【感想・ネタバレ】吸血の家のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズは、ある程度海外や国内の有名なミステリーを
読んでいるとなお一層楽しめると思います。
(むろん知らなくても大丈夫だからね)

何かといわくがありげな家で巻き起こる殺人事件。
どうやら娘の身を案じて
とんでもないものにゆだねてしまいますが
それが悲劇の始まりだったわけで…

真相に関しては深くは語りません。
目も当てられない代物です。
まさしく歪、ですわ。

救われないわ。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二階堂蘭子シリーズ
二階堂家の親戚筋が経営する旅館・翡翠館で戦争中に起きた脱走兵殺害事件。被害者はかつて翡翠館を経営する雅宮家の長女・絃子と駆け落ちした井原一郎。雪の中に倒れていた井原。現場には発見者である絃子の足跡のみ。当時から暗躍する毒殺魔。
紫煙に現れ事件を予告する謎の人物。雅宮家で行われた交霊会で起きた連続殺人事件。被害者が雅宮家の次女・琴子の元夫・滝川。密室で日本刀に刺された滝川。滝川と組んでいたインチキ霊能力者大権寺瑛華。彼女の遺体がテニスコートで発見されるが・・・。足跡のないテニスコート。三女・笛子を産んだ時の状況に隠された秘密。日本画に隠された謎。

 2009年7月7日再読

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2012年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうやったの?と首を傾げたくなる密室だけではなく、
何故密室にする必要があったのかにまでちゃんと答えてくれる作品。
(まあちょっとこじつけっぽいところもあるけど)

血吸い姫の伝承といい相変わらずちょっと怖いテイストが面白かった。
欲を言えば作中にもっと怖さを出せたら良かったかな。

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2013年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。蘭子シリーズ2作目。
旧家、三姉妹、怨霊、そして惨劇。
こういう設定は個人的に大変好みなので、雰囲気だけでも楽しめる。
色々と突っ込みどころもある作品ではあるのですが、足跡なき殺人のトリックはとても鮮やかで、お見事ですの一言ですね。
ところで注釈が多いのは再読なので勿論分かってはいたのだけれど、注釈こんなに面白かったっけ?(色んな意味で)

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2013年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

≪内容覚書≫
二階堂蘭子シリーズ。

二階堂家美人三姉妹と長女の娘。
使用人二人。
三女の婚約者。
知人の男性。
近くの神社の神主。
警官二人。
長女の元夫と教祖をしている内縁の妻。
教祖を助ける巫女二人。

昔は遊郭だった「久月」。
「久月」を呪う血吸姫の伝説。
24年前に起きた不可能な状況での殺人。
久月についた悪霊を払う儀式が始まる前の殺人予告。
そして、起きてしまった殺人事件。

さて、犯人は誰?

≪感想≫
推理小説を「推理」することではなく、
推理する探偵の姿に爽快感に楽しみを見出しているため、
回りくどい説明が、正直、めんどくさかった。

推理しながら読む人にとっては、大変楽しい作品だと思う。

注釈があからさまで、分かりやす過ぎる、かな…?とは思った。
あまり推理しない私でも、ある程度までは予想がつけられてしまった。
ミスリードの役目もあるのかもしれないが、
その辺は、推理小説を読み慣れた人だとすぐに気がついてしまいそう。
それでも、作者から読者への公正さが感じられ、
個人的には楽しかった。

ただ、蘭子さんが、好きになれないんだよなぁ…。
というか、蘭子さんに魅力を感じられない。
蘭子さんシリーズ2作目に挑戦したが、
今回も蘭子さんには惚れられなかった。
続けて読めば変わるか、な…?

蘭子さんシリーズには、挑戦していきたい予定。

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2011年12月08日

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