松村涼哉 - 電撃文庫作品一覧

  • 1パーセントの教室
    3.7
    「恋をしました、キミに――」 平凡男子高校生の雨ケ崎誠也に突如訪れた非日常。それは、クラスの美少女からの、愛の告白だった。彼女の名前は日比野明日香、校内でも一際目立つ、超絶美少女だ。だが、彼女には、そばにいる人間を悉く不幸にする“死神”という噂があった。けれど、それは完全な間違い。なぜなら、彼女は他人を不幸にするのではなく、これから破滅する人間を好きになってしまう、特異体質だったから。死神に好かれた者は、やっぱり破滅する。絶望する雨ケ崎に、日比野は「悲劇を回避する術はある」と静かに告げた――。
  • おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界
    3.5
    あるSNSの書き込みが話題になっている。一人の高校生・大村音彦が何人もの中学生を支配し、恐喝した。その額、累計3000万円――。そして今晩、ついに三人の中学生を半殺しにしたという。「けれど、それは最悪な嘘だと知っている。だって、大村音彦は俺の名前なのだから」最悪な一夜の逃走劇の中で、唯一掴んだ手がかり。それは、榎田陽人という女子中学生の存在。壊れた世界に生きる少年と少女が出会う時――。デビュー作に続く、待望の衝撃作がついに!
  • ただ、それだけでよかったんです
    4.0
    ある中学校で一人の男子生徒Kが自殺した。『菅原拓は悪魔です。誰も彼の言葉を信じてはいけない』という遺書を残して――。 自殺の背景には“悪魔のような中学生”菅原拓による、Kを含めた4人の生徒への壮絶なイジメがあったという。だが、Kは人気者の天才少年で、菅原拓はスクールカースト最下位の地味な生徒。そして、イジメの目撃者が誰一人としていなかったこと、彼らの接触の証拠も一切なかったことなど、多くの謎が残された。なぜ、天才少年Kは自殺しなければならなかったのか。 「革命は進む。どうか嘲笑して見てほしい。情けなくてちっぽけな僕の革命の物語を――」 悪魔と呼ばれた少年・菅原拓がその物語を語り始めるとき、そこには誰も予想できなかった、驚愕の真実が浮かび上がる――。 圧倒的な衝撃、逃れられない感動。読む人全てを震わせ4,580作品の頂点に輝いた衝撃作。

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