検索結果

  • 迦陵頻伽の恋
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    1巻110円 (税込)
    70歳を超す老人・馬耳は30年以上前に起きたことを忘れられずにいた。設計技師としてダム工事に従事していた時、山中で美しい鳴き声を聞いた。その鳴き声の正体は、上半身は着物姿の美女、下半身は鳥という伝説の生き物“迦陵頻伽(かりょうびんが)”であった。ある日、同じ町内会で役員を務めるイラストレーター・風巻の作品の中に、その美女とそっくりな絵を発見。いてもたってもいられず、この話をすると、風巻から思わぬ返事が返ってきた。「実は訳あって、我が家の離れで今、これを飼っていましてね」彼は真面目な口調で見に来ないかと誘ってくる。その話に乗った馬耳が離れを訪問すると、そこには確かに着物姿の美女がいて……。
  • 女の告白
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    1巻110円 (税込)
    ライターの私は、重野映子をインタビューした録音データを聞いて、ちょっとした違和感を覚えていた。50代の地味な専業主婦がスワッピング・パーティーにハマってしまった、という内容だが、明らかに嘘が混じっている。特に「初めてのアナルセックスで肉棒がスルリと尻穴に入ってしまった」なんてことは絶対にありえない。そんなことを思いながら、重野映子のインタビューを聞き続けた私は、いつの間にか自分の股間が濡れていることに気付き、思わず指でまさぐり始めてしまい……。
  • 未亡人たちの慰め
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    1巻110円 (税込)
    鉄鋼工場のメンテナンス業務をしている船田逸夫は、北関東の山間部にある田舎町へ足を運んだ。仕事を終えて帰ろうとするが、運悪く次の電車が来るのは1時間も先。時間潰しにと、駅前の床屋で散髪をしてもらうことにする。「いらっしゃいませ」店の奥から現れたのは、予想もしてなかった色気たっぷりの四十路女・美砂子であった。話を聞くと、彼女は4年前に夫を亡くした独り身だという。ただし、美砂子の体中から湧き出るフェロモンから察するに、常に男のエキスを吸い続けているように思えて……。

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  • あさきゆめみし
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    1巻110円 (税込)
    60代の三島謙作は大学で文学部教授をしている。見合い結婚して子供もできたが、今や妻も50代。波風のない平穏な日々が続いていた。しかし、最近の謙作は美女講師の田澤史奈に心を奪われている。彼女が入学してからはや14年。他の助手が辞めていき、彼女と2人で過ごす時間が増え、女を感じるようになったのだ。もうペニスは硬くならず、自信を喪失していた謙作だったが、事件は起きる。その日、彼女は襟元にレースのフリルをあしらった白いブラウスに、チャコールグレーの膝丈スカートという出で立ちだった。清潔感溢れるセミショートボブ、涼しげな目元、すっと通った鼻筋に桜桃のような唇。知的な印象を抱かせる一方で、その熟れた肉体は官能的だった。資料を探しに来た彼女は脚立を使って探し始める。そこでバランスを崩しそうになり、慌てて謙作は助けるが、偶然にも深紅の下着を見てしまった。ペニスが膨張し、性欲が甦りそうな自分に驚く謙作。さらに、倒れた彼女の胸を触ってしまい……。
  • アトリエの女
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    1巻660円 (税込)
    小劇団の看板女優である茜は、ある日、スーパーで声をかけられ、視力の衰えによって美大の教授職を退いた彫刻界の巨匠・沢地のアトリエに連れて行かれる。彼はモデルとなる女性を捜していたのだ。早速モデルとして沢地の前に立つ彼女だったが、沢地は「独自の制作方法」の持ち主だった……。最も注目される新人女流作家の書き下ろし第二弾!

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  • 甘い滴り
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    恋人に浮気がバレた友人・譲から部屋の交換を頼まれた豊広は、譲の部屋へ移った途端、その恋人と遭遇。うまく切り抜け、更にエッチな体験までしてしまう。しかしその後、譲の生き別れの姉を名乗る美女が訪れ、父親が危篤だと言う。譲に確認するが、母以外の家族を知らない彼は豊広に代理で会ってやってくれと告げる。譲の身代りとなった豊広の女性遍歴を描く新感覚官能ロマン!

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  • 尼の二本修行
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    1巻110円 (税込)
    鹿之助は土蔵破りのお頭だったが、仲間の裏切りに遭って失敗。以来、人嫌いとなり、世捨て人のように、偽坊主として廃寺で孤独に暮らしている。いつしか時代も慶応から明治に変わった。鹿之助が55歳になった時、雑木林の中で倒れた尼を見つける。寺に運び入れて寝かせると、夜になって正気を取り戻した。妙華と名乗るその女性は諏訪の尼寺への旅の途中だったらしい。28歳の妙華は切れ長な眼で、瞳は濡れたように黒い。女にしては眉は少々濃く、睫毛も長く濃密で、目元に翳りを作っている。出家した身とは思えぬ色香があった。長く伸びた髪を剃髪してやると、妙華はすがるように潤んだ眼差しを向けてくる。我慢できずに抱きついてしまう鹿之助。最初は嫌がっていた妙華は豹変し……。
  • 色だめしの峠
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    生田誠一の弟は美しい娘に誘惑され、女神が住むと言い伝えられる山へと向かったきり行方不明になってしまった。 弟を探して山へ入った誠一は、そこで美女だらけの不思議な隠れ里に迷い込む。やがて誠一は里の娘の聖香と恋に落ちるが、特異体質な聖香とまぐわうには里に伝わる性の秘儀を受けなくてはならなかった。 誠一は里のどこかにいる弟を探しながら、淫靡な秘儀を受けることに…。気鋭が描く伝奇と情欲の官能ロマン!
  • 艶歌に濡れて
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    1巻110円 (税込)
    仕事の合間に入ったコーヒーショップで、他人の携帯電話を拾った主人公の小沼。持ち主に返そうと思っていた矢先、電話をかけてきた女性・鮎子の声に魅せられ、咄嗟に持ち主のふりをしてしまう。その日から、人妻である彼女から官能的な短歌がメールで送られてくるようになる。携帯の持ち主は、短歌雑誌を発行している男だったのだ。淫靡な句に興味を抱いていく小沼は、ついに鮎子を呼び出し、句で綴られた官能の世界へと誘っていくのであった。

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  • 奥さま方、深く…
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    美顔器の製造販売をはじめた幼馴染みであり社長の久能から、代田はクレーム処理の対応係を依頼された。未経験の仕事だったが、再就職先のめどがたたない代田にとってはありがたい誘いだった。 初めて訪問したのは、夫に相手にされなくて淋しさをつのらせていた人妻の自宅。彼女はその日が誕生日。なのに、夫に忘れられていた。その不満が、美顔器への苦情を大げさなものにさせていた。代田は、誠心誠意、心と体を使って不満を解消させることに成功した。代田はほかにも、美容院経営者、女医などのクレームをときほぐしていく。 クレーム処理係という大変な仕事の別の面にスポットを当てた、ファンタジーいっぱいの官能長編。
  • おこもり下宿
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    1巻110円 (税込)
    一人暮らしを始めようと部屋探しをしていた20歳の大学生・三木太一。そこへ突然、見知らぬ紳士から「いい下宿先がある」と声をかけられる。半信半疑で案内してもらうと、30歳半ばの美熟女・温田信香が出迎えてくれた。ここの管理人をしているという信香の、美貌と肉感的ボディに一目惚れした太一は、その場で即契約をする。それからしばらくしたある日、風邪をこじらして寝込んでいた太一は、どこからか悩ましい声が聞こえてきて目が覚めた。忍び足で部屋を覗いてみると、男にクンニされている信香がいて……。
  • おとこぐせ
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    1巻693円 (税込)
    「昔から好きだった。初めて会った時から」 義理の姉を抱きしめながら、未希雄が囁いたのは禁断の告白だった。 39歳で急死した兄が遺したのは、美貌の妻と、男を知らない19歳の娘。弟の未希雄は、ふたりのか弱い遺族ふたりを扶けようと思いながらも、未亡人となった義姉の熟し切った女の魅力に、気持も性欲も向かってしまった。 義理の弟という立場、倫理観を棄て、未希雄はどこまで義姉を貪るのか――。心優しい男の揺れる心、惑う欲望を、女性作家ならではの視点で描ききった!
  • おとこぐせ
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    これも妖しいこけしのせいなのか。「お義姉さん、好きなんだ」未希雄は突き入れた砲身をさらに深く送り込んだ。「アアいけないわ、こんなこと」…兄の急死で未亡人となった義姉から売却を託されたこけしは、体内にまぐわい人形を持つ不思議な一品だった。やがて招き寄せられるように、ふしだらな処女や魔性の性癖の美女が次々未希雄の前に…。

