あらすじ
シンフルの町に身分を偽り潜伏中のスパイであるわたしフォーチュンは、いろいろあって保安官助手カーターとのディナーの日を迎えていた。ところが、そこにカフェの店員アリーの家が火事だと連絡が入る。幸い彼女は無事だったが、原因が放火と判明してはほうっておけない。アリーはこの町で初めてできた、大事な同年代の友人なのだから。けれど、誰からも恨まれそうにない彼女がなぜ？ カーターの警告を無視して、わたしは町を知りつくした年上の友人ふたりアイダ・ベルとガーティとともに行動を開始する。大好評に応えて贈る〈ワニ町〉第4弾！／解説＝♪ａｋｉｒａ
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Posted by ブクログ
どっぷりどっぷりハマっているワニ町シリーズ。今回も夢中で一気読み。なにがどうなったらそんなにとんでもないハプニングばかり起きるの…？と笑ってしまう。と、思いきやちゃんとかっこいいお婆ちゃんズがたまらない！こんなパワフルで頼り甲斐のある(？)友達がご近所にいるなんて最高。
カーターへの想い、アリーとの友情の間で揺れるフォーチュンがまた良い。今後どうなるんだろう。とても楽しみ。
とりあえずガーティには早く新しい眼鏡を買ってもらいたいところです。
Posted by ブクログ
ワニ町シリーズ4作目。
なるほど、本作にしてよー分かった。
一連のシリーズは、ミステリーの体を装ってるが、謎解きも犯人探しも添え物にすぎず、ただただひたすらに常連メンバーはじめシンフルに住む登場人物たちの、愉快で滑稽でドタバタした日常を笑いながら読むシリーズなのだ。
つまり、おけら長屋シリーズと同じ立ち位置。ガーティ、アイダ・ベルは万松で、フォーチュンはだいぶ騒がしい鉄斎…いや、お染さんと八五郎…って感じか。
アメリカ本国では20作以上続いているらしい、続編もどんどんと翻訳希望である！
