サラ・ホーランド - ハーレクイン作品一覧

  • ウエディング・ベル
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    ■ウエディング・ベルを愛する人と。そんな憧れがかなうのはいつ?■クララは、荘厳な結婚式に参列していた。花嫁は親友のスーザン。花婿は財閥の御曹司、ギャレスだ。幸せそうな花嫁の姿に、クララは目に涙をため、歓喜に酔っていた。一方、一緒に参列しているクララの恋人ジェリッドは、仏頂面だった。クララとは対照的に、ジェリッドは結婚式が大嫌い。クララのことを心から愛しているが、結婚はしないと公言している。すばらしい恋人だけれど、その点だけがクララには不満だった。ああ、私たちがウエディング・ベルを鳴らすのはいつのことかしら?それにしても、今日のジェリッドはようすがおかしい。ギャレスの祖父、オーウェンが声をかけてきたときの冷たい態度……。以前から知り合いみたいだけれど、二人の間には深い確執があるようだ。今日こそ彼の結婚嫌いの理由を突きとめよう。クララは決心した。それがわかれば、私たち二人にも新たな未来が開けるかもしれない……。
  • 氷の仮面
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    ロンドンの最高級ホテル、リッツのレストラン。スティーブンがポケットから取りだしたダイヤの指輪を見てキャロラインは目をみはった。プロポーズに迷いながらもイエスと答える。やがてお祝いのダンスを終えたとき、社長が近寄ってきた――マーク・ライダー。鋼色の目と漆黒の髪を持つ、彼女の上司。ダンスに誘われ、マークの手がウエストに触れた瞬間、キャロラインの全身に震えが走った。マークの秘書として働き始めて以来、ずっとこの感覚に抗ってきた。彼を見るたび、気持が高ぶり、そして不安になる。わたしはスティーブンを愛しているはずなのに……なぜ?■〈ロマンス・タイムマシン〉と題してその年の名作をお贈りする企画、1994年の今回は、大御所エマ・ダーシーに次ぐ驚異の販売部数を記録した伝説的作家、サラ・ホーランドが登場。究極の傲慢ボスヒーローの熱烈アプローチに、やがて秘書はメロメロになって……。

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