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  • 女ざかりの年下妻
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    1巻110円 (税込)
    高宮龍太郎は72歳。先祖代々からの大地主で、若い頃から気性が荒く、強引に資産を増やしてきた。そんな性格は家庭内でも変わらず、先妻とは16年前に離婚。2人の娘も家に寄りつかなくなった。そんな今の龍太郎にとって、後妻として迎えた38歳の香澄が一番大事な存在だった。涼しげな目元、ふっくらとした唇、透明感溢れる白い肌。ため息が出るほどの美貌でいて、清廉で従順な性格を持ち合わせていた。龍太郎は新しい妻をまるでお姫様のように扱い、愛情を注いできた。しかし、問題は夜の生活。その年齢ゆえに、ペニスの勃ちが悪く、挿入できなくなってしまったのだ。龍太郎はバイブなどに頼っていたが、女盛りを迎えた妻を不憫に感じ、一計を案じる。庭師見習いである若い宮田に声をかけ、「女房を抱いてほしいんだ」と頼み込んだ。友人の家に泊まりに行くとウソを付き、植木の影から様子をうかがう龍太郎。宮田の告白を聞き、香澄は寝室に招き入れる。そして、若い男の服を剥ぎ取り、積極的に愛撫していく。その姿を盗み見して、龍太郎は嫉妬心を燃え上がらせると、己のペニスはギンギンに勃起し始め……。
  • 女、とろり…老舗料亭 夜の競い合い
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    1巻682円 (税込)
    老舗料亭を切り盛りしているのは、亡くなった長男の妻、そして、先代の残した3姉妹だが、時代の流れを汲みとらない経営は苦しくなっていた。 立て直しが急務となり、俊英の経営コンサルタント轟計介が相談を受けるようになった。 だが、内情がわかるにしたがって、立ち直しの難しさがはっきりしてきた。 複雑な人間関係、愛憎が、同族ゆえに、経営の足を引っ張る。 出戻った長女、レズを隠して板長と結婚した次女、十代で短大に通う三女。そして、寡婦として生きる長男の嫁。 彼女たちは性欲を噴き出し、店の男たちを淫らに誘うが、それが元で混乱に陥っていく……。 はたして、淫悦に満ちた老舗料亭は、立て直しができるのか。
  • 女の四股名
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    1巻110円 (税込)
    東北の田舎をでて、東京で暮らしていた千谷孟(ちや・つとむ)は、幼馴染の早坂秋行の急死で帰郷する。未亡人となった秋行の妻・桐恵は、10歳の息子がいるとは思えない凄艶さであった。また、再会した秋行の妹・世理子も4年前に夫と死別していたことを知る。孟は世理子から、どうしても泊まっていって欲しいと頼まれるが、夜中に老女中に起こされる。老女中の言うには、跡取りの息子が早死にしないよう、女2人と相撲をとって負かして欲しいという奇妙な依頼を受け……。

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  • 女の森
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    1巻110円 (税込)
    軽い交通事故を起こしたのが縁で、草間果緒里と親しくなった菊畑茂。果緒里は気立ての良い淑女でありながら33歳になった今も独身で、男性と知り合う機会が全く無いのだと言う。見かねた茂とその妻は、彼女を38歳の甥っ子・潔と引き合わせることにした。この話がとんとん拍子に進み、結婚も間近に迫ってきた頃、なぜか突然、二人は別れてしまう。その理由をなかなか語らない潔に業を煮やした茂は、果緒里の家へと訪ねた。果緒里を力づけようと彼女を抱きしめた瞬間、潔が語ろうとしなかった破談の理由がそこにあったのだ!
  • 女びたし
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    1巻110円 (税込)
    勤めていた会社が倒産し、無職になってしまった雨宮潤也。さらに田舎の父が倒れたと連絡が入る。30歳過ぎの独身である彼は、実家に帰ることにした。しばらくすると、地元で幼稚園の先生をしていた染谷みずえを紹介され、あれよという間に婚約が決まる。みずえは華やかでいながら品があり、育ちの良さを実感するような女性であった。もしかしたら処女ではないか。そう思えるほど初々しいセックスに潤也は感動を覚えていた。ところがある日、レズビアンの関係を迫られている女性がいるとみずえが言い出して……。
  • 鏡草
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    1巻110円 (税込)
    女子高生・綾奈は29歳の国語教師・芦田滉一に憧れていた。彼が書道・水墨画の部活で顧問をしていると知ればすぐに入部。2年生、3年生では幸運にもクラス担任になった。修学旅行で京都を訪れた時は、友人たちを説き伏せ、滉一が好きな詩仙堂に行くことに。興味のない友人たちをよそに、滉一と2人きりの時間を過ごした。しゃがんでいた綾奈を立たせようと手を貸してくれた時、彼から好意を持たれている感覚になった。だが、父親の事業が行き詰まったことで、綾奈に見合いの話が浮上。家族の金銭的な苦境を救うために、綾奈は一回り上の男性と高校卒業直後に結婚することになった。綾奈はヴァージンだった。結婚前に本当に好きな男に抱かれておきたい。そんな綾奈の気持ちに一度は応えようとしてくれた滉一。しかし、挿入しようとして少し出血した時、踏みとどまって、それっきりになっていた。あれから2年。2人は再び詩仙堂で会って……。
  • 鍵穴は濡れている
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    1巻110円 (税込)
    26歳の小滝治は長野県の湖があるR町を彷徨っていた。結婚を誓い合い、数日前まで激しく愛し合っていた桐谷椋美が行方不明になったのである。24歳の椋美は一人っ子で、既に両親が他界しており、天涯孤独の身。独身最後の旅行で母の故郷であるR町に来たまではわかっていた。治は椋美と思わしき鼻歌が聞こえる大きな廃家を発見。家から体付きが立派な老人が姿を現した。椋美のことは知らないと言い張る。近くで鼻歌を聞き、ここにいるのが椋美だと確信した治は、その日の夜に家に忍び込んだ。母屋の一部屋にとうとう椋美を見つける。白い木綿のパジャマを着た彼女は、片足をギブスで固め、ベッドに寝ていた。椋美がオナニーを始めると、治はたまらず部屋に飛び込んだ。そして、ギブスをはめた彼女とシャワーも浴びずに求め合い……。
  • 隠れ蓑
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    1巻110円 (税込)
    学生時代の友人・咲恵と鎌倉を訪れていた38歳の春華。とはいっても、この旅は咲恵の情事の隠れ蓑として利用されているだけ。仕方なくひとりで街を巡っては各所で咲く花の写真を撮っていた。そんな時、花の知識が豊富な笹森という男と出会う。50歳前後とおぼしき笹森は数年前に妻に先立たれ、心に寂しさを隠していた。いつしか2人は意気投合。お茶をごちそうしたいと彼の家に行くことに。そして唾液をむさぼるように激しいキスを交わすと、もう止まらない。シャワーも浴びずにクンニをされると、燃え上がった春華のアソコはグチュグチュと破廉恥な音をさせはじめ……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 川の音
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    1巻110円 (税込)
    夫や子供と離れて暮らしている愛子は40代前半。東大阪市で寂れた飲み屋をやっている。閉店直前、年上とおぼしき疋田勇二がやってきた。その顔に惹かれた愛子は食事を振る舞うのだった。数日後、勇二がお土産を持って再びお店に。早々と店じまいをした愛子は、他の客相手ではそんなことをしないのに、珍しく彼とお酒を一緒に飲む。勇二の口から遠い昔に男と駆け落ちした土地の名前が出てきた。当時の自分に思いを馳せ、切なさや懐かしさに襲われる愛子。鏡に映る自分の姿に自信が持てない、と愚痴をこぼすと、勇二は優しく話を聞いてくれた。勇二の肩に体を傾けた愛子。唇を重ねた瞬間に、あそこから愛液が溢れてきて……。
  • Mふたり 官能小説傑作選 恥の性
    3.5
    ちょっと変態ぽいお話し、好きですか? 小玉二三、如月あづさ、相原晋、鷹澤フブキ、睦月影郎、庵乃音人、草凪優ら、手練れの官能作家たちが、腕によりをかけてHな物語を作り上げました。傑作官能アンソロジー第一弾。
  • 妻の犯罪 官能小説傑作選 哀の性
    -
    売れないマジシャンとピンサロ嬢(「バカみたい」)、初めて体を許した同級生と人妻(「みだら鏡」)、吉原の大店の娘と若い衆の恋(「ねず鳴き」)…。哀しい恋だけど、体はあなたを求めている切ない6編。
  • 菊練り
    -
    1巻110円 (税込)
    35歳の主婦・重森清実は、現在失業中。火災にあった友人にお見舞いを送ろうと考えるが、金銭的に余裕はない。そんな時、近所に陶芸教室を発見し、そこで食器を作ることを思いつく。その教室の講師は60歳前後とおぼしき初老の艶木白保。むさ苦しい雰囲気で、今までに縁のなかったタイプだった。教室といいながら他に生徒はいなかったが、清実は器作りに熱中していく。通い続けているうちに、艶木を意識するようになる清実。同時に欲求不満を感じるようになり、粘土をいじる彼がオナニーしていると勘違いしてしまったこともあった。そして、ある日、艶木が粘土の練り方を教えると言って、尻に手を伸ばしてくると、清実は感じてしまい……。
  • 氣母屋の娘
    -
    1巻110円 (税込)
    『氣母屋』は八王子と相模原の境に位置する山の麓にある鳥獣肉を食べさせる料理屋。真鍋真一は40代の頃、数年間そこで働いていたが、女中と駆け落ちして店を辞めていた。風の噂で年老いた店主が亡くなったことを知り、仏前に線香を供えさせてもらおうとかつての職場を訪れる。歓待して料理でもてなしてくれたのが店主の娘・さよりだった。働いていた頃は女子高生だった彼女も、今や未亡人で美熟女に変貌していた。大柄で垢抜けなかったさよりは今でも肌がキレイで、淡い化粧したその顔につい見とれてしまう。掘り炬燵の下で足先を絡め合い、お互いの気持ちを感じ取った2人は熱く燃え上がっていく。そして、料理そっちのけでヌルヌルのアソコに舌をはわすと……。
  • 旧家の女
    4.0
    農村にある小学校へ新任教諭として赴任してきた都会育ちの糸村菊乃。そこで出会った旧家の当主で40代の三刀谷勇一に見染められスピード結婚。初夜の感動もまだ冷めやらぬうち、夫の浮気が発覚した。家庭内別居をするなかで次第に分かってきた三刀谷家の「異常な性生活」。禁断の関係が奔放な快感を呼び覚ます。これぞ小玉二三しか書けない官能ミステリーの傑作!
  • 金色の海に君とたゆたう
    -
    1巻110円 (税込)
    21歳の須賀孝宏は町工場で働いている。頭の固い父親と閉鎖的な田舎が嫌で、家出同然で上京したため、食べていくのがやっとの状態。鬱積した日々を過ごしていた。そんなある日、住んでいるボロアパートに、姉のように慕っていた宇野和香子が訪ねてきた。年上の彼女は実家の近所に住んでいた憧れの女性。7年前、還暦を迎えた会社社長に見初められ、人妻になっていた。32歳になっても美貌は変わらない。どうやら実家とまったく連絡を取っていない孝宏の状況が心配だったらしい。「ひとりで、がんばってきたのね」疲れた様子の孝宏を気遣ってくれる彼女。「今夜だけ、たかくんのこと慰めてあげる」と、いきなり唇を重ねてきた。憧れの女性と初めてのキス。孝宏は快楽に飲まれて、夢中で唾液をすすり上げる。淑やかだったはずの和香子も淫靡な表情を見せてくれた。優しく愛撫された孝宏の気持ちも決壊し、和香子の全身を舐め回して……。
  • 義父と嫁…
    4.0
    1巻660円 (税込)
    夫・耀司の実家で生活を始めたイラストレーターの郁美。新たな環境に慣れてきた矢先、義姉の出産で義母が家を空けることに。結婚前の悪い癖が出て、夜も出かけがちな息子の耀司のことで責任を感じるのか必要以上に自分を可愛がってくれる義父・元彦に、郁美も次第に心を許し、距離が日を追うごとに狭まっていく──。

