あらすじ
この街の下には、■■■が眠っている――。奇妙な祭事、不気味な住民、襲いくる怪異……すべての秘密が明らかに! 『幽落町おばけ駄菓子屋』の著者による、大人気「怪談」シリーズ、第二弾! 【あらすじ】悪夢が怪異となり住民を襲う街、綿津岬。そこに引っ越してきた雨宮は、怪異に見舞われた際、不思議な喫茶店「ニライカナイ」の店主・浅葱に、呪縛を解いてもらい、助けられた。浅葱が「ニライカナイ」に何百年も囚われていると知った雨宮は、救われた恩を返すため、彼を解放する方法を探ることに。しかしその過程で、綿津岬に隠された恐ろしい秘密を知ってしまい……。文庫オリジナル。
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Posted by ブクログ
1巻でわけもわからず、ぞわぞわした住民たちの気持ち悪さの背景がわかってスッキリ!おもしろかった!
明るい仲間が少しづつ増えて、不穏な空気の中に救いもあってよかった。
Posted by ブクログ
綿津岬にやって来る怒涛のエンディング。えっ?えっ?っと言ってる間に一応の解決を見てしまった。マレビトは?古くからの住人は? 皆 靄の向こうへ消えてしまった?
少しモヤモヤが残っている
Posted by ブクログ
下巻にあたる物語
綿津岬で怪奇現象は続いてく
怪奇現象に悩まされる住人たちと交流することで明らかになってくる事実
過去は紐解かれ、それは苦渋の決断を強いられる
浅葱さんの正体と、一丁目の住人の秘密と
恐ろしいよりも、私は『彼』が哀れに思えてならない
雨宮さんの選択は、何年も何年も閉じ込められていた彼にとっては救いになったのではないかと私は思うんだ
ここの魚を食すことが1番怖い
白濁した目とぶよぶよした身体
そんな魚を食すより新鮮なお魚が良いな…
Posted by ブクログ
前作は雨宮さんたちの恐怖体験がメインだったが、今作は恐怖体験控えめで浅葱の解放方法探しと解放の話でしたね
マレビトが海中で眠っていることにより、近くを泳いでいる魚が不死状態になり、更にそれを食べ続けることで八百比丘尼伝説のように不死になるという
1丁目の住民はある程度の年齢を迎えるとこの魚を食べることを強要されると
1丁目の人達も別に悪い人ではなく、子孫たちに長生きしてほしい、死別したくないという気持ちが強かっただけだった
綿津岬の崩落を人外組がどこからか眺めていたらいいなぁとか思ってしまった
Posted by ブクログ
「喫茶ニライカナイ」に囚われたままの店主・浅葱を解放したいと思う雨宮。同じように浅葱に救われた一ノ瀬、日向らとともに調査を続けるが、綿津岬に隠された秘密を知ってしまう。身の危険を感じながらも浅葱を解放するべく動き続けるが…。
前巻の続き。エピローグで沖縄行ってるのはタイトル回収な感じ?綿津岬がじめっとした潮の匂い、みたいな表現されてるのでその対比でからっとした南国なのかな。
そんなにピンとこなかったので続きはひとまずいいかな…。機会があったら、程度。
Posted by ブクログ
怪談シリーズ二巻、マンゴーが食べたくなる読後感(笑)
続刊マヨイガ編も読みたくなった。
蒼月先生の作品は大体どのシリーズも不思議な喫茶店で繋がるね。