【感想・ネタバレ】イソップのお話のレビュー

あらすじ

有名な「イソップ寓話集」から,少年少女のために選りすぐったお話300編.「ライオンとネズミ」「北風と太陽」「肉をくわえたイヌ」「旅人とクマ」など,原典ギリシア語からの完全訳.

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Posted by ブクログ

イソップ物語の本はたくさん出ていますが、これが一番たくさんのお話が載っていました。童話と言われているけど、大人のための考えさせられる寓話です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

イソップ寓話集から300話収録。とはいえ、ほとんどが1ページ程度の話なので、そんなにヴォリュームのある本には感じない。紀元前の寓話とは思えないほど、あれこれ思い当たる節が…時代の変化を感じるものもあるが、そこも含め現代日本人(の本音)に通じるものの方が多い気がする。アイロニーに富んでいて、寓意に反発を感じる世代にも読んで欲しい。また、この本はギリシャ語から翻訳であるということで、原典に近い形に触れられるのも有意義だと思う。

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2022年02月07日

Posted by ブクログ

この本では300話収録されているが、紀元前から「北風と太陽」「ウサギとカメ」などの寓話を生み出したことに驚く。狼・羊・犬など動物が多数登場していて、紀元前からいたんだなと背景を想像しながら読んだ。中には、「棒のおしえ」という「毛利の三本の矢」っぽいものや、「猟犬と番犬」という「そんな話があるの!?」と感じるほどの内容のものもあった。時代が違うため、意味がわからなかったものや今では通用しないものもあったが、全体的に人間について、社会への皮肉など大人でも考えさせられるような金言が多かった。

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2025年02月23日

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