あらすじ
児童虐待やDVや年金の相談・支援,図書館司書,保育士,学校給食調理員,女性関連施設の職員,非常勤教員等々,待遇は劣悪なまま,体よく「やりがい搾取」される女性非正規公務員たち.私たちの暮らしを直接支える人たちの生活がこのまま脅かされていていいのか? 現場からの切実な声を届け,いま何が必要なのかを考える.
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Posted by ブクログ
官製ワーキングプアの現状と問題について、当事者を含めた多様な観点からまとめられていた。
非正規公務員の待遇の改善は、ひいては良質な公共サービスの維持・向上に繋がることだと理解できた。
Posted by ブクログ
公務員への自分たちだけ安定しているといったバッシング一方で、職種によっては半分以上非正規職員であることを知る。会計年度任用職員か。すごい響きである。
Posted by ブクログ
このブックレットって何だろう。新書にすればよいのに。最近、氷河期世代を公務員に採用するとかやっているけど、応募者数に対して採用数少なすぎて氷河期の就活デジャヴなだけだから、この本で問題になっている会計年度任用職員制度のほうを何とかしたほうが良い。なぜ民間では合理的な理由のない雇止めが違法なのに、非常勤公務員では公然と「更新は2回目まで、3回目以降は公募」などということがまかり通っているのだろう。定数内職員が自治体の予算で減って、定数外職員で補っているとのことだが、現場を知らない上からの制度ではなく、働く人の立場に立った制度に改めるべき。