紙の本も好きさんのレビュー一覧
レビュアー
-
ネタバレ 無料版購入済み
ガ行がいい
怪獣、詳しくないので「大怪獣」と言われると「ゴ」とか「ガ」の3文字怪獣を思い浮かべるところですが、「ゲァーチマ」も心に残る作品になりそうです。ガ行がいいんでしょうか。
詳しくない所為か、個人的にはウルトラマンっぽい?印象も受けました。
変身ではないものの、[主人公が出現を調整できる仕組み]があるからかなと自己分析していたのですが、今見返してみると表紙の服の色が[昭和のウルトラマンの隊員]っぽい色合いだったからかもしれません。
ゲァーチマ出現調整のきっかけになった洗濯機のエピソードには笑ってしまいました。災害で重くなりがちな雰囲気をほっと和らげてくれてくれるシーンも所々はさんでくれているので助かります。
舞台は新潟県(2巻で)とのことですが、登場人物が宮城県の地名を彷彿とさせるので、太平洋側かと勘違いしてました。
「ゲァーチマ」もオタマジャクシをさす新潟の方言だそうです。げぁーと鳴く蛙のちまっと小さい頃?? 蛙のことは何て呼ぶのでしょうか?
性格も性質もまだよく分からない生き物との付き合いが、どう展開していくのかこの先も楽しみです。
-
ネタバレ 無料版購入済み
テンポ良く楽しめます
「転生」で始まるのだけれど、自分が何者かははっきり覚えていない様子。
「私は戦って死にたかった」「私を殺すモノをきっと捜し出そう」という物騒な思考の主が、幼い病弱な令嬢に宿る。これだけでも何それ?とそそられる設定だが、浮島を領有してる貴族だとか飛行船、魔法映像など、冒頭10数ページで立て続けに紹介される世界観も興味深い。
"貴族"や"魔法"のキーワードで、よくある中世的ファンタジーか?と早とちりする間もなく、タブレット端末のような「魔晶板」を用いた放送事業の発展普及のため、子役タレント的お仕事物語もこなしつつ、マフィアの群れをさらっと素手で(満面の笑顔で)ぶちのめしてスカッとしたり、次に何をしでかすかわからないハラハラドキドキもあれば、主人公を好きすぎるメイド(戦闘力高め)との掛け合いで笑えたり。
"凶乱"だけどドロドロ薄暗い感じは無く、血しぶきは飛んでも血なまぐさい感じがしないのは、彼女の笑顔のおかげでしょうか?
どの切り口で、どこから話したらわかりやすく伝えられるのか上手くまとめられないのだけど、とにかく話のテンポ展開が早くてわかりやすく、明るくて読後感もすっきりしてて。電子版で試し読みした後に、紙のコミックスも買いそろえちゃいました。是非読んでほしい。