ハーレクイン・ロマンス小説 - ステファニー・ボンド作品一覧

  • ため息の午後
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    デパート社員のアレックスは取り引き先の広告代理店を訪問し、経営者のジャックの社会人らしからぬ服装に眉をひそめた。さらにディナーにまで誘われ、憤りを覚える。彼との取り引きはやめるべきだと社長に進言するが、社長は翌日のプレゼンテーションを見てから決めるという。どのみちジャックに契約まで持ち込む手腕があるとは思えない。そう高をくくるアレックスだったが、当日、会場に現れた彼の姿に目をみはった。完璧な髪とスーツ……どこから見てもエリートビジネスマンだわ。彼女の反応を楽しむようにジャックの唇に危険な笑みが浮かんだ。★ハーレクイン・アフロディーテ創刊を記念して、S.ボンドのRITA賞受賞作をお届けします。セクシーかつドラマティックな展開、そして読後感のよさをお楽しみください。★
  • 悩める恋人たち
    3.0
    探偵事務所で受付をするクレアは親友のハリスに片想い中だ。ある日、仕事中に偶然ヌード写真を拾ったというハリスが、被写体となった女性の身元調査を頼みにやってきた。ボスとハリスが写真を熱視する横で、クレアは激しく動揺する。それは、何者かに隠し撮りされた彼女自身の写真だったのだ!(『謎の想い人』)。建築士としての成功を夢見るサマンサは恋より仕事に励んできたが、三十歳を超えた今、尊敬できる相手を求めていた。一夜限りの元恋人、ティーグのような不良にはもう惑わされない。そう決意していた―建築現場の溝に誤って落ちたところを、ティーグのたくましい腕に抱き留められるまでは(『最初で最後の夜』)。
  • 眠れぬ夜の過ごし方
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    うだるような蒸し暑い夜、ジョージアの目は冴えていた。悩みの種は、ある男友達との関係がいっこうに先に進まないこと。一度だけ、思いきって親友のアドバイスに従ってみよう。想像力をかきたてながら、電話でセクシーな会話を交わすのだ。勇気を振り絞って試してみると……結果は、なんと大成功。耳元で囁かれる情熱的な言葉に、ジョージアは舞いあがった。番号を間違え、見ず知らずの男性に電話したとは気づかずに!一方、電話を受けたケンも、見知らぬ女性の声に魅了されていた。翌日ケンは実物のジョージアを捜しだし、猛アタックを開始する。
  • すてきなコーヒーガール パーソナル・タッチ! I
    3.0
    “ルームメート募集――女性またはゲイの男性に限る”雑誌にそんな広告を載せたラナのもとに、とびきりハンサムな男性がやってきた。いい男はみなゲイなのね。ラナはがっかりしながらもさっそく彼を自分のアパートメントに案内した。一方、グレッグは美しいラナに会って驚いていた。この女性が雑誌で恋人を募集していた“コーヒーガール”なのか?広告を見た弟の代わりに、彼女に会いに来たのだが、いきなり自分の住まいに誘うとは、ずいぶん積極的じゃないか。寝室に入ったところで「どう思う?」ときかれ、グレッグは衝動的に彼女にキスをした。ラナが応え、次の段階に進もうとしたとき……彼は部屋から叩き出された。

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