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  • ギヤマン蛍ー義娘の艶肌に咲く花ー
    -
    1巻110円 (税込)
    刺青の彫り師になった了輔が、翔子と出会ったのは35歳のときだった。「私の胸元に蝶をいっぱい彫ってほしい」そう呟いた彼女は、透けるように白い肌と赤錆色の乳首を覗かせたのだった。抗いがたい魅力に屈した了輔は、彫り師であることを忘れ翔子の体に溺れていく。やがて二人は結婚し、翔子の連れ子の星美と三人で暮らすこととなる。時は流れ、了輔は54歳になっていた。駆け落ちした星美が家に戻ってきた。ある夜、了輔の前で浴衣の帯を解いた彼女は、思いもよらぬことを懇願するのだが……。

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  • 恋と嫉妬と美魔女と
    4.0
    1巻110円 (税込)
    稲葉舜一郎は46歳。美大を卒業した後はプロの画家としてやってきた。30代までは厳しい状況が続いたが、歯科医師の妻に助けられた。子供は2人いて、今は安定した家庭生活を送っている。そんな舜一郎に、2ヵ月前、尾道の大学から講師の依頼があった。来年の春から単身赴任で働くことを決め、今は現地に打ち合わせに来ている。依頼を受ける決め手になったのは妹尾凪子の存在。美大時代に好きだった彼女は、尾道の老舗割烹旅館の女将になっていた。今日の宿も凪子の旅館を指定。2人は密かに旧交を温める。「色っぽい女将」と評判になっていた凪子は、5年前に離婚して、今は独身だという。学生時代、凪子は親友と付き合っていて、舜一郎は自分の気持ちを伝えられなかった。しかし、実は凪子も舜一郎のことが好きだったことを知る。白いモヘアのセーターに黒いタイトスカートという格好の凪子。後ろ姿でまろやかに張ったヒップを見た途端、舜一郎の欲望が弾けた。後ろから抱きしめると、そのままバックから……。
  • コキュ独楽
    -
    1巻110円 (税込)
    今井田幾男は今日もまた、昼下がりに若妻の身体を抱いていた。キッカケは先週のことだった。結婚式の仲人を務めた間柄でもある登別家にお土産を持っていくと、郁恵から夫婦仲が上手くいっていないという相談を受けた。当然セックスも御無沙汰のご様子。32歳の美貌と性欲を持て余し気味の彼女を見て、元々女好きの幾男はこれ幸いとばかりに秘貝を味わってしまう。以来、夫の居ぬ間の不倫関係が続いていたのだが、ある日二人の淫らな行為を誰かに覗かれている気がして……。
  • 今夜、息子の嫁と
    3.7
    1巻110円 (税込)
    52歳の耕一はときめく思いを隠すのに必死だった。今は30歳も若い息子の嫁・結衣と旅行中。ともに列車を撮影するのが好きで、2人で“撮り鉄”旅行に来ていたのである。しかし、耕一の気持ちは電車どころではなかった。義理の娘に見とれてしまうのである。淡いピンクのTシャツにデニムのホットパンツ姿。清楚で可憐な美貌や、愛らしい性格とは落差のありすぎる巨乳と巨尻。彼女がおどけて体を密着させてくると、耕一は湧き上がってくる興奮を抑えるのが大変だった。だが、こんなに楽しい旅も今回が最初で最後。息子の浮気が原因で結衣は離婚することになり、耕一との家族関係ももうすぐ終わりを迎える。耕一は秘めた恋心を懸命に抑え込み、ホテルも別の部屋を取った。そして迎えた深夜。部屋をノックする音がする。ドアを開けると、そこには浴衣姿の結衣が立っていた。「は、恥……かかせないで。私、もう死にそうです。お願い」熱っぽい体を押しつけてくる結衣。タガが外れた耕一は若嫁をベッドに押し倒すと、Gカップの巨乳を舐め回し……。
  • ゴザむしり
    -
    1巻110円 (税込)
    11年前に夫を亡くした栗須厚子はもうすぐ50歳になる。夫の命日、墓参りを終えると、彼が遺したマンションに直行。これまで住んでいた家を引き払い、秋からはここでひとり暮らしをする予定だった。厚子はこのマンションをほとんど訪れたことがなかったが、夫の経営していた会社の資料置き場になっていて、段ボールが積み重なっていた。部屋を整理した厚子は汗ばんできたので、ボレロを脱ぎ、黒いワンピース姿になる。と、そこに夫の親友で、遺された不動産などを管理してくれている角野鋭がやってくる。彼は65歳で、いつもふざけながら厚子に迫っていた。今日も上手くいなそうとした厚子だったが、角野は執拗だった。なぜか段ボールの箱に中にあったローター3つを駆使して、熟れた厚子の体を愛撫してくる。夫がどこかで使っていたであろう玩具に嫌悪感を覚えながらも、あまりの快感にあえぎ声をこぼす厚子。「欲しい。角野さん……挿れてください」と懇願したが、そこにまさかの乱入者が現れて……。
  • さかさクラゲ
    -
    1巻110円 (税込)
    浮津力が初体験を済ましたのは大学時代に行われた高校の同窓会がキッカケだった。二次会の席で糸重量子に積年の思いを告白すると、「浮津くんとなら、二人きりになれる所に行ってもいいのよ」と受け入れてくれたのだ。お風呂のマークが付いた連れ込み旅館に誘われ、いきなりアナルを攻められてビックリしたが、想像以上の快感に酔いしれた。その後ケンカ別れしてしまい、浮津は別の女性たちとセックスを繰り返していくが、それでもお風呂のマーク――通称さかさクラゲを思い出しては彼女との情事が鮮烈に甦り……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 細雪
    -
    1巻110円 (税込)
    嵯峨菊恵は38歳の未亡人。生まれも育ちも熊本で、結婚してからも熊本で生活してきた。しかし、2年前に夫を亡くしたのを機に福岡へ移住。アメリカに赴任した友人の持つマンションに住みながら、今は玄界灘の新鮮な魚介類を出す中洲の老舗で中居として働いている。担当しているのは3階の個室。着物で接客できるのは嬉しいけれど、最近はよく年配の中居頭に嫌みを言われ、ため息をついてばかりだ。それでも今日は50代前半とおぼしき製薬会社の部長・椿沢に「コーヒーを飲みに行かないか?」と誘われて、気持ちが明るくなった。夫を亡くしてから男性に声をかけられてもかたくなに応じてこなかった菊恵。しかし、椿沢の誘いにはすんなりと乗れた。寿司をごちそうしてくれただけでなく、和服姿を褒めたり、仕事の愚痴を聞いてくれたりと気を回してくれる椿沢。2人は自然とそのままホテルへ。夫を亡くしてから初めて男性と2人きりになった菊恵は緊張と興奮を隠せない。丹念にクンニされると、熊本弁でよがりまくり、放心状態になって……。
  • 残膚の花
    -
    1巻110円 (税込)
    東北出張の帰路の途中、温泉宿に泊まった日野鏡三は、露天風呂で天照大神の刺青を彫った男と出合う。その女神の背中には牡丹の花の紋様が彩られていた。あまりの美しさに魅了された鏡三は、そのモデルとなった女性を探す。ついに見つけた女性はその刺青を彫った彫り師の妻だった。彼女の背中の刺青が見たい……。その思いが頂点に達したとき、女性の腕を掴んでいた。無理矢理、服を脱がすと、そこに現れたのは……。新進気鋭の女流作家が魅せる被虐ロマン。
  • しばられ夫人
    -
    1巻110円 (税込)
    昭和19年、戦時中の日本。写真館を営む白木のもとに、里山にある富豪の御殿よりやってきた使いの男が、写真撮影の依頼に来る。白木は、病弱のために徴兵検査ではじかれた息子の浩成にその仕事を託す。迎えの馬車に揺られ、御殿へと向かった浩成が撮るように言われたものとは、なんと豪邸の主の妻・熔子のあられもない姿だった。天井の梁から吊された熔子は竹刀で痛めつけられ、身に着けた襦袢を乱し、辱められている。そんな写真を撮り続ける浩成。後日、現像した写真を届けるべく山中を歩いていた浩成の前に被写体となった熔子が現れ……。終焉に向かって繰り広げられる禁断の情交が淫靡に香る昭和エロス!!
  • 食卓の下の秘め事
    -
    1巻110円 (税込)
    あと数年で還暦を迎える貝原勇雄は、独り者の長男と次男夫婦と同居中である。次男の嫁・礼子は29歳で古典的な和風美人で性格も良く、料理も美味い。だが礼子は次男が単身赴任している間、長男の源太郎と淫らな関係に陥っていた。(もしや性欲が溜まっているのか?)そう思った勇雄は、礼子と二人きりで食事をしている時に、机の下から足を伸ばし、内腿をまさぐってみた。「……ンッ、フゥ」礼子は吐息混じりの声を漏らし、さらにこう続けた。「も……もっと。お義父様、奥まで……」
  • 尻マダム
    -
    1巻110円 (税込)
    「これから、ちょっと遊んでみませんか」45歳の板井一春は、最寄り駅近くの立ち飲み屋で小太りで品のある男にそう誘われた。円尾満男と名乗ったその男は60代前半。何でも人妻が身元のしっかりした男を探しているようで、円尾が信用のおける人物を選んでいるのだという。一春は結婚7年目。妻の沙貴は税理士で、帰りはいつも遅い。休日も仕事続きで、すれ違いの生活が続いていた。酔いに任せて、円尾の提案に乗ることにした。言われるがまま、連れて行かれたのはワンルームの暗い部屋。そこにはぼんやりと照らされた巨尻が浮かんでいた。寝台の上で四つん這いになっているらしい。上半身はカーテンで隠していて顔は見えない。緊張から震えている魅力的なヒップを撫で回すと、甘い香りが充満し、あそこからは糸を引くほど愛液が溢れてくる。「ンァーッ、だめ。本物をちょうだい」そう人妻に求められて……。
  • 白き肌の翳り
    -
    1巻110円 (税込)
    銀行員の龍一は就職して4年目。堅実な人生を送ってきたが、銀行と自宅の往復には刺激がなく、毎日がつまらない。そんなある日、帰り道で「絵画教室 初心者歓迎」という看板を見つけた。思い切ってインターホンを押すと、美しい女性が現れた。薄いガウンを着たそのグラマラスな女性は、体が成熟しているのにかかわらず、顔は若々しくて愛らしい。アンバランスで謎めいた魅力に惹かれ、龍一はその絵画教室に通い始めた。彼女の名前は由衣。絵画教室は夫の画家・澤村悠一郎が営んでいた。不思議と他に生徒はいなかった。ある日突然、由衣をモデルに絵を描くことを提案される。由衣は一糸まとわぬ姿で現れて……。
  • 女医・真結子 診てください
    -
    1巻770円 (税込)
    「医療道具は揃っていますよ……」 正体不明の老人たちが女医のからだに手をのばしてきて…… 母の再婚先の病院を急遽継ぐことになった真結子だが、遺産問題、開院準備があり、心細い状態にあった。その結果、義兄の資産家の友人に相談することになり、彼の豪邸を訪れたものの、閉じ込められてしまう。その夜から、好色な老紳士たちによる問診、触診や内診が始まって……。人気女流が羞恥の極みを描いた書き下ろし官能!
  • 情夜
    -
    賄い付きの下宿の大家さんはあまりにも艶やかな美女だった。下宿人の大学生は、美しき大家の色香に引き込まれていく。そんなある日、思わぬ光景を目にした大学生は……。(おこもり下宿) 「私の処女をもらってください」。登山者にそう呼び掛けてくる美女が、北関東の県境に位置する山に現れるという。その噂を追ったまま消息を絶った息子を探すため、男は噂の山を訪れた。山肌にできた亀裂を潜り抜けた先に出現した集落で、男は「娘の処女をもらっていただきたいんですが」という美しき母親と出会う。(メガミ山) どこか懐かしさの漂う光景の中で、繰り広げられるエロス。全七編、グググッとくる官能短編集。
  • 女子専ハイツ、湿潤…
    -
    1巻660円 (税込)
    大学を出たものの就職が決まらない春喜は、まずは、家賃の安い部屋に引っ越すことだった──。 一階の陽の当たらない角部屋。ところがそこからは、隣の女子専用のハイツが丸見え! 最悪の条件のはずが、最高の部屋になった! 春喜はたまらず、覗きに向かった……。 ハイツの大家の翠、幼稚園の先生・未知、踊りの名取りの容子、そして容子を口説こうと狙うレズビアンの珠希の姿などなど、彼女たちの性態、痴態が丸見え。 いつしか、春喜は彼女たちの旺盛な欲望に取り込まれていく。
  • その肌の温もりを
    5.0
    1巻110円 (税込)
    関戸隆正は56歳の万年係長。30年前に離婚してからは、1人寂しく一戸建てに住んでいる。再婚する予定もなく、相手もいなかった。別れた理由は浮気がバレたから。相手は庶務課にいた2つ年下の中込成美だった。彼女は小柄でほっそりしており、セミロングの黒髪。少し垂れ目でいつも愛想がよかった。ボディタッチが多く、媚びを含んだ瞳で見上げてくるので、妙に男心をくすぐるものがあった。男を渡り歩いているなんて悪い噂があとを絶たなかったが、実際の彼女は芯の強い女性だった。隆正は仲良くなるにつれて、本当の成美を知っているのは自分だけだと思い始め、本気で愛するようになる。とうとう一線を越えてしまう2人。優しいキス、大きな乳房、激しい愛撫、濡れた秘部。一夜の過ちを経て、隆正は離婚を決意するが、成美は突然姿を消してしまう。それから30年。突然、彼女の娘を名乗る女性から連絡が来て……。
  • 食べくらべ
    -
    遠方にもファンが多い評判の洋菓子店の新人パティシエ・犬飼正司は、お菓子を焼く匂いで幸福な気持ちになるという理由でこの仕事を選んだ。生まれつき嗅覚が鋭く、仕事の役に立つのだが、今、正司は悩まされていた。ある女性客の体から放たれる甘い匂いに下半身が反応してしまうのだ。好みの容姿というわけではないのに…。美女たちと若きパティシエのエロスの饗宴を描く官能ロマン!

