【感想・ネタバレ】決済インフラ入門【2025年版】―スマホ決済、デジタル通貨から銀行の新リテール戦略、次なる改革までのレビュー

あらすじ

スマホ決済、デジタル通貨、新型決済インフラ、企業通貨・電子マネー、新紙幣発行、決済リスク、ハッキング・サイバー攻撃、仮想通貨・ビットコイン、銀行新新リテール戦略、インテグリティ、ゆうちょネットワーク、フィンテック、ブロックチェーン、基軸通貨となるCO2 etc.

急激に進化・拡大する「決済」の全体像を理解するために最適な一冊。
最新動向と2025年までのロードマップを書き加えた待望の改訂、最新版!

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Posted by ブクログ

版を重ねるにつれて内容がどうでもよくなっているのは、筆者の問題だな。自我が強い人のようで、友達にはなりたくない。

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2021年08月21日

Posted by ブクログ

フィンテック分野に興味がある人、投資家は是非読んでほしい一冊。入門と謳っているが、事前にある程度の知識がないと読み進めるのはが難しいと感じる。一回の読書で全て理解するのは不可能だと思われる。投資をやっている人はクレジットサイクルというものを勉強すると思うが、銀行間取引がどのようになされているか、中央銀行がどのような形で決済に関与しているかを学ぶのには良書。

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の宿輪純一氏は、1987年富士銀行、1998年三和銀行、合併で三菱東京UFJ銀行。2015年から帝京大学教授。
決済インフラ入門(2025年晩)というタイトルだが、初版は2021年7月である。

感想。
入門として幅広くということか。手に取った希望としては、もう少し決済インフラについて記載が欲しかった。広い分、インフラとしての説明は浅めにされている印象。

備忘録。
・資金決済法。100万円以下であれば、登録業者(資金移動業者)も為替業務が行えることになった法律。国内ニーズからではなく、フィリピンの大統領からの要請で、出稼ぎに来ている人の送金コストを下げるために設けられたとか。

・2017年の改正資金決済法で、世界で最初に暗号資産について法規制された。それ以前は仮想通貨という言葉が使われていたりもしたが、「通貨」では国が認めて価値も保証している貨幣と誤認されかねないので、通貨ではなく金融商品だと整理されて「暗号資産」と言われるようになった。わかりやすい。

・なと、2021年の改正資金決済法で、登録ではなく認可性の資金移動業者も新たに追加され、認可されれば100万円超の高額決済も可能となった。

・ブロックチェーンは、単純取引を多数行う「決済」には向いていないが、取引を長く管理する「貿易」には向いている。

・「決済完了性」。初めて知った。法律的に、決済が完全に終了した、ということ。現金であればその授受。他に、中央銀行の当座預金の受領もあると。

・マルチペイメントネットワーク。収納機関(民間企業、地方公共団体、官公庁)と金融機関の情報の受渡に使われるインフラ。これを使ったサービスがペイジー。

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2024年09月29日

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