”。彼の本名はまだ知らない……
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5.0
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4.0「こんな夢みたいに鳴る楽器は初めてだ」――ヴァイオリン職人を目指す少年データの言葉は、ルースに音楽は人に感動を与えることができると教えてくれた。ヴァイオリニストになろうと決心したルースは、データと一緒に学校に通い始めるが、その才能は校内で評判になって…!? 二人の少年の夢が奏でるハートフルストーリー。
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4.0怒りやよろこび、不安――人の心のイメージが“旗”になって見える少年・聖(ひじり)。ところがなぜか同居中の腹違いの兄・日高(ひだか)の旗だけが見えない。「僕のことどう思ってるの?」超ブラコン・聖の想いをよそに、惚れっぽくて冷めやすい日高はいつも違う恋人(オトコ)をふたりの家に連れ込んで…!? ちょっぴり不思議なスイートホーム・ライフ。
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4.3
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5.0「神の子になりたい。汚い過去を洗い流して…」故郷を離れ、神学校に入学したジョナサンは悪魔祓いの助手をしている少年ナサニエルと同室になる。大人びた容貌、印象的な瞳──その強い個性と意外なやさしさにひかれてゆくジョナサン。ところがそんな時、ジョナサンが昔関係していた男が新任教師として現れて…!?
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4.3イギリスの片田舎に住む精霊祓いの少年・椎奈(シーナ)。幼い頃、妖精の早合点で魔法をかけられた彼は、男の精霊にばかりホレられてしまう運命に!? 月の光に木の影に――現れては消える精霊たち。まるで人よりも人のように、やさしくせつなく寄せられる熱い想いに、シーナの心は揺れる…ハートフル・ラブストーリー待望の第1巻!!
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