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  • 父の遺した愛人
    -
    1巻110円 (税込)
    父が自分に遺書を残していた。都築一彦がそれを見たのは、四十九日法要の席だった。遺書には、たったひと言、この住所の場所をたずねるようにと書いてある。訪れた先で、父の愛人だった鈴枝が悲しみに暮れていた。父の面影を残す一彦の姿を見て、心を取り乱す鈴枝。いつしか二人はお互いの体を求めているのだった。しかし、まさに結ばれようとする瞬間、若い女が帰ってくる。娘と思われた彼女には、父と愛人の関係をひも解く謎が隠されていた。はたして彼女の正体とは?

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  • 月孕む女
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    欠けて、満ちた。それから・・・ 私の体は、何が欲しの・・・・・ 自分はまだ女だろうかー もう若くはない。そう自覚する女をかき乱したのは、故郷での不意の出会いだった。 心を埋めるには、肌を重ねるしかないのだろうか 二人の男との出会いは、何を見せるのかー
  • 月を抱く妻
    -
    建築家の水間鏡造は、運命的な出会いの末、美砂と結婚する。美砂の亡くなった前夫は気鋭の彫刻家だったが、その人気作「スフィンクス」は半裸の彼女に生き写しだった。美砂は彫像のモデルだったのだ。夫婦の営みのなかで性への奔放さを見せる美砂の姿と、スフィンクス像を重ね合わせ、不安を抱く鏡造。妄想は妻と前夫との過去へと膨らんでいく。人気官能作家の新境地!
  • 常ならぬ夜々
    -
    1巻682円 (税込)
    男と女を結ぶ縁が転がりだすと、性欲の縁も動きだす──。 父から受け継いだ洋食屋を、原価を無視し食材費にかけすぎたために潰した逸夫は、父の味のファンだったフードライターの沢味涼子に声をかけられた。 彼女が誘ったきたのは、クライアントの部屋で食事をつくるケータリングの仕事だった。 渋々はじめた仕事先で待っていたのは、性欲をもてあましている人妻だ。 次の仕事先のマンションでは、数十人が全裸になって求め合う妖しげな会場だった。 女性経験の少なかった逸夫は、五感すべてで女体を味わい、腕のいい料理人らしく欲望をあらわにしていった。
  • 妻のつとめ
    -
    宇根茉与子は33歳。4年前に結婚して、3歳の娘もいるが、20代は独身OLとして東京での一人暮らしを満喫していた。特に最後の3年間は妻子ある上司・井出とのセックスに溺れていた。彼は毎回、ホテルに入るなり、その場で茉与子を抱きしめ、口の中に舌を入れてくる。求められている喜びに、彼女は早くも股の辺りを湿らせる。ベッドに移動し、激しいクンニで絶頂を迎えると、今度はパイズリだ。そして、ショーツで手首を固定され、騎乗位で突かれると、茉与子は乱れに乱れた。しかし、井出の妻に不倫がバレて関係が終わりを迎えると、茉与子は退職して茨城の実家に戻った。そして、そこで知り合った工務店の社長と結婚したのだ。娘が生まれてから夫とはセックスレス状態。またあの頃のような快感を味わいたい。そんな思いでいたところ、誰かの視線を感じて……。

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  • 通夜妻
    4.0
    1巻110円 (税込)
    妻の父が亡くなり、通夜に出席した27歳の栗田太一。まだ40代前半の若さで未亡人になってしまった義母・奈津美を慰めながら、その日は一泊することにした。夜中、喉の渇きで目が覚めた太一は、台所へと足を運ぶ。すると、隣の部屋から明かりが漏れていた。何気なく覗いてみると、喪服姿のままの奈津美が夫の遺影の前に座り、おもむろに股間に手を伸ばして何やら悩ましげな声をあげていた。「アァァ、許してぇ、あなた」荒い呼吸を繰り返しながら、身を揺らしてオナニーに没頭する義母を目撃した太一は……。

