検索結果
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-やっとの思いで取り付けた、パリ社交界きっての美女レイモンドとの交際を、家の破産で棒にふったパトリス。プレイボーイで野心家の彼に、親友ロベールは、資産家の娘で従妹にあたるというジュディットとの婚約話を持ちかけた。だがその彼女、十七にして男嫌いの独身主義者だという。パトリスとロベールは彼女の性格を見越し、ある作戦をたて、ふたりしてジュディット邸をめざした、が……。※イラストは収録されていません。
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4.0結婚式を挙げたコラリーとフェリックスは、新婚旅行へと出発する。だが、彼らの乗りこんだ客船には夫婦用の部屋に空きがなく、別々の部屋になってしまった。それが、「最初のつまずき」。二度目のつまずきは、コラリーに宛てられた一枚のカードだった。『あなたとの愛の記念に G』と書かれたそれは、彼女には身に覚えのないもので…!? 波乱に富んだハネムーン・ミステリー、ここに開幕!
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4.5元王子さまの魔術師ドナティアン・シャルル。彼は、森の奥の城で一人気ままに暮らしていた。ある日、後継ぎをつくろうと思い立つと、魔法の水盤にこう問いかけた。『わたしの息子を産むのに、もっとも適した女を映しだせ』――麦わら色の髪の田舎娘が水面に映ると、彼は魔法の力でさらってきてしまうが…? 超傲慢。超わがまま。おまけに恋知らず。そんな魔王子さまのマジックラブストーリー!【目次】魔王子さまの嫁取りの話/魔王子さまと里帰りの顛末/あとがき
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-シャフラスターンの第三妃アズィーザは、瀕死の王子ハルーンを救うため、邪神の力を借りた。カルマトと名乗る不思議な存在と一体になったハルーンは一命をとりとめるが、次第にカルマトに操られていくのだった。ハルーンが十六歳になったころ、何人かの女が喉を喰いちぎられて死ぬという事件が起こる。ハルーンに仕えるアミナまでが不審な死を遂げハルーンは自分の中のカルマトを疑うが…?※イラストは収録されていません。
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4.7「おまえは結婚するんだよ」寄宿舎から戻ってきたばかりのコラリーを、父親は突拍子もない言葉で迎えてくれた。しかもお相手は「ただの幼なじみ」のフェリックス。何が悲しくて、無表情で不愛想、そのくせ思ったことは何でも口にするというこの変人と結婚せねばならないのか。頭を抱えたコラリーだったが、まだ見ぬおじいさまのためと説き伏せられて、仕方なくふりだけすることにしたものの…。