みゆっちさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
攻の愛が大きくて暖かい!
ウォレン(受)は実の妹に番である旦那を奪われ、両親からも厄介者扱いされ、いつか命を捨てるのではないか……というような境遇だったけど、家族の中で唯一味方でいてくれた兄のおかげで耐えていられたんだろうな。
そんな兄の親友、伯爵であるイーサンとの再婚を勧められ会うことになるけど、もう既にイーサンからの好意は丸わかりで読者としては安心できました。
ただウォレンは元の婚家での扱いや家族の裏切りにより尊厳が底辺にまで落ちていた為、イーサンからの好意も政略結婚を円満にする為の気遣いだと思ってしまう……というもどかしい状態に。
それでもイーサンの大きくて包み込むような暖かい愛情が見てとれるので柔らかい雰囲気で読み進められます。
途中で邪魔者Ωが現れて酷い仕打ちを受けたりもしますが、イーサンが助けてくれるし烈火のごとく怒りをぶつけるのでスッキリ。
元旦那、妹と両親、邪魔者Ω、全てにざまぁ展開もあり、しっかり王道路線に沿ってくれた作品です。まぁそれが『ありきたり』と思われるかもしれないけど、個人的には大好きな展開。
元旦那との番関係や不妊についても何も心配なく決着!
作品自体は本当に好きなんだけど、ただ気になったのが……切ないシーンでの『役不足』という誤用があったところ。これは編集が気付かなかったのかと萎えてしまった。 -
ネタバレ 購入済み
繰り返す描写と合わない辻褄
設定は好きなんだけども。
ただ、何回も同じ描写を繰り返していて「もうそれ分かってるから」ってツッコミたくなる。
受視点と攻視点で描写があるのはまだいいんだけど、それ以上に繰り返しあるんで辟易してしまう。
そして他にも辻褄合わないというか「いやあなた達既に1回会って認識済だよね」とか「あなた達は強制力って概念をどこから得た?」とか、まぁ意味が分からなくなる展開に遭遇する度にページを遡るっていう事があるので混乱する。
何で巻き戻ったのか、何で神が顕現したのか……ここ、『前の世界でのアリスを哀れんで神が時を戻し、今生で助力の為に顕現した』とか在り来りでも何かしら説明あるかと思ったら全く触れられず肩透かし。前のイレーネと今のイレーネの中の人の事も似たような感じで何故そうなったのかって説明なし。無駄に前の振り返りを何度も導入せずに、ここの経緯を少しでも入れて欲しかった。
書籍化する際に編集は何も思わなかったの?と疑問に感じる。
キャラや設定は癖に刺さるし、受の健気さ不憫さに涙するので、個人的にかなり勿体無い作品になってます。