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  • 天狗の魔羅
    -
    1巻110円 (税込)
    江戸時代も終わりの頃のこと。18歳のモヨは高尾山近くに住んでいた。肌が抜けるように白く、ぽっちゃりとして、目の大きなモヨはあたりでも評判の器量よし。性格はおっとりと素直で、子供っぽいところがあった。若い父の後妻が意地悪で、モヨは嫌な思いばかりしていた。我慢できずモヨは家出。あてどなく歩き続け、山道で迷子になってしまう。そこで突然、天狗のような大男に襲われて、誘拐された。気がつくと、そこは洞窟の中。さっきの大男は仁之助と名乗る。配下の者とこの洞窟に隠れ住んでいるという。最初は逃げだそうとしたモヨだったが、配下の者が生活物資や贅沢品を集めてくれ、「姫」と呼んでくれる生活をすっかり気に入った。とうとうある日、「仁之助様、私はここから帰りたくない」と宣言する。その言葉を聞いた仁之助が何も知らないうぶなモヨを「嫁にしたい」と言い始めた。そして、処女であるモヨの身体を開発していく。豊かな乳房を揉みしだかれ、陰部を舐め回されるモヨ。最初は恥ずかしがっていたが、いつしか愛液が溢れ、小水を吹き上げ、快感に目覚めた。仁之助は続いて嚥下を覚えさせると、とうとう男根を突き刺そうとするが、太すぎて入らず……。
  • 天使が濡れるまで
    5.0
    1巻110円 (税込)
    52歳の越田祐介はフリーの助監督。最近は仕事の依頼がまったく来なくなっていたが、いつ声がかかってもいいように、日払いのポスティングで生活費を稼いでいた。今日もポスティングに精を出して、高級住宅街を回っていると、植木の水やりの飛沫がかかり、チラシがずぶ濡れになってしまった。詫びに出てきた女性が、なぜか越田の顔をじっと見つめてくる。声をかけられて思い出した。彼女は元アイドルの清里南。20年ほど前、越田は彼女が主演したアイドル映画の助監督を務めたことがあったのだ。南は相変わらず童顔だったが、ワンピースから覗くスラリとした脚と豊かな巨乳が成熟を感じさせる。髪は背中まで伸びていて、前髪を眉元で揃えていた。二人はあの映画のリバイバル上映を一緒に観に行くことになった。上映中、突然南は手を握ってきた。それどころか、暗闇の中、越田のペニスに手を回し、フェラを始めて……。
  • 内緒の女
    -
    1巻110円 (税込)
    大学2年生の野崎純平は六本木のショーパブで働いている。ボーイの仕事をしながら、ショータイムの照明をこなす毎日は楽しかった。この店で働いている男性は純平だけ。周りには様々なタイプの女性がいたが、年上が好きな純平のお気に入りは30代前半の人妻・千里だった。彼女は純平と同時期に店に入ったホステス兼ダンサー。ウェーブした髪は肩まであって、大きな目とスッキリとした鼻筋、ぽってりとした唇には気品があった。服を着ている時は上品な奥様なのに、着替えるときに見せる白い肌は、ゾクリとするような色気がある。こっちの気持ちを知ってか知らずか、千里は何かと誘惑してくる。目の前で着替えたり、ボディクリームを塗らせたり、パンティからヘアがはみ出てないかチェックさせたり……。そして、とうとう誘われるまま彼女の家に行くと、浴室で……。
  • 七色の笑み
    -
    別荘地の洋館に六人の男たちが集まった。一人の女性ノエミの死を悼む彼らの口からぽつぽつと語られた彼女との赤裸々な性交体験。そこでわかったのは、一人の女性にしてあまりにも異なる「顔」だった。年上の男性にいたぶられる「顔」、純情な婚約者としての「顔」、淫乱な家庭教師……。そして、物語は衝撃のラストシーンへ。もはや官能小説を超えた著者の会心作!
  • 蛞蝓がたり
    -
    1巻110円 (税込)
    桃地一郎は65歳の元教師。元教え子の羽衣子から誘いの手紙が届き、民話の語り聞かせと思わしき会に参加する。会場の旅館を訪問すると驚愕した。怪談を聞かせながら複数の男女による乱交が行われていたのだ。桃地も衝動に駆られてそこに加わるが、「女に取り出してもらわない限り、男は自ら一物を露出してはいけない」という独自のルールに抵触し、別の部屋に連れ出される。そこに、30歳となった羽衣子が現れた。彫りの深い男前だった顔だちは、三十過ぎの照りが生まれ、程よい化粧と結い髪で、女の色香を漂わせている。しなやかな肢体は学生時代と変わらずに、腰まわりの厚みがムンッと増していた。着物姿で、豊かな黒髪を結い上げ、白いうなじが襟から覗いている。羽衣子は実にいい女になっていた。桃地は一旦静まった欲望が爆発し、嫌がる彼女に襲いかかると……。

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  • 西村春海画集「着物」
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    着物美人の光と影…日本女性の究極の美を表現!  妖艶、華麗、悲哀、可憐、情欲。“女”のすべてがここにある。さまざまな表情を浮かべる女体と着物。日本人の美しさを描いた、珠玉の55点を収録。  絵画だからこそできた美の表現がここにある。 ●西村春海(にしむら・しゅんかい) 1949年、青森県生まれ。画家を目指して大学半ばで上京。1984年に「スポーツニッポン」で笹沢佐保『華やかな鬼気』に挿絵執筆を期に、数多くの新聞・雑誌で連載小説の挿絵を手がける。1996年には、CD-ROM画集『春海』『春海II』を出版。ロイヤルサロン銀座他にて個展を20数回開催している。日本出版美術家連盟元理事長。日本文芸家クラブ大賞出版美術賞、日刊現代挿絵賞を受賞。 SHUNKAI ART WORKS “Kimono” The dark and light side of beauty in kimono. Expressing extreme beauty of Japanese woman ! Coquetry, gorgeousness, sorrow, purity, passion. Here is everything about “woman”. Body of woman and kimono making various faces. Here includes excellent 55 pieces of Japanese beauty. Only drawing can express this beauty. ●Syunkai Nishimura He was born in 1949 in Aomori prefecture. He went to Tokyo to be a painter after he left university. Later, he drew illustrations for a novel “Bright Evil” by Saho Sasazawa in the newspaper, “Sports Nippon”. He has worked on many running stories in both newspapers and magazines. In 1996, he released the CD-ROM art book, “Shunkai” and “ShunkaiII”. He exhibited his work two dozen times at Royalsalon-Ginza. Administrative director of Japan Publishing Artist Federation. He has been awarded grand prizes by the Japan Writer’s club, Publishing Art and was awarded a prize for illustration from Nikkan Gendai.
  • 人形と呼ばれた女~昭和売防法前夜~
    -
    1巻110円 (税込)
    子供の頃から富美子は「可愛い」「美人だ」と言われて育ってきた。しかし、父が大病を患ったことで家庭はつまずいてしまう。そして、いつしか借金まみれになり、昭和31年、17歳で吉原に売られてしまった。半年間、遊郭で雑用係と重宝され、18歳になった富美子。華奢だった体も胸が膨らみ、全体に丸みを帯びて女性らしくなった。だが、吉原に激震が走る。売春法が施行され、遊郭が禁止になるという噂で持ちきりに。富美子は処女のまま、妾として売られることになった。売り物として5人の客の前に通された富美子。服を脱がされ、乳房をさらされ、M字開脚のまま様々な体位を模したあられもない格好を強要される。そのまま秘部をいじられると、味わったことのない快楽に襲われ、思わず身もだえてしまい……。
  • ぬば玉を抱く女―妖艶な未亡人―
    4.0
    1巻110円 (税込)
    50代後半の糸川継春は、友人恩田重夫の葬式に出席していた。彼には、30歳年下の再婚した若妻がいた。年上の男の家庭を壊すのはどんな女なのだろうか。焼香がはじまったとき、喪服を着ていながら場違いな華やかさを持つ女を見つける。式から数日後、その女が糸川のもとを訪ねてきた。亡き夫の形見をもらってほしいと古伊万里の壺を持ってきたのだ。この若後家をモノにしたい! 糸川の心は昂っていく……。

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  • 濡れ羽烏
    -
    1巻110円 (税込)
    茂森陶子は三十路を前に演技派女優へと転身しようとしていた。その転機となるはずの映画『心中 濡れ羽烏の段』で遊女フサ役を演じるが、監督の金子鉄男からは、連日罵倒されている。さらには、濡れ場の場面で伸ばした腋毛を見せろと言われ、彼女は途方に暮れる。だが、自分の思い描く映画を撮りたいという監督の熱く純粋な思いを身にしみて感じてきた陶子は、次第に女優魂に目覚め、件の濡れ場シーンを見事に演じきる。体は男優にまさぐられ、熱っぽいセリフを吐き出しながらも、陶子の潤みきった目は監督だけに注がれていた……。

