【感想・ネタバレ】怪談喫茶ニライカナイ 蝶化身が還る場所のレビュー

あらすじ

この街の下には、■■■が眠っている――。奇妙な祭事、不気味な住民、襲いくる怪異……すべての秘密が明らかに! 『幽落町おばけ駄菓子屋』の著者による、大人気「怪談」シリーズ、第二弾! 【あらすじ】悪夢が怪異となり住民を襲う街、綿津岬。そこに引っ越してきた雨宮は、怪異に見舞われた際、不思議な喫茶店「ニライカナイ」の店主・浅葱に、呪縛を解いてもらい、助けられた。浅葱が「ニライカナイ」に何百年も囚われていると知った雨宮は、救われた恩を返すため、彼を解放する方法を探ることに。しかしその過程で、綿津岬に隠された恐ろしい秘密を知ってしまい……。文庫オリジナル。

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Posted by ブクログ

あなたの怪異頂戴致しますがカッコよすぎ
スラスラ読めた面白い本でした
最後がいい話でした
浅葱幸せになって欲しいなぁ

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻でわけもわからず、ぞわぞわした住民たちの気持ち悪さの背景がわかってスッキリ!おもしろかった!
明るい仲間が少しづつ増えて、不穏な空気の中に救いもあってよかった。

0
2021年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わってしまって寂しい!でも完結までまとめて読めて良かった…!
読後の余韻は胸に沁み入るものでした。

追えば追う程、異様と異質に覆われている『綿津岬』の街。その隠された謎が明かされ、迎える選択と結末の2巻。
展開は勢いがあり、明るみになっていく真実は様々な想いに彩られていました。
人の欲と傲慢に憤りも覚えながら、許しがたくも混じるもの悲しきもの。壊れかけた亀裂にそれでも永続に縋るもの。切っ掛けはマレビトの存在。それの恩恵が人を歪ませ、ここまでに膨らませてしまった形は、人の持つ悪い面を見せつけられているようでもあり、何だか目を背けるなと言われているかのようでした。汚れてる心見透かされ感(笑)。
マレビト、妖など非リアルな存在が形を持って登場し、その力の影響も濃く出ているお話でありながら、根底は人間の業が引き起こしたもの。
無理矢理にマレビトを繋ぎ止め、その欲の成れの果てとなったようなミチルと住民達。
行った事はもう本当に酷いと思う。でも全てが瓦解した住民達の結末は、ただ単純に「悪い事してきたからだ、ざまあみろ」といったものではなくて、それらを見届ける雨宮や漣婦人の鎮魂の心が描写されていた事もあり、どこか悲しく、そっとその終わりを見つめている感覚でした。
自治体の正体が明確にされた事で、前回記事で雨宮達を車で轢き殺そうとしたりの行いの違和感は払拭されました。幽霊とかではなかったですけど、彼らの持つ能力と言ったらいいのか…もっと人間離れな存在なのかと思っていたので。まあ、人間離れは間違ってはいなかったけど(笑)。十分怖いわ。
この2巻でも新たな登場人物が増えて、どう終息させていくのかと思ったんですけれど、雨宮と浅葱を通し、成程といった役割で繋がっていく展開はテンポがあって面白かったです。どうなるのか本当に楽しみでした。
惜しむらくはキャラが良い味の朱詩の出番がめっちゃ少なかった事。1巻終盤の初登場っきりだったー!関西弁が良い感じだったのに~( ;∀;)てっきり再登場するのかと思ってたんですが…いや単純に私が好きだったもので残念だなって(笑)。
読み終わって気になった点がちょこちょこありまして。私の読み込み不足もあるかもしれませんが、1巻2巻と何度かさらって見直してもみたんですが、消化不足だった部分の感想を。
◆50年前の漣婦人の弟、洋輔の神隠しの件
事故だったのか何らかの意図的なものによる行為があったのかは、結局不明なんですよね。もしかして牛尾家か自治体が何か関与したのかという怪しさがあるような雰囲気は十分にあったんですけれども。
ただ事故死であるというならば捜索の際に漣婦人が渡した弟さんの写真を、本家は失くしたと言って返さなかったのかの不審なくだりや、その紛失した筈の写真が街の資料の一冊に、洋輔が行方不明になった事を記した部分に長い間挟み込まれたままだったのか。そしてそれを挟んだ人物は誰で、何の為にそうしたのか、雨宮もその点は考えていたんですけれど明かされることはなかったままだったので、そこをすっきり見たかったなと。
◆洋輔と浅葱が酷似していた件
雨宮がこの事に気づいた時に『浦島太郎』仮説を立て、直ぐに否、としつつもまさか…的な事を考えていたシーンもあり、浅葱と洋輔には何らかの隠された繋がりがあるのでは?みたいな謎が濃く浮上していたんですけれど、浅葱の正体はマレビトの意識の一部で、夢と祈りの力で仮の姿と人格を得ている。とハッキリしている。ならば洋輔は浅葱とは全く関係なかったのか?であれば、あれだけ瓜二つなのは何故なのか、と。
海の中で生きていて青年となった仮説=洋輔が浅葱であるという説が違っていたとしても、ここまで似ているという理由は解明されていないまま終わってしまったので、あれ?って。
神隠しが不振点ありまくりだったので、もしかしたら生贄みたいに秘密裏に本家と自治体の意思で捧げられた?その彼の死の間際の思いや祈りみたいなものが浅葱に影響したのかなど、勝手に推測もしたりしたんですが、それだとしたら今までもそういう神隠しがあってもおかしくないし、洋輔だけが浅葱に生き写しが如く似ている理由には弱い。そもそもいつ頃から浅葱はマレビトの一部としてあの姿かも、わからないし。
など、色々考えていたわけですが、この辺りが疑問のまま終わってしまいました。
違う違う、それ読み落としだぜー!とかありましたらお許しください。出来ればわかんなかったアホな私に教えてやってください。←頼るな
この作品、雨宮と浅葱の関係性も魅力でした。
無だった浅葱が雨宮に対しては表情が出てきていくのも、彼に対して何をも受け入れていく所も、読んでいるこちらが変わっていく彼の姿に嬉しくなったり。「志朗さん」って呼ぶ浅葱がめっちゃ好き。
雨宮の持つ浅葱を救いたい彼の願いを叶えてやると思う熱量、そこに在る迸るような湧き上がる情は力強さがあり、それでいて温かく柔らかな優しさがある。
名の通り、乾いた地を潤し、そっと癒すかの、静かに降り注ぐ雨のようなものもありながら、執着孕む強い情熱も感じる。そこに生まれるものがただ男だとか女だとか、恋や愛などとは簡単に言うには違う、その色々なものを持つ存在にただただ惹かれている感じが何だかもどかしくも、伝わるものがあったり。
ラストの救いたい、解放したい、けれどそうする事で自分の傍からいなくなってしまう、手放したくない想い。それでも彼が選び取る選択はカッコイイんですよね。マジ、雨宮さんは見た目も中身もイケメン過ぎです。ビジュアル、秋赤音さんの絵で見たかったー!!!かなりのイケメンってどんだけだっ。
この二人の関係性に対する感想はどういったらいいのか、語彙力欠如なので上手く書けなくて悔しいのですが。
読み手に怖さや不気味さも十分に伝えながら、昏い海原の曇天に差し込む陽光のような柔らかさがあり、エピローグの雨宮のラストの台詞にジーンときました。
ああ、良かった!!!素敵でした!!!
そして私は、日向さんのコミカルさがやっぱり大好きです(笑)。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

