親たちの子に対する想いが...
メインで二組の両親が出てきて、他にも数人の親が出てくるのですが、みんな子供に対する想いが強いんですよ。この作品では、それの悪いところが特に描いていると思いました。
大切に思っているのにうまくいかない。大切に思えば思うほど、悪い方向へいってしまう。それはもはや自己満足なのか、それとも愛なのか。
そんな中、親は、子供は、周りの人はどうするのか。いじめという問題に、どう向き合うべきなのか。
もちろん答えなんてないと思いますが、そんなことを考えさせられる作品でした。
読めば、きっと良い人間になれると思います。