あらすじ
とある村の外れの山奥に、“白面様”と呼ばれる、白いお面をつけた神様が住んでいた。白面は、痛みも悲しみも、苦しさも寂しさも、あらゆる負の感情を果実にして捨ててしまえるという力を持っていた。ある日、白面は一人の幼い人間を拾う。時はそれから12年後、彼は立派な青年へと成長するが、いつしか白面に淡い気持ちを抱くようになっていた。しかし、数年前から自分の体にある異変を感じていて……。これは、ある秘密を抱えた一人の青年と、人を愛する神様が「恋」へと歩む物語。
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素敵
まず絵がとても綺麗。その綺麗な絵と少し不思議な世界観がマッチしています。細かい描写、コマの使い方、構図、独特なセリフ運び…瞬く間に作品の世界に惹き込まれます。
人間のヨスガと神様の白面様。二人の距離は近いのに、人間と神様、親と子のような関係性が二人の間にジレンマを生じさせています。
美しくて、切ない…これから二人はどうなるのかとても楽しみです。
育ててもらった人間の子が神さまに恋をするのはよくあるなって思うけれど、どんな顔でっていうのはわかるけど、「誰に」っていう意味深な言葉、すごく気になります。