あらすじ
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本書は1手・3手・5手詰を順不同で出題した詰将棋の問題集となります。
一般的な詰将棋書籍は、「〇手詰問題集」というように、解く前から正解手数が分かっていることが多く、それが解く際のヒントになっています。しかし、実戦では何手で詰むかは誰も教えてくれません。
そこで本書は、より実戦的な終盤力を養うために、正解手数が分からない状態で考えることができる構成にしました。
問題作成と解説は、詰将棋作家として活躍している馬屋原剛・久保紀貴・太刀岡甫・藤原俊雅の4人です。問題はどれも一級品のものばかりで、有段者でも見たことのない、聞いたことのない高等技術が盛り込まれています。
級位者から有段者まで幅広く楽しめることは間違いありません。
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Posted by ブクログ
“実戦では詰みそうだとわかったところで、何手で詰むかは誰も教えてくれません。ゴールが分からない暗闇の中で読み抜く力が必要となります。そこで、本書は1・3・5手詰をランダムに出題することで、より実戦に近い環境を再現しました。(「まえがき」より)”
「詰将棋」といえば藤井聡太五冠が有名だが、創作に関してはアマチュア愛好家が発表する作品のレベルが非常に高い。本書の著者は、専門誌『詰将棋パラダイス』で活躍する4人の詰将棋作家。短手数の作品集ながら多彩な技術が盛り込まれており、詰将棋好きも唸らせる一冊になっている。またこの本の特徴として問題ごとの手数が明かされないランダムな出題となっているので、変化を丁寧に読まなくてはならず、易しくはあるがなかなか気が抜けない。