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  • 濡れ牡丹
    -
    1巻110円 (税込)
    ある日、次男と結婚の約束をしたという女、早苗が家にやってくる。しかし次男には妻子があり、彼女は騙されているのだった。仕事も辞め、アパートも引き払って行き場がないと聞いて気の毒に思った潔治は、しばらく同じ屋根の下で、娘ほども歳の離れた早苗と暮らすことになる。すでに男としての機能が終焉に向かいつつある潔治だったが、風呂場の擦りガラスを通して見える若く豊満な女体にたまらず覗き見をしてしまう。だが、そのことが彼女にばれてしまい…。その後、早苗がとった驚きの行動とは!?
  • 寝取り返し
    -
    1巻110円 (税込)
    間壁継男は大学卒業後、関西方面に就職。30代半ばまで過ごしたが、会社が東京支社を設けたのをキッカケに関東圏に戻っていた。そこで、就職の世話をしてくれた山岳部の先輩・二ノ宮元の自宅を訪問する。二ノ宮は2年前に山で遭難して亡くなっており、線香を上げようと考えたのだ。42歳の未亡人・真央が応対してくれた。彼女は喪服姿でよく似合っていた。首筋がすらりとして、面長で鼻筋が通っている。大きな目は優しげで、柔らかい印象を与える。長い黒髪は綺麗に結い上げていて、喪服のせいだろうか、うなじの白さが眩しいほどに目立っていた。誘われるがままに手料理をご馳走になり、家に泊めてもらうことなった継男。その夜、仏壇の前で真央が淫らな姿になってオナニーしているのを目撃する。「私のここを誰かに、目茶苦茶にされたい。あなた」。そんな声を聞いた継男は……。
  • のぞかれちゃった
    -
    1巻682円 (税込)
    いい舞台をつくりたい――。 インタビューで耳障りのいい言葉を語る俳優や演出家は、その想いを純粋に具現化しようとしているのか。 外からではわからない公演中の舞台人たちの思惑と淫欲を、細部にいたるまで見事に描ききった。今そこで舞台が開演しているよう。 風俗嬢ばりに体を利用する女優、演出家の色欲、無能ぶりをあぶり出した、赤裸々過ぎる問題作!
  • 花街の女
    -
    1巻110円 (税込)
    38歳の丸城戸巌夫は生まれながらの小心者だった。会社で部下と揉めてもいつも自分から謝ってしまう。妻が浮気したと知っても怒ることすらできない。妻への当てつけもあり、勝手に有休を取った厳夫は、傷心を癒そうとひとり旅に行く。初めて乗った北陸新幹線に揺られて一路金沢へ。古びた街並みに心を癒されていると、三十路前後と思わしき美女・さくらと出会う。透き通るような白い肌と面長の顔が印象的で、一重まぶたが涼しげだ。どぎまぎしながらも、誘われるがまま彼女の茶屋に行く厳夫。優しい言葉をかけられて、全てを打ち明けるが、さくらは黙って聞いてくれた。それどころか、「傷ついた心は、早く癒やしたほうがいいんです」と自ら帯をほどき、着物をはだけさせ……。
  • 花酔い
    5.0
    フリーのメイクアップ・アーティスト黒地渉。彼にメイクを施された女たちは、厚く身に纏った心の鎧を脱ぎ捨て、本当の自分をさらけ出す。雑誌編集者、新進女優、主婦、美術館学芸員、祇園の女将……その肌に渉のしなやかな指が触れるとき、彼女たちは今まで経験したことのない官能の悦びに目覚めていき……。女の肉体の深奥に潜む欲望を濃密に描き出す官能連作集。
  • 花嫁は義理の妹
    -
    1巻110円 (税込)
    50歳半ばの近田徳夫は、妻の朱枝と夜の営みが無くなってから5年ほど経っていた。とある友人の息子の結婚式に出席したときのこと。新婦・紅子の顔を見て、徳夫は思わず声をあげそうになる。妻の若い頃にそっくりだったのだ。調べてみると、紅子は疎遠になっていた妻の義理の妹と判明。そして、ひょんなことから紅子が居候することになる。若かりし妻を思い、紅子が下の階にいると分かって妻と絡む徳夫。久しぶりの快感に興奮するも、これが紅子だったら、という思いも頭をよぎる。そんな中、妻から離婚届けを渡されて……。
  • はみキン
    -
    1巻110円 (税込)
    免許を取ったばかりの広行は、教習所で運転を教えてもらった30代半ばの人妻教官・未知のことを忘れられずにいた。くっきりとした目鼻立ちやスカートから覗く太股に目を奪われ、全く運転に集中できなかった思い出がある。ある日、街なかで未知を見かけた広行は、思わず彼女に声をかける。未知の車に乗せられそのままドライブへ。ところが、向かった先はなんとラブホテル。「教習所に通っていた時から、あなたに目をつけてたの……」そう告白した未知は、一糸まとわぬ姿で広行の前に立ち……。
  • 春の老達者
    -
    1巻110円 (税込)
    「駄目なんです。私、一度も」会社の同僚との結婚を3ヵ月後に控えた越智成美は、心の内に「イッたことのない」という悩みを抱えていた。気を紛らわそうと、「お茶のお点前(てまえ)を教えてあげる」という叔母の家を訪ねる。と、そこには性欲など枯れ果てたような見知らぬ老人・源田清が待ち構えていた。悩みを告白する成美。それを聞いた清は「なら、わたしで試してみないかい?」と提案する。半ば強引に両足首を掴んでオ○ンコをマジマジと見つめると、成美のクリトリスに舌をはわせる。春浅い茶室の畳は、しだいに汗と熱気とが染み込んでいき、感じてしまった成美からピチュピチュと愛液が漏れてきて……。
  • 人妻観音
    -
    1巻110円 (税込)
    28歳の帰島貴依はJカップの巨乳。男性が自分の胸ばかりに興味を持つ巨乳の宿命に悩んでいた。目立たないように、いつも黒か紺のリクルートスーツのような地味な服装で、下着も飾りのない機能的なものばかり身に付けている。それでも周りの男性はその巨乳ばかりに心を惹かれていく。2年前から関係のある57歳の上司・酒巻宗一もそうだった。初めて強引に誘われた時も胸を揉みしだかれ、パイズリを求められ、気持ちは白けてしまった。「おっぱいじゃなくて、私を見て」。そんな気持ちとは裏腹に、自分から挿入を求めると、Jカップのおっぱいを揺らしながら騎乗位でまたがり、イキまくってしまった。その後も酒巻との関係は続いたが、2年後、別の男性と結婚することになり……。
  • 人妻ケンネル
    3.0
    1巻110円 (税込)
    20代半ばの追坂毬夫は、なかなか仕事が見つからずに困っていた。そんな中、<犬の世話募集>の新聞広告を見つけた。応募してみるとさっそく面接に来てくれという。ところが向かった先は偶然にも、高校時代の甘酸っぱい思い出の相手・蔦林夢子の家であった。彼女とはこの家で淫らな行為に耽っていた。そんな淡い記憶を懐かしんでいると、香と名乗る美熟女が出迎えた。当時、結局会えずに終わったのだが、おそらくこの人が夢子の母親なのだろう。緊張しながら面接を受ける毬夫に対し、香はいきなり服を脱ぎだして……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 人妻山脈
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    新婚夫婦の横舘幸次と千波美は、ご近所の面々に誘われ親睦のキャンプに出る。同行するのは押しの強い黒塚と奔放な妻の絵美子、年配で温厚な寺内と、その若妻の良子。六人は和気あいあいとキャンプを楽しむが、夜が訪れるや、幸次の目の前で彼らは淫行に耽りはじめてしまい――!? 絵美子は夫に突かれながら幸次の股間をしゃぶり、良子はおののきながらも快楽に悶える。そして幸次の最愛の妻の千波美までが、寺内と黒塚に見られながら熟れた肉体を喜悦に震わせていた。 「今回のキャンプにはね、実は隠された目的があったんだ…」 そう耳打ちされた幸次は、妻とともに淫らな饗宴へ踏み込み、さらに思わぬ人物も加わり、キャンプの夜は淫蕩さを増して!? 人里離れた山々に人妻の淫声がこだまする。気鋭が描く群像人妻ロマン!
  • 火の花
    -
    1巻110円 (税込)
    紀子は竹工芸で名を馳せた父を持つ33歳の人妻。父の弟子・蒼馬を探して、鎌倉までやってきた。昔、紀子は父に師事していた蒼馬にずっと片思いをしていた。しかし、5年前に彼は突然姿を消す。その後、両親に勧められるままに他の男と結婚したが、紀子はずっと蒼馬を忘れられずにいる。1年半ほど前から蒼馬の居場所をインターネットで調べるようになり、3ヵ月ほど前に鎌倉で工房を持っていることを知り、旦那の海外出張に合わせて訪問することにした。突然の出来事に驚いた様子の蒼馬に対し、紀子は自分の思いの丈をぶつける。「一度でいいから……本当に好きな人に抱かれてみたい」熱い言葉を聞いて、雄になった彼はまるで獣のように紀子に襲いかかってきた。乳房を乱暴に揉みしだくと、シャワーを浴びていない彼女のあそこを舐め回す。強引さと優しさが同居した愛撫に、紀子はイッてしまい……。
  • 紐

