紙の本も好きさんのレビュー一覧
レビュアー
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ガ行がいい
怪獣、詳しくないので「大怪獣」と言われると「ゴ」とか「ガ」の3文字怪獣を思い浮かべるところですが、「ゲァーチマ」も心に残る作品になりそうです。ガ行がいいんでしょうか。
詳しくない所為か、個人的にはウルトラマンっぽい?印象も受けました。
変身ではないものの、[主人公が出現を調整できる仕組み]があるからかなと自己分析していたのですが、今見返してみると表紙の服の色が[昭和のウルトラマンの隊員]っぽい色合いだったからかもしれません。
ゲァーチマ出現調整のきっかけになった洗濯機のエピソードには笑ってしまいました。災害で重くなりがちな雰囲気をほっと和らげてくれてくれるシーンも所々はさんでくれているので -
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テンポ良く楽しめます
「転生」で始まるのだけれど、自分が何者かははっきり覚えていない様子。
「私は戦って死にたかった」「私を殺すモノをきっと捜し出そう」という物騒な思考の主が、幼い病弱な令嬢に宿る。これだけでも何それ?とそそられる設定だが、浮島を領有してる貴族だとか飛行船、魔法映像など、冒頭10数ページで立て続けに紹介される世界観も興味深い。
"貴族"や"魔法"のキーワードで、よくある中世的ファンタジーか?と早とちりする間もなく、タブレット端末のような「魔晶板」を用いた放送事業の発展普及のため、子役タレント的お仕事物語もこなしつつ、マフィアの群れをさらっと素手で(満面の笑顔で