【感想・ネタバレ】なりたくて妖精になったわけじゃないのレビュー

あらすじ

地下アイドル界に新グループ「ティンカーベル」が誕生した。プロデューサーの奇抜な戦略で注目を集めるも、時を同じくして業界内で連続殺人事件が起こり、メンバーも1人ずつ姿を消していく――。少女はなぜ消えた? 「ティンカーベル」は存続できるのか? アイドル、運営、ヲタク……それぞれの過去が交錯する、一気読み必至の地下アイドルミステリー。アイドル番組の演出家の著者だからこそ描ける、業界の真に迫った意欲作。

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Posted by ブクログ

ピーターパンをモチーフにした少女5人組の地下アイドルグループ「ティンカーベル」。デビューしたばかりなのにメンバーが1人ずつ姿を消して…。
プロデューサーのトシ松尾の過去、過去に傷を持つ「ティンカーベル」の少女たち、ファンからスタッフになった男性、他の地下アイドルの死亡事件とも絡み合い、話が展開する。いわゆるテレビに出たり大手事務所に所属するアイドルが「地上」と呼ばれ、それに対して「地下」。
作者がテレビ業界の人なのである程度リアルな感じなのだろうし、地下アイドルの状況ってかなり厳しいんだと知った。アイドル(地下も地上も)を特別追いかけたことはないのだけれど、この話を読んでいるとアイドル界隈凄いなと思ってしまった。本当現実を忘れさせてくれる偶像なんだなぁ。

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2024年07月03日

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