ここゆゆゆさんのレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
心が持っていかれたまま
ニッケ先生の描く作品が本当に好きで、いわゆる作者買いというものですが、あの日の自分ありがとう。本当に言葉にできないくらい良い。
〜以下支離滅裂な個人の感想文章〜
話を書く人と演じる人のお話で、もうとにかくぶっ刺さった。脚本家は自分の書いた役を理想通りにあるいは想像を超えて演じる人間に惹かれる(恋愛的な意味だけではなく)ものだろうし、自分が心動かされる脚本に出会えた演者もまた、精一杯その話を体に落とし込んで、それを役という形に作り上げていく。作中でそれがメインで描かれていた訳では無いけど、彼らが出会った頃、彼らの関係の元になったであろうそのやり取りが本当に好きで、そこにずっとひとりで心を持っていかれていた。その時からのお互いを想い合う気持ちが心の中にちゃんとあって、この物語が完成する感じ、本当に好き。
この作品を読み終わってから、他の色んな作品に手を出したけど、ずっとここに心が囚われたままでいる。気づいたらこの作品に戻ってきている。でもそれがなんだか悪くないような気がしている〜〜〜
ニッケ先生の作品には、いつも白い霧がかかってる。悪い意味ではなく、簡単に言えば幻想的な感じというか、儚くて美しくてあったかい場所に、物語が落ちている感じだなぁと勝手に思ってる。言語化不可能すぎるすみません。とにかくそれがいつも心地よく作品を楽しませてくれている。ニッケ先生は魔法使い??
私はこの作品に出会えて本当に幸せだし、一生この作品を読み続けるし、走馬灯にも出てくると思う。
読み切れないほどたくさんの作品があるこの時代に、この作品と2人に出会えてほんとにしあわせ〜!!