名称未設定さんのレビュー一覧

エモい

学校という環境において、生徒それぞれに個性があるのは当たり前。しかし、その一人一人を作品で活かすのは至難の業である。
この作品の強み、そしてこの巻のエピソードの真髄はそこなのではないかなと思う。
只野くんと古味さんの物語と、その2人を取り巻く周囲の友人たち。誰が欠けてもこの結末にはたどり着けなかったのでは、と考えさせるほどに物語性がある。

長々と語ってしまったが、ただ一言に集約するとしたら──────。




エモい。

オタクの見本市

「オタクってこんなもん」っていうのがよーく分かる。

奥村が主人公になった巻

この作品における奥村のポジションは、ヒロインたちとどこか一線を引いてきたような気がしていた。その理由がこの巻によって明るみとなり、またそれに対する奥村の決断と成長が垣間見えた。正しく、物語の節目と言える巻であろう。

安心して読める作品

突然意識しはじめるとかでは無く、少しずつ2人の距離が近づいていくのが読んでて微笑ましい。

深い

この作品は、ただの学園ラブコメではない。
コスプレというオタク文化に真剣に向き合い、世間との価値観の相違に翻弄されながらも、自分の「好き」を貫いていく少年少女（あるいは教師）の物語である。
時には物語の路線を覆しかねないほど、現実を突きつけられるシリアスな場面もあり、読み手を飽きさせない世界観となっている。
この作品が、多くのオタク文化を継承する者たちに届くことを願う。

いいネ

尖ったヤツらが集まって（1人除く）ひとつの物語を作る……か。
ふっ……いいネ。

なんやこれ

なんやこれ
ほのぼの恋愛とかずるいやろ
こんなん飢える一方やんけ
童貞の気持ち考えい
マジで西沢5ミリ先生の作品でどんだけの童貞が尊死しとる思ってんねん
幸せ過剰摂取で爆発するわ
もっと殺してくれ