綿津岬にやって来る怒涛のエンディング。えっ?えっ?っと言ってる間に一応の解決を見てしまった。マレビトは?古くからの住人は? 皆 靄の向こうへ消えてしまった?
少しモヤモヤが残っている

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2021年08月05日

Posted by ブクログ


下巻にあたる物語
綿津岬で怪奇現象は続いてく
怪奇現象に悩まされる住人たちと交流することで明らかになってくる事実
過去は紐解かれ、それは苦渋の決断を強いられる
浅葱さんの正体と、一丁目の住人の秘密と
恐ろしいよりも、私は『彼』が哀れに思えてならない
雨宮さんの選択は、何年も何年も閉じ込められていた彼にとっては救いになったのではないかと私は思うんだ

ここの魚を食すことが1番怖い
白濁した目とぶよぶよした身体
そんな魚を食すより新鮮なお魚が良いな…

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2021年07月21日

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ネタバレ

前作は雨宮さんたちの恐怖体験がメインだったが、今作は恐怖体験控えめで浅葱の解放方法探しと解放の話でしたね

マレビトが海中で眠っていることにより、近くを泳いでいる魚が不死状態になり、更にそれを食べ続けることで八百比丘尼伝説のように不死になるという
1丁目の住民はある程度の年齢を迎えるとこの魚を食べることを強要されると

1丁目の人達も別に悪い人ではなく、子孫たちに長生きしてほしい、死別したくないという気持ちが強かっただけだった

綿津岬の崩落を人外組がどこからか眺めていたらいいなぁとか思ってしまった

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2025年03月28日

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「喫茶ニライカナイ」に囚われたままの店主・浅葱を解放したいと思う雨宮。同じように浅葱に救われた一ノ瀬、日向らとともに調査を続けるが、綿津岬に隠された秘密を知ってしまう。身の危険を感じながらも浅葱を解放するべく動き続けるが…。
前巻の続き。エピローグで沖縄行ってるのはタイトル回収な感じ?綿津岬がじめっとした潮の匂い、みたいな表現されてるのでその対比でからっとした南国なのかな。
そんなにピンとこなかったので続きはひとまずいいかな…。機会があったら、程度。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

怪談シリーズ二巻、マンゴーが食べたくなる読後感(笑)
続刊マヨイガ編も読みたくなった。

蒼月先生の作品は大体どのシリーズも不思議な喫茶店で繋がるね。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

禁忌に触れてしまった
まさかマレビトが胎児とは
しかも巨大胎児に杭を打ち封印してその上に街が存在するなんて
お陰で街全体が霧に包まれ怪異が多いし街で獲れた魚を一丁目の人達が食べマレビト化してるなんてね
江戸時代から一丁目の人達は生きて来たから他所者を嫌厭してたんだね
でも雨宮が杭で封印する事を拒否したからマレビト胎児は封印からとかれ浅葱が解き放たれた
次巻は浅葱が今後どうなったのかがわかるのかな?

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2024年07月28日

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