【感想・ネタバレ】レオノーラの卵~日高トモキチ小説集~のレビュー

あらすじ

自分の終わりや親しいひとの終わりは、唐突に訪れる。せめてそれまで、魅力的な謎について、考えないか。たとえば。レオノーラの想い人は誰なのか? 砂の船が無人なのに稼働し続けるのはなぜ? 16歳の図書委員が判事を引き受けた理由は? 止まった観覧車が再び動き出すことはあるのか? ──父は、私になにを伝えたかった? 多彩な創作活動を展開する才人・日高トモキチ。7篇の短編小説を収めた、初めてにして極上の珠玉集!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

世の中の動植物を擬人化した小説たちであり、筆致も独特なため、全体的に話の全体像を掴むのが難しかった。
それでも、生物の知識に裏打ちされた設定や豆知識が随所に見られて面白い部分はあった。
また、行き過ぎた文明を批判するようなトーンが全体から感じられ、読後は動植物に対する見方が少し変わるような気もする。

0
2025年04月06日

「小説」ランキング