【感想・ネタバレ】12週間の使い方 実行サイクルの4倍速化プログラムのレビュー

あらすじ

実行サイクルを1年から12週間に短縮するためのガイド

多くの個人や組織は、1年12か月を基準に計画・目標をたて活動していることでしょう。この長期にわたる実行サイクルは、「時間はたっぷりある」と認識し生産性を低下させ思考の落とし穴を生み出します。

1年を12週間と定義します。時間のゆとりは減り、集中して取り組む必要性が出てきます。締め切りほどやる気を起こさせるものはありません。重要なことに焦点をあて短期間で対応することにより、多くの結果を残すことができます。

本書で取り上げている、「12週間チャレンジ」と「ピリオダイゼーション(期分け)」の概念を理解し実行することによって、あなたの人生のどの領域でも結果を改善するために活用することができます。

本書の内容を実行し、次のようなことを現実のものとしましょう。

● 記録的なスピードで目標を達成する
● 人生における優先順位のバランスをとる
● 1日の主導権を取り戻す
● ストレスを軽減する
● 収入を増やす

多くのことをわずか12週間で達成し実行効率を向上させ、成功への旅をスピードアップしましょう。

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Posted by ブクログ

これとはまた別の本ですが、同じ内容で海外にて流行った12週間法の本を読みました。
一年という長すぎる長期目標を上記期間で分解し、中間目標を立てながら実行していくこと。

そして自分の努力量と結果を徹底してスコア化すること。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

仕組みを作り、習慣にしてしまうことで意志の力に左右されずに行動に移す。
自分自身でも実感として強いのが、結局行動を起こすことが一番難しく、一番重要であるということ。
本書ではキラキラした未来を想像するワクワク感を利用して計画を立てて、12週間という期間を設けることで勢いでそのまま走り切ることを指導している。
ある意味で理に叶っており、また単純明快だが、失敗の落とし穴も多数。ともすれば、「うまくできるようにやればなんでもできる」と言った身も蓋もない話でもあったりするのでは。
加えて、本書では個人の人生におけるビジョンと目標を一致させることにこだわっているが、ほとんどの日本人サラリーマンはこと仕事においてそのようなビジョンをもっていないのではないだろうか。心の奥底、本心から仕事の売上を上げることに人生を捧げたい、そんな人がいたら奇特だし、起業しているだろう。
また方法論的な意味ではGTDに近いものを感じる。予め計画を立ててやるべき行動を決めておくことで、実際の行動のターンであれこれ悩んだり言い訳して後回しにすることを予防している。計画さえ完成して、これを遂行すれば目標が達成できると自信がもてれば、さあいよいよあとはもうやるだけだ、いった感じ。
自分の経験に当てはめると、やはり一年間の目標というのはほとんど達成できていないか、実質数ヶ月で達成しているものしか思い浮かばない。また半年を過ぎたあたりで、そもそもこの目標を達成したとて…や、外部的な要因で達成が事実上不可能になってしまう場合もある。これを初めから3ヶ月に区切って、集中して取り組むというのはすぐにでも試してみたいと思った。逆に言えばたったそれだけの本。

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

だらだらと続けるよりは、1年を12週間(4か月)に圧縮し、集中して取り組むことで成果を得よう、というもの。12週間のスケジュールに落とし込むためには、何をやるべきかしっかりと見定める必要がありなかなか大変であるが、そのかわり何をすべきかは明確になっているため、計画の見直しもしやすくなっている。本書の提案のポイントは、そのことだけに集中しないということ、つまり普段の仕事もちゃんとスケジュールに組み込むということである。普段の仕事をスケジュールに組み込んだうえで、取り組むべきことに集中する時間を割り当てるのである。このことから新しいスキルを身に付けるだけでなく、今の仕事をステップアップさせるのにも使える方法となっている。

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2021年07月19日

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