あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
イギリス発、世界14ヵ国で人気の子どもから大人まで楽しめる政治入門書の決定版。
政治は、世界中どこにでもある。欧米では、政治は身近なもので、だれでもあたりまえのように政治についておしゃべりをする。ところが日本における政治のイメージは、「自分とは関係ない」「つまんない」など、ネガティブなものばかり。それでいいんだろうか? この本では、厳選されたテーマごとに、古今東西のさまざまな政治や社会のしくみ、それにまつわる面白いエピソードを、豊富なイラストでいきいきと解説。日本の教科書には載っていないトリビアもいっぱいで、子どもから大人まで楽しめる政治入門書の決定版だ。
この本を読めば、きっとだれかと政治について話したくなる。
ようこそ、「政治」の世界へ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本で扱われている内容は、きちんと義務教育で学ばせるべきである。参政権をいくら引き下げても、自分がどのように政治に参加するかという意識は、現在の学校教育のカリキュラムでは生まれてこない。
Posted by ブクログ
イギリス発の本です。
子供向けですが、大人こそ読んだ方がいいかも。
世界中の政治、歴史、宗教を理解するきっかけにつながると思います。
知っているつもりのことや知ったかぶりなことを、現実に即して理解できる内容でした。
ふんだんにイラスト実例が掲載されていて、家庭や学校、会社にも、政治のプロセスが存在することが理解できます。
隣の国、地球の裏側の国で、どうしてそのようなトラブルが起こるのか。その骨子を知ることができる本だと思います。
Posted by ブクログ
子どもに分かりやすく書かれているが、大人にも充分読み応えがある。
じっくり読んでほしい。
自分の国だけでなく、他の国の政治形態を知ることで、政治に興味がもてるようにな?のではないだろうか。
そして、中学社会科担当の先生には、是非是非読んで頂きたい。
オールカラーだが、スッキリした画面構成。
様々な肌の色の人々が吹き出しで自分の意見などを言い合って、それぞれの考え方について一緒に考えながら、世の政治システムを解いていく…という感じの本である。
主な内容は以下の通り。
第1章 政府のかたち
第2章 いろいろな政治システム
第3章 選挙と投票
第4章 政治を変えるには
第5章 政治イデオロギー
第6章 さまざまな問題
人権、テロリズム、言論の自由、マスメディアと政治、フェミニスト、汚職、環境問題、刑務所の意義…
きちんと意見を伝えるコツ
ディベートをしてみよう…などなど。
右派や左派、中道といった、アメリカ大統領選挙に絡んで最近よく耳にする言葉の説明が図解されていて分かりやすい。また、自分の考えはどれに近いか?というチャートのような物もあり、客観的に自分の考え方を捉えることができる。
新型コロナの対応も各国それぞれだが、その政治スタイルによる部分が大きいということが分かり、一つの事象だけをとって、一律に比べられないよね…と思う。
こういった本をきっかけに、自分なりの考えというものを子どもに身につけさせたい。そして、意見や考えをしっかり持つことは、大事なことだと知ってほしい。
余談だが、右派、左派とは、フランス革命時、王の右側に王党派、左側に革命派が座したことに由来する、というのは恥ずかしながら初めて知った。2020.6.3
Posted by ブクログ
わかりやすかった〜、ビギナーによい。面白いなぁ、政治も哲学も、歴史も。日本はどうなっていくんだろうと、ずっと思ってる。自分の身近は自分で頑張ろう。
Posted by ブクログ
もうわからないなんて、言っていられない。
イラストで学ぶ子ども向けの本と侮ってはいけない。そう言えば、どういうことだろう、と思う政治に関した話題や言葉がマンガのように解説されている。『日本の歴史』みたいなストーリーがある学習漫画ではなく、イラストに吹き出しが付いている外国の絵本。大人になってだけど、読んでよかったと思ったし、子ども、特に小中高生にぜひ読んでほしい。
マスメディアやテロリズムに関しては、正直まだ学生時代そこまで重要になっていなくて、帝政、民主制、共産主義や社会主義、独裁などのように、授業で政治学として習ったことがなかったから、新鮮だった。政治を変える方法のところに圧力団体や革命があるのが、当たり前だけど、なんだか驚いた。選挙で投票することしか知らないけれど(もしくは、「正しい」こととして教わらないけれど)、お金の力を使ったり暴力を使ったりすることも、現実世界では政治を変える手段であり、実際に使われて良い方向にも悪い方向にも変化があったのだ、と。
描かれた時代なのか、明言されていなくても、この政治家はこの人をイメージして描いただろう、と思うイラストがちらほら。
Posted by ブクログ
網羅的に説明しているので、前半は煩雑な印象もあったが、絵も親しみやすくこどもの入門にはいい。
6章の現代が抱える問題については、読みごたえがあり大人も楽しめる。
Posted by ブクログ
政治の歴史から政治がどのようなもので、じぶんたちにどのように関わるか分かりやすく記載されている。図も多く、読みやすいし、はじめての人向けだから分かりやすくもあるが、かといって、ちゃんと簡潔すぎずにしていて読みごたえがあった。