あらすじ
過去数十年の間に、テクノロジー、貿易、人口など様々な面で変化が起きた。地理的思考で世界を概観すると、過去の出来事が現代につながり、未来をかたちづくっていくことが理解できるだろう。本書では、予備校界における地理の第一人者が、教養として大人が身につけておくべき最新の情報を、多くの図解と写真を用いて解説する。内容例を挙げると、◎世の中が変われば、地図も変わる ◎アンカレジのうどんと温暖化による北極海航路 ◎脱石油を模索する湾岸諸国 ◎OPECとOAPEC～なぜ原油価格は乱高下するのか？ ◎ザンビアの銅と中国～なぜタンザニアと中国は結びついたのか？ ◎日本人の「おかず」と食料自給率のからくり ◎貿易収支が赤字でも経常収支が黒字の理由 ◎日本は米国債を買い続け、米国人一人に40万円投資しているのと同じ ◎日本の次世代産業を支える品目は？ 等々2022年には、高校地理が必修化。いま、注目される「地理」をわかりやすく講義。
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Posted by ブクログ
もし今高校時代に戻れるなら絶対に地理を選択する。
主に貿易の項目から各国の歴史や文化、外交まわりなどを読み解いていく内容。面白かった。もっと地理勉強しよ。
Posted by ブクログ
地理の知識こそ社会人として必要と思い、読んでみた。
主として貿易統計をベースに、世界中の産業や文化について広く解説されていて、思わず「へぇ」と言ってしまうような内容もたくさん盛り込まれていた。
残念ながら脳の容量にも限界があって、読みながら知識がこぼれていってしまうのが惜しかった。
Posted by ブクログ
大人になり、政治や経済、自然や文化などを日々の生活の中で意識せざるを得なくなってくると、中高の地理の学習はとても楽しく学べます。本書はまさに一般的に「教養」として押さえておけるといいだろうなという内容を、コンパクトに、分かりやすく、読みやすい語り口で説明してくれます。大人が学び直しのために1冊選ぶなら、強くお薦めできる1冊です。
Posted by ブクログ
地理を地域別、食や言語などのジャンル別に切り分けてわかりやすく解説されていた。
読みやすい割に、内容もある程度入れ込んでいた印象。
完全なる初級ではないが、初級プラスαくらいの内容かな。
面白かった。
Posted by ブクログ
地理の基本的に知識と昔と現代の貿易データ推移となぜそうなっているのかの説明と各国の機構や地形などの説明があり、非常にわかりやすかった。
特に貿易データの推移、今と昔の変化の説明が非常に納得がいく内容でした。
ただ、高校地理の知識が少し必要なので、今後磨いて、再読してみたいと思います。
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Posted by ブクログ
パッと地理のことを学びたいならおすすめです。
ですが、個人的に地図を使った解説が少なく、文字が多めだったことが残念です。
もっと地図とかカラーとか使ってほしかったな。
系統地理と地誌学があるのは良いが、系統地理が少なめ。
