あらすじ
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となりの席のじゅじゅは元気で活発な女の子。「この指とまれ!」と人差し指を立ててすぐに友だちを集める。けれど、それをわきで見ているさとは、なかなかその指にとまれないどころか、(もしあの指にだれもとまらなかったら、どうしよう)と内心いつも心配している。そんなさとに、ある日じゅじゅが初めて声をかけて……。二人の少女がゆっくりと友情を育んでいく姿を温かく描く物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小1のさととじゅじゅがこころの友達になる話。さと目線で、物語が進む。
文章の表現や言葉が、適度に丁寧で温かみがある。挿絵の数が多く、文章の難しさをサポートしてくれている。静かに物語が進んでいく感じと、温かみがある絵がとても合っていてよい。
小1が主人公だから、低学年が対象かと思うけれど、文章表現や言葉、内容が、充実しているため、小学生全般にお勧めできる。
Posted by ブクログ
「友だち」が始まるまでが丁寧に描かれています。
何でもない日常。
ただ同じクラスで、隣の席だった子と少しずつ心が近づいていく様子がステキです。
低学年でも読めないことはないけれど、もっと年が上の方が、感情の機微というか、心が揺れてる感じが伝わるんじゃないかなぁ。
挿絵も普通で日常な感じがすごく好きです。
Posted by ブクログ
1年3組。じゅじゅは、活発でみんなの遊びの中心になるような女の子。大人しいさとは、隣の席だけど、じゅじゅとはちょっと性格がちがうな、と思う。
そんな二人が、少しずつ友達になってゆく。
じゅじゅは ちょっと変わった女の子。自分の事を、ハッピー星からきたハッピー星人で、幸せを集めていると言う。
さと目線の物語だけど、じゅじゅにひっぱられて、さとも 明るくジャンプしたりするのが かわいい。
じゅじゅは母子家庭で、お母さんは何かの資格を取る勉強しながら、でもじゅじゅを愛して頑張ってる姿がなんとなく見えていい。(子どもには あまりわからないかもですが)