【感想・ネタバレ】図解即戦力 医薬品業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書のレビュー

あらすじ

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国内市場の売り上げ約9.5兆円の医薬品業界。そのうちの9割は医療用医薬品(処方箋の必要な薬)で,1割はドラッグストアなどで販売されているOTC医薬品という売り上げ構成です。新薬の創出には1剤1千億円の費用と10年以上の研究開発期間がかかる一方,当たれば兆を超える巨大な利益を生み出すこともある,ハイリスク・ハイリターン事業です。遙かに資本力のある海外企業と競争するため,国内300社あまりの製薬会社は統合・再編,得意分野の事業を売買して生き残りを図っています。一方,患者に身近な存在である調剤薬局やドラッグストアなどの医薬品販売業も,国の制度や報酬が経営に大きな影響を与えることもあり,複雑で理解しにくいビジネスですが,本書を読めばしくみと最新動向がわかります。MSLやMR,PM,MSなど製薬会社や医薬品卸業の専門職の業務内容や,薬剤師の仕事など業界で働く人のキャリアについても学べます。

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Posted by ブクログ

業界の大枠について知る上でとても有用であった。ただ、図解が余計な部分や理解の手助けとして機能していない部分が散見された。

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

・アップルウォッチの心電図、心拍数アプリは医療機器認定されている。
・製薬企業は選択と集中の時代。研究開発費をどれだけ注ぎ込めるかが勝負。
・OTCは医療用医薬品の1/10の市場。
・一剤当てたら大儲けの世界。
・MSL(メディカルサイエンスリエゾン)はkOL(キーオピニオンリーダー)などど医学的な情報の交換、ニーズの汲み取りを行う。not営業。
・PMDAは厚生労働省と連携する独立行政法人。
・医薬品ビジネスの根拠法は薬機法(医薬品医療機器等法)

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2022年02月05日

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