    -
    1巻110円 (税込)
    悠里はざわめく心を抑えながら京都にいた。15年前に別れた男・宮井雅寛と再会するためである。当時、2歳年上の雅寛は同じ会社で働いており、同僚に隠れて付き合っていた。しかし、彼は実家の家業を継ぐため京都に戻り、それをキッカケに別れてしまった。一緒に来てくれと言われたが、悠里はまだ24歳で、京都で姑と暮らすことを考えると気が重かったのだ。その後、悠里は別の男と結婚し、今は幸せな生活を送っている。しかしここ数年、不思議と雅寛のことを思い出し、会いたい気持ちが募る一方だった。おそらくその理由は、最後に雅寛としたセックスのアブノーマルな快楽が忘れられないからで……。
  • 美熟女、恥じらいのコスプレ
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    雨宮慶・真島雄二・庵乃音人・宝生マナブ・小玉二三という5人の人気作家による、「コスプレ」をテーマにした官能エロスを、1つにまとめた短編集! 三十路を迎えた独身OLが、仕事場で上司との不倫セックスに溺れる『オフィスの淫花』、亡き妻の面影を残す娘に浴衣を着せ、禁断の愛を求める『父と娘―禁断の夏祭り―』、入院中に知り合ったバツイチのナースと、ねんごろの関係になる『白い邪欲』、美大に通う苦学生が、着物姿の資産家夫人をモデルに絵を描いているうちに……『蛇打つ家』、アダルトショップで働いていると、元担任教師が客としてやってきてコスプレ衣装を購入し……『コスプレ、あります』、の全5編を収録。コスプレ好きは必読です!!
  • 美熟女、蜜悦の出逢い
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    自分もいつか、運命の赤い糸で結ばれた人と出逢う日が来る……。平凡な日常に不満を覚えている人は、きっとどこか頭の中でこのような期待を抱いていることでしょう。今回のオススメパック『美熟女、蜜悦の出逢い』は、そんな男と女の「運命的な出逢い」をテーマに、5作品の官能ストーリーをまとめてみました。アナタの妄想が描かれているかもしれませんよ!? ※収録作品『段ボールの寝室―人妻の淫らな一夜―』(柏木春人著)、『好餌―黒い下着の誘惑―』(雨宮慶著)、『美味しい身体』(真島雄二著)、『セックス教習所』(宝生マナブ著)、『艶歌に濡れて』(小玉二三著)。
  • 美人妻、火照る柔肌
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    寒い季節は何かと人肌恋しいもの。それは人妻だって同じです。理由もなく身体が火照り、つい卑猥なことを……そんな内容の絶賛配信中作品を1本のアンソロジーにまとめてみました。不倫相手の子供を作ろうと、夫とのセックスを再開し偽装工作を計り……『背徳の宴』(庵乃音人著)、恋人の母親から呼び出され、魅惑の特訓を受けてしまい……『雪ひとづま』(橘真児著)、フェラチオ嫌いの妻のため、親友が一肌脱いで……『悦楽交差点』(室伏彩生著)、友人と待ち合わせるはずが、イケメン男とホテルへ行き……『雪が消したもの―人妻とラブホテル―』(丸茂ジュン著)、昔の恋人の田舎を訪れると、淫らな性の儀式を受けてしまい……『冬の性秘儀の夜』(小玉二三著)、の5作品を収録。名付けて『美人妻、火照る柔肌』は、この時季にオススメですよ!
  • 美人家主と二人の男
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    1巻660円 (税込)
    妻を亡くし、ある貸家に20年間住んでいる、62歳の誠太郎。同じ敷地内に家主の家があり、そこの一人娘の美鈴が、夫と共に帰ってきた。母親の代わりに大家業をやるためである。子供の頃とは違い、大人の雰囲気と色香を感じさせるようになった美鈴に心穏やかでない誠太郎。一方、もう一軒の貸家に若い男が越してきて……。 女流による書下し回春官能。

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  • 襖の向こうで
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    1巻110円 (税込)
    26歳の温田冷子は、いくら男性と付き合っても満足できなかった。同性しか愛せないと悟った彼女は「お姉ちゃんがずっと欲しかった」と甘えてくる親友の綿貫久実に恋心を募らせてきた。しかし、久実が結婚して失恋。それからは距離を取ってきた。ある時、そんな久実から温泉旅行に誘われる。そこで彼女は宿に有名あん摩師・手束を呼び、快感マッサージを受け出した。愛した女性の悶える姿を見た冷子は、我慢できず自分のアソコに手を回し、オナニーをして果ててしまう。全てが済んだ後、久実を「はしたない」と責める。それから数ヵ月後。仲直りしたいと久実に誘われた温泉を訪れた冷子の前に、あの手束が姿を現した。そして、冷子は男の手による本当の快感を全身で味わうことになり……。
  • 文読む女
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    1巻110円 (税込)
    悦司は、白内障のせいで好きだった読書ができなくなっていた。ある日、ボランティアの静香の声に引かれた悦司は彼女に朗読を頼むが、静香が途惑いながら朗読したものは、30年前に悦司が好きだった光子を思って書いた『官能小説』だった。1週間後、静香は突然尋ねてくると、古びた赤い手帳を取り出し朗読をし始める。それは、光子が悦司を思って書いた日記だった。あの時の光子の思いを知った悦司に静香のとった行動は……。幻想的な文体で描かれるノスタルジー性愛小説の決定版!

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  • 冬の性秘儀の夜
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    1巻110円 (税込)
    魚住那美が降り立ったのは、北の海に面した町だった。三十路を目前にした彼女は、昔つき合っていた首藤昇の生まれた地を訪れたかったのだ。彼は漁師として海で亡くなっていた。生前、昇は「二月礼者」という村の習わしを那美に語っていた。海で死んだ男の妻や恋人が、二月の寒い夜に海に面した岩山にある神社の社の中で、男たちと一晩中交わるという。赤い蝋燭が灯るのがそのきっかけだと。導かれるように社に向かう那美。赤い蝋燭に照らされ待っていたのは、なんと昇の父と二人の男だった!

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  • 蛇打つ家
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    1巻110円 (税込)
    長沼智太郎は、美大に通う苦学生。親からの仕送りで生活をしているが、家業が傾き送金できないとの連絡が来る。准教授の古橋に勧められ、資金援助してくれる資産家の家を訪ねたところ、四十路で美貌と包容力を兼ね備えた菱尾美真が待っていた。その美しさを作品として半永久的に留めておきたいと渇望する智太郎。さっそくモデルとして絵を描くのだが、熟女の魅力に邪ま欲望を抱いてしまう。すると、描いた絵を見て美真が「私を見て、そして興奮して描いてほしいの……」と語りかけてきた……!
  • 真夏の未亡人
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    1巻110円 (税込)
    あと1年で還暦を迎える一彦は定年退職が迫る中、再就職のあてもなく、年老いた母の介護にも疲れ、途方に暮れていた。そしてある日、何かに導かれるようにして山へと登り始めた一彦は、長年不倫関係にあった小世子との思い出に浸りながら、山肌に足跡を残していく。すべてはうまくいくはずだった……。時間が経ちそれぞれの子供が独立したら、ふたりで新しい家庭を築こうと、不倫の果ての幸せを思い描いていたのだ。だが、ふたりの関係が互いの家庭にばれ、一彦の計画は音を立ててくずれていった……。山で出会った陽子という女性に、小世子の存在を重ねる一彦。そしてクライマックスで明らかになる衝撃の事実に、一彦がとった行動とは!?

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  • 魔乳のとりこ
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    鯉沼正は75歳。妻は5年前に他界し、一人娘は地方で家庭を持っていて、今は一人寂しい隠居暮らしをしていた。父親が死んだ時に譲り受けた土地を活用して貸家を建てたが、築30年以上過ぎて、長らくぼろ屋は空き家だった。そんな家に追川伊久男という60代半ばの男が越してくる。彼の元へは、娘の仁奈子がよく訪ねてきていた。ある日、雨上がりの夜明けに、神社の境内で彼女が座り込んでいるのを発見する。喧嘩したのか、追川の家には戻りたくないという。正は仕方なく自宅に招き入れた。全身はまだ乾かず濡れている。化粧っけもなく、膝丈のベージュ色のスカートからは素脚が覗いている。ふっくらとした頬に、切れ長な目。唇はぽてっと中心が膨らんでいた。ノースリーブを着た仁奈子の両脇から乳房がはみ出していて、どうしても目が向いてしまう。その巨乳に魅了された正は……。

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  • マラが鬼
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    榎木直太は37歳。過去に何人かの女性と付き合ってきたが、必ず何回か肉体関係を持つと、決まって直太のもとを去ってしまう。ずっと不思議に思ってきた。ある日、75歳の父親が骨折したと聞き、実家を訪れる。2年前に母が亡くなり、今は独り身のはずが、見知らぬ女性が出迎えてくれた。彼女は元介護師の綿貫優美。母親も世話になっていたという。40歳は過ぎていて、子供もいるようだが、ニコニコしていて、感じがいい。クリッと丸い目が可愛く、低めの鼻は愛嬌がある。白髪隠しのためか、髪は明るく染めているが、口調も物腰もキビキビとキレがあるので、とても若々しい。翌日、風呂場で父が優美を愛撫する姿を目撃してしまった直太。人妻の熟れた体を想像して、たまらずオナニーにふける。そこに突然優美がやってきた。「ねぇ、私にもやらせてくれる?」。彼女は直太のペニスに執着してきて……。

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  • 民泊 未亡人の宿にて
    -
    1巻110円 (税込)
    江戸幽一は62歳。このまま老いていくのはまずいと、一眼レフカメラをお供に、気ままなひとり旅に繰り出した。目的地は鬼怒川。初秋の風景でも撮ろうと、特急列車に乗り込む。車内でカメラを触っていると、間違えてシャッターを押してしまい、隣の座席の女性を撮影してしまう。それをキッカケにいろいろと話をするようになった。彼女の名は成平奈美。42歳の未亡人だ。顔も体もふっくらと白く、髪型は軽やかなセミショート。丸い目が印象的だ。そんな愛嬌に満ちた容貌が、シャッターの音を聞いた瞬間、とろけるように緩んだのが妙に妖艶で、幽一はドキリとした。奈美の亡き夫はいわゆる撮り鉄。彼女は以前、車内販売のパーサーをしていて、写真が縁で知り合ったらしい。偶然が重なり、彼女の家に泊まることになる。奈美は亡き夫に変わった性癖をしつけられていて、カメラで撮影されると淫乱になり……。

