あらすじ
改憲論議の高まりのなか,教育基本法が改正され,国民投票法も成立.その流れに危機感をおぼえた著者が明日の主権者として未来を生きる若者たちに,日本国憲法の持つ力と価値をあますところなく伝えるとともに,自立した市民としていかに生きるかを説く.雑誌『世界』連載中から大好評だったコラムをまとめた1冊.
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Posted by ブクログ
国家権力を制限し人間の自由を守るためのものとしての憲法と立憲主義の基本的な考え方をかなりわかりやすく語っていて法解説ベテランの著者らしい安定感がある。
一方日本国憲法の特色である非暴力平和主義とそれに伴う時事問題の解説はやはり岩波書店の雑誌連載なこともあってか教条左派的で実感を持つのが難しい、改憲問題に関する異論異説を想定していない部分が多い。この語り口の巧みさなら、それこそビラ配りの自由もいいが、創作表現の自由をより多めにするなど、もう少しテーマをより若い読者に実感しやすい問題中心にすればはねたと思う。
とはいえこのわかりやすさ解説のうまさ、ポイントを掴むことの的確さにおいて一読の価値は大いにある。欠点は見逃せないが入門書としての素晴らしさは疑いえない。
Posted by ブクログ
様々な用例とともに、易しい言葉で書かれているのでわかりやすい。ただ、AをBと説明するのにそれってこじつけじゃないか?って思うところがいくつかあった。
憲法って思っていた以上にとても大事なものだと分かった。