【感想・ネタバレ】柳家さん喬一門本 ~世にも奇妙なお弟子たち~のレビュー

あらすじ

艶のある声と柔らかな物腰で幅広い年代にファンを持つ噺家、柳家さん喬。本書は、いま最も人気のある噺家の一人、柳家喬太郎を総領に、令和三年に真打昇進する柳家㐂三郎、柳家さん花など、個性と才能にあふれたさん喬一門の14名が弟子入りの秘話を短編の私小説として書き上げました。声をかけられずに師匠を何ヶ月もストーカーした者、緊張のあまり奇妙な行動をとる者など、ドキドキ、ドタバタの弟子入り志願物語をお楽しみください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても良い本だった。みなさん、師匠に弟子入りするとに、どこでどんな風に待ってて声をかけて、師匠に断られるのか。また、柳家さん喬師匠が、弟子一人一人に対する思い出を語るページもいい。入院している時に、師匠がお見舞いに来たエピソードは泣いてしまった。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

さん喬師匠と喬太郎が大好きで、一門会にも何度か行ったりしているが、最近は弟子の数は増えるわ名前は変わるわで誰が誰だかわからなくなってきていたので、ちょうどいい本が出た!ということで手に取った。
入門順(入門の新しい順)に収録されているのも、メンバー把握にはわかりやすい。

一門の全員がそれぞれ入門のいきさつなどを語っている本なのだが、一人一人についての「師匠からひと言」のコーナーが温かく飄々としていて楽しい。それぞれに良い師弟関係なんだなーとほのぼのする。(2021.8.14)

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2022年01月18日

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