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-「品性を第一資本とし、金を第二資本とす」。道徳経済一体思想を説いた偉人の箴言集! 「専門家によると、『三方よし』という表現を実質的に提示したのは、総合人間学『モラロジー(道徳科学)』の創建者・廣池千九郎(法学博士、一八六六~一九三八)であるとされます。千九郎の遺稿の中には『三方に宜(よろ)し』という言葉が見られ、その講演や企業経営者に対する個別の指導などの場では、少なくとも昭和の初めごろから『自分よし、相手よし、第三者よし』という『三方よし』の教えを説いていたことが確認できます」(「まえがき」より) 「天爵を修めて人爵これに従う」「値切らずに安く仕入れる方法」「八面玲瓏(れいろう)の経営」「出藍の経営」など、現代経営者の拠り所となる一冊。
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3.0法学博士にして教育者、そして救済活動家。新たな倫理観を打ち立てた偉人の箴言集! 廣池千九郎は幕末の大分・中津に生まれ、青年期に初等教育の普及に取り組んだ。そして地方研究の魁となる『中津歴史』を著し、日本で初めてアーカイブズの設置を提唱する。三十代では法制史の研究を独学で取り組み、法学博士号を取得。しかしながら、長年の無理がたたり、生死の境をさまよう。「成功と幸福とは違う」と悟った千九郎は、ここから「よりよく生きるための指針」を追究し、人類の歴史の中に見出した不変の真理を書き遺した。本書は、廣池千九郎の膨大な著作の中からそのエッセンスを抽出し、短くやさしい文章にまとめ直したものである。千九郎の教えを引き継ぐ、公益財団法人モラロジー研究所現理事長・廣池幹堂が編集した。
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3.0あの戦争が終ってから74年。日本は経済的には繁栄を極めた。しかし、国民の心はどうなったのか。 GHQによってもたらされた「戦後民主主義」は、本当の民主主義とちがって、個人の自由、平等ばかりを主張し、義務や責任を蔑ろにするものだったのではないか。 家族や国家といった、私たちが属するもっとも基本的な社会は解体され、国民の心は「自分オンリー」になってしまった。 大正15年に廣池千九郎によって創設されたモラロジー研究所は、日本の道徳研究の総本山とも言える。その4代目の理事長である筆者は、平成から令和への御代替りを期に、道徳によって、もう一度、日本国民の心を取り戻そうと決意した。 ――民主主義を支える理念である自由と平等をモラルという側面から見直してみる、そして、われわれが属する家庭、学校、社会、国家、国際社会といった人間の集団の課題について、道徳的な解決策を考えてみたい。(「はじめに」より) 渾身の書き下し、ついに完成!
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