あらすじ
『お笑いトリオ「三角屋敷」のボケ・松尾は、メンバーのモーを喪い自暴自棄になっていた。もうひとりのメンバーでツッコミの椎葉は再びコンビを組もうと誘うが、常にオトコがいないとダメな松尾に“サオ役”とモーの役割の両方を果たすのが条件だと言われ……!? 元・腰かけ芸人(童貞)ד芸人”でしか生きられない男(ビッチ)、3分30秒にすべてを懸ける男たちの引力みたいな恋物語。
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匿名
作者さん
好きで、お笑いものも好きなので、こちらも購入しました。トリオから2人になってしまうのは、本当に大変だろうし、そこを乗り越えて、恋愛感情の好きまで絡んでくるのは面白かったです。それにしても男がいないと上手くいかない、って言うだけあって受けはビッチでした(笑)先生の作品には結構こういう方が登場するんですが、そこがまた嫌な感じしないの不思議w
Posted by ブクログ
▼あらすじ
お笑いトリオ「三角屋敷」のメンバー・モーを喪い、自暴自棄になる松尾。椎葉は再びコンビを組もうと誘うがサオ役とモーの役割の両方を果たすのが条件だと言われ!?
***
ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:コミカル
エロ度:普通
萌え度:非常に高い
総合評価:★5.0
りーるー先生の作品はストーリーがしっかりしていて面白いので今回も期待していたのですが、その期待を遥かに上回る面白さでした!今まで読んできたりーるー先生の作品の中で一番好きかもしれない…。
今回はお笑い芸人の話なんですが、業界の雰囲気とかがリアルに描かれていて面白かったですし、エロの配分も個人的に丁度良くて最後まで楽しく読ませていただきました。
特に今回、私が読んでいて良いな〜と思ったのが、魅力的なキャラクターが多いところです。男に抱かれていないとネタ作りが出来ない厄介な性格の松尾や、普段はヘタレ(しかもDT)だけどやる時はやる男椎葉、松尾と椎葉をサポートするモーの妻ミミ、松尾のサオ役まほろ師匠、ライバルの「タッカルビ」などなど、主役以外にも実に様々なキャラクターがこの作品には登場しており、どのキャラクターもストーリーを盛り上げるのに欠かせない存在となっています。(個人的には師匠がお気に入り♡)
松尾も椎葉も最初は10年も一緒にお笑いやってたのが信じられないくらい関係良くなくてこの二人が恋人同士になる図が想像出来なかったし、そもそもコンビとしてちゃんとやっていけるのか不安だったけど、最終的には椎葉の頑張りが報われてくれて良かった。松尾の男癖の悪さもこれでやっと落ち着くかな(笑)
ネオお笑い王決定戦で優勝出来なかったのは残念(オチとしては最高w)だけど、この二人ならいつか優勝出来る気がしますね(^^)
ラスト、二人で始発の電車に乗ってモーちゃんに報告しに行くの胸にじーんと来るものがあって良かったです。凄く良い終わり方だったと思います。
でも、出来る事なら続編が読みたい…!もしくはドラマCDとか…!あ、師匠のスピンオフでも可です!(笑)
芸人さんとBL好きな方に!
まず感想は普通に面白かったですし楽しかったです。
話や世界観重視なものが好きなのと芸人さんが好きな私は読んで良かった作品となりました。なので気持ちは星5で満足です!
芸人さんを題材にするにあたっての漫才やネタ作り等々の描写はそこまで深くは無い感じです。でも話としてきっちりと描写されていて蔑ろにしてないのが素晴らしい…!(私の言う深くはネタ一本書き上げるまでとかそう言った感じです。流石にそこまでやると一巻じゃ足りないですね。)
彼らが恋愛していく上で芸人さんネタを織り交ぜつつ、恋愛や芸人としての苦悩等々お話の読み応えはしっかりあります。
出てくる登場人物はやはり芸人さんを題材にしてるだけあって個性的ですごく私は好みでした。何よりサブキャラも作り込みを感じてとても良かったです!
サービスシーン?は流石りーるーさんですね。筋肉の描き方が素敵です!
そこまでガッツリって言う感じではなかったものの、描写の仕方にはエロさをきっちり感じました…もう流石としか言いようがない…。
とりあえず芸人さんが好き、blが好き、世界観重視の方は読んでみてほしい作品です!