• 猫はこう語った
    ネタバレ

    おもしろい! (含ネタバレ)

    ・猫は人間の言葉を話さないため、人間とコミュニケーションをするためには、教育が必要という考えらしいが、その教育がユニークだ!

    ・びっくりしたのは、箇条書きは出てくるし、クイズもあって、小説らしくないこと。

    ・テーマは猫と人間の共生で、猫が人間のどういうところに不満を感じているのかが語られる。安楽死の問題も出てくる。

    ・事実にファンタジーを織り交ぜながら詳しい説明があり、作者の解決策が示される。その是非は読者の判断に委ねられた形だ。私は、「あっ、そうなんだ⁈」と納得した。

    ・話の内容はわかりやすく、深刻なテーマを扱っていながら、ユーモアもある。最近、小説を読んで、こんなに笑ったことはなかった。10回以上は笑ったと思う。

    ・気になったのは、主要な登場人物が猫3頭(母子の「タマ」と「マリ」、学者猫の「ライト教授」)と人間4人(動物学者の「猪狩一夫」とその両親、上司の「逆井豊教授」)と少ないことで、「もっと多かったら、いいのに!」と思った。

    ・猫好きな人や猫を飼っている人は読んでみたら、自分の立場がはっきりするだろう。

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    2020年09月12日