【感想・ネタバレ】未来へ……下のレビュー

あらすじ

遠足バスの事故で愛娘・香苗を亡くした母・若葉は、事故から十六年後に見るようになった不思議な夢の中で、過去の自分と交信ができることに気づいた。香苗の死を回避しようとする若葉に対して、過去の若葉は、香苗だけではなくバスに乗り合わせた全員を助けたいといい出す。いくつもの難題に頭を悩ます母を見かねた香苗の双子の妹・菜苗は、〈過去の改変〉の手助けをすることになるが……。パラレルワールドハートフルファンタジー! 書き下ろし特別短編収録の豪華完結巻。(解説・西條奈加)(全2巻)。

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Posted by ブクログ

上巻を読んでいた時はどこに着地するのかもやもやしながら読んでいたけれども、下巻では当日を迎えるまでのカウントダウンと当日の出来事をハラハラしながら読んだ。新井作品の愛情が良くも悪くも暴走していく心理状態の表現はいつもぞくっとする。そして巨人戦の結果を伝えていくくだりも面白かった。

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2017年07月15日

Posted by ブクログ

201705/上下まとめて。新井素子にしか書けないSF、健在。登場人物達のしゃべりかたとか文体は読む人選ぶし、共感とかはなかったけど、泣けた泣けた…。長年変わらないところと変わったところ、どれをとっても素子さんならではの魅力だな~。

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2017年05月21日

Posted by ブクログ

どうやったら助けられるのか、頭を絞る若葉。それを助けようとする菜苗。過去の理解者も現れて、あーでもないこーでもないと悩む人たち。思いもかけない出来事が彼らの望みをかなえる。時の流れが分岐した瞬間が輝いて見える。娘たちがどこかの世界で生きていることが母にはうれしのだ。きっと

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2017年05月13日

Posted by ブクログ

母と双子の娘の物語。
去年買ったようだが、平成になって初めての新井素子本。
少女漫画でならで気にならないが、小説でこういう文体って好きじゃない

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2018年07月21日

シリーズ作品レビュー

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