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  • 結ばれるふたり
    4.0
    1巻110円 (税込)
    肇は親戚の結婚式で、久しぶりに弟の嫁・紗也子と再会した。彼女は弟よりも18歳年下の30代。とろりとした鴇色の京友禅を着こなしていて、今日集まった列席者の誰よりも美しい。涼やかな一重まぶたにぽってりとした厚い唇が妙に色気があり、小さな頭からすんなり伸びた首は細く、身体つきは華奢なのに、バストやヒップの張り出しは着物の上からでもわかるほどに肉感的だった。しかし、どこか元気がない。どうやら弟の浮気が原因らしい。肇には妻の男性関係のせいで離婚を余儀なくされた経験があり、紗也子の気持ちが痛いほどわかった。「夫が、お義兄さんのように優しい人だったら……」そんな言葉を口にした紗也子を抱きしめたい衝動にかられる肇。何とか気持ちを抑えるべく、トイレに逃げ込む。が、紗也子はトイレの中に押し入ってきて、いきなり唇を重ねてきた。肇も欲望が爆発し、2人は個室へ。紗也子は着物の中に手を差し入れると彼女は下着をつけておらず、クリトリスに触れると敏感に反応して……。
  • 娘~甚五郎魔羅を巡って~
    -
    1巻110円 (税込)
    65歳の若松一城は幸せを実感した。娘の愛と15年ぶりに再会したのだ。別れた妻の死を報告に来た娘は21歳の家庭的な女になっていた。面長の目鼻立ちのはっきりした顔だちで、長い髪は明るい色に染められ、伸ばした爪をピンク色に塗っている。時折見せる笑顔は色気と愛らしさがないまぜになっていた。最初は1日だけ泊まっていくと言っていた愛に、一城は正月まで一緒に過ごそうと提案。久しぶりに親子水入らずの時間を得た。しかし、愛には男の影がちらつき、ある日、自宅に若い男を招き入れ、隠れて愛し合っている姿を目撃してしまう。翌日、一城は愛を土蔵に連れていく。そこで愛は張り型を見つけ、異様な興味を持った。江戸時代の名工が作った可能性があるらしい。「本物かどうか、そこが大切。今夜、私が鑑定しますから」。そう宣言した愛の部屋からあえぎ声が聞こえてきて……。
  • むつごと秘宝館
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    相模湾にぽっかりと浮かぶ秘宝島は、不倫カップルがお忍びで訪ねるという小さな離島。ここを訪ねたのが、養殖鰻の営業マンの園浦礼太郎だ。 営業活動に精をだそうとしたが、折からの不況でホテルは軒並み閉鎖されていた。そんななかで、猛烈に惹かれたのが、営業を止めて久しい秘宝館だった。 礼太郎は本来の営業活動そっちのけで、秘宝館の営業再開のためにためにのために尽力する。 彼のそんな姿を見ていた島の女性たちは、彼に近づいていくが……。 大人の期待がふんだんに盛り込まれた官能ファンタジー!
  • 紫に茂る
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    村崎繁は34歳。妻の未咲が出産し、数日間、産院に近い妻の実家に泊まることになった。妻の母である49歳の咲子は、夫を亡くしてから1人で農園を切り盛りしている。未咲は柔らかで丸みのある容貌をしているが、咲子は彫りの深い顔だちで、目は大きく、高く尖った鼻が印象的。美人だが、それゆえ威圧感が強かった。繁はその日の夜、藤の花が咲き誇る中、野外で咲子が老人2人と絡み合っている姿を目撃した。昼間と同じポニーテールのまま、上半身は下着のみ。ブラジャーの両カップを乳の付け根まで下げて、二つの乳房が露出している。かなりの巨乳だが、張りを失い、垂れ気味だ。下半身は、黒いズボンとショーツを足首まで下ろしてしまっている。背後から1人に突かれ、もう1人の肉棒をくわえる義母を見て、激しい興奮を覚えた繁は……。

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  • もっと深く
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    1巻110円 (税込)
    夫が他界して1年。紗月は夏の終わりを感じながら、火照る体を持て余していた。一回り年上の夫は、ガンになり短い入院で逝ってしまった。結婚当初は夜の営みも頻繁だったが、時間が経つにつれて回数は減り、自分で自分を慰めるばかり。28歳で結婚して以来、夫以外の男を知らない紗月は、もう肉茎で貫いてもらう快感は味わえないと思って悶えていた。欲求は溜まる一方で、オナニーに明け暮れる毎日。それでも肉の渇きは癒えず、とうとう結婚前に付き合っていた紺野に十数年ぶりに連絡を取る。彼はすぐに会ってくれた。亡き夫への追憶を感じながらも、紺野の強引な責めにすぐ身を委ねる紗月。昔よりも色っぽい声が出て、濡れやすくなっている自分に気付くのだった。割れ目はちゅぷちゅぷとイヤらしい音を出しはじめ、触られただけでイッてしまった紗月は……。
  • ももいろ温泉郷
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    駆け出しのフリーライター奥修司が編集プロダクションの美人社長から依頼を受けたのは、文豪・大谷春光の傑作短編「鬼こもる宿」の舞台がはたしてどこなのかを探すことだった。 ここではないかと当たりをつけた東北の温泉地を目指した。一軒目の老舗旅館では老女将と美人の娘が待っていたが、そこにはこの仕事を依頼したた美人社長がやってきて誘ってきた。 はたして、温泉宿を探し当てることができるのか。出会う温泉宿の女将たちのイロイロなもてなしに、ライターの奥は耽溺するのだった。 男の妄想を具現化した、まさしく桃源郷のような官能長編!
  • 雪の宿~雪肌の人妻~
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    1巻110円 (税込)
    50歳近い小野寺は定年後の趣味を見つけようと、カルチャーセンターの朗読講座に通い始めた。そこで、恭子と出会う。その時、彼女はヒールの音をさせながら、遅れて部屋に入ってきた。見た目は30代前半ぐらい。肩にかかった艶やかな黒髪は知性を感じさせるが、おっとりと優しい空気が漂っている。表情はどこか寂しげだった。誰もが認めるほどの美人ではなく、地味で慎ましいタイプだが、何よりその湿った声が魅力的で、淫らな響きがあった。ベッドの上であえぐ声を聞いてみたい。小野寺は恭子に惹かれていく。そして、人妻だと知りながらも声をかけ、食事をするようになった。文学の話から金沢旅行に誘い、雪の降る古都へ旅することに。着いた時は雪が降っていなかったが、あっと言う間に街は白く染まる。近くの武家屋敷まで散歩することにしたが、身体が芯まで冷えてしまい、2人は温泉宿へ……。
  • 夜蝉(よぜみ)に乱れて
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    水泳選手として将来を嘱望(しょくぼう)される青年・憲一(けんいち)は、隣家に住む同級生の美少女・愛由子(あゆこ)に恋心を抱いていた。ある日、愛由子の父が再婚する。清楚さと妖艶さを併(あわ)せ持つその若妻・博美(ひろみ)に魅了される憲一。そして大人の女へと成熟した愛由子との思いがけない一夜……。夏の濃密な空気のなか、汗ばむ肌と蝉の鳴き声が、青年と二人の美女を性の坩堝へと追い立てる傑作官能小説。
  • 嫁の尻拭き草
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    和子と夫の岩下修は28歳。大学を中退して、詩を書いていた和子と美大生の修は3年前に結婚。卒業後も修は絵を描き続け、それを和子がアルバイトで支えていた。杉並区松ノ木のアパートで暮らすのは裕福とは言えなかったが、友人たちと酒を飲み交わしたり、芸術論を戦わせたりする毎日は充実していた。そんなある日、修の父・岩下武雄が訪ねてきた。修の姉が駆け落ちしたため、跡取りがおらず、田舎に戻ってきてほしいという。帰っても生活は変えなくてよく、アトリエも作ると約束してくれた。提案に乗り、2人は田舎に移り住んだが、状況は一変した。修はアトリエにこもりきり。田畑や農家ばかりの田舎には文化的な要素はまったくなく、和子は酒ばかり飲むようになり、修との間にも溝ができる。そんな時、和子は厚い胸板を持つ義父の武雄に惹かる。彼の目を意識しながらオナニーに興じると……。

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  • よろめき…
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    1巻660円 (税込)
    57歳で亡くなった旧友・恩田の告別式に出席した糸川は、年の離れた後妻・加世美の美しさに目を奪われる。「形見分け」を機に接近していく二人だが、恩田が彼女の家で目にしたものは?──若い未亡人の奥に秘められた欲望を描く「ぬば玉を抱く女」他、人妻たちの揺れる心と「女」の部分を官能色豊かに描き出した、今話題の女流作家による傑作短編集!

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  • 老人探偵団―魔乳の館―
    5.0
    1巻110円 (税込)
    松之木守は62歳。定年後に夢の田舎暮らしをしようと中古物件を見つけ、妻とともにこの町に引っ越してきた。再就職を希望したものの、田舎に仕事はなく、シルバー人材派遣に登録し、単純労働に精を出している。決して多額ではないが、給料を手にすると、アルバイトに勤しんだ学生時代に戻ったような清々しい気分になった。仕事を通じて同世代の友人もできた。その1人、柚津勇に呼び出されて、廃屋を訪れると、お多福の面をつけ、縛られて、天井から吊される女性の裸体が。30歳前後とおぼしき女性で、大事な部分があらわになっており、豊満な乳房からは母乳がしたたり落ちている。もう1人の友人、桑原誠が置かれていたバイブであそこを責めると、その女は腰を揺すって催促してくるという。最初は及び腰だった松之木も加わって3人で愛撫を続けるが、この裏側にはとんでもない秘密が隠されていて……。
  • ロマンチック火遊び
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    1巻110円 (税込)
    園宮絵里子は28歳。昼は商事会社の受付け窓口で働き、夜は銀座のクラブで、週二回ほど気ままにアルバイトをしている。学生時代から付き合っていた夫と結婚したが、2年前に向こうの不倫がキッカケで別居。相手が同じ大学の同じサークルにいた女だっただけに許せなかった。そして、やっと向こうが離婚に応じてくれることに。開放感と一抹の寂しさを覚えた絵里子は、70歳の資産家・藤村市太郎から10日間の海外旅行に誘われる。彼はインターナショナル工業の大株主で、株の運用だけで資産を成している『三興』の会長だった。悪い噂をよく耳にしたが、60万円近くの旅行費をポンと出してくれるという。離婚の踏ん切りを付けるためにも、気軽に応じた絵里子。しかし、旅先での市太郎の態度はひどく、すぐに周りからひんしゅくを買い始める。その矛先は絵里子にも向き、部屋は別々という約束だったのに、バスルームで背中を流すように言ってきた。さらに、パイズリやフェラチオまで強要してきて……。

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