あらすじ
生贄として湖へ投げ込まれた悠乃。水底の御殿で水神・久遠の花嫁となりともに過ごすことに。力を失い、眠り続けていた久遠は悠乃が前世からの番であると気づき、強い執着を見せる。「命の尽きるまで余の隣にいろ。そして来世でも、余の元に来い」執拗で甘すぎる愛撫。激しく抱かれ、翻弄されているはずなのに、彼のまなざしは切なく恋い縋るようで――。二百年の時を経て、運命の番と再び巡り会う。悠久のラブロマンス!
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好みの問題なのか⁈
舞台設定は珍しいと思う。だけど、全体的に色調が暗い。ヒロインが虐げられる場面が長過ぎるようで、読んでいてしんどかった。宿木の正体も今一理解できず、鈴で解決するのも腑に落ちず、なんとも消化不良に終わった。悲劇のヒロインが好みだという方はどうぞ。