あらすじ
いま注目のベンチャーが見つけた、
アイデアが生まれる
プロセスと場づくりのすべて。
組織開発と事業開発を接続させ、
「ボトムアップ型のイノベーション」に向け、
シチズン、サッポロビール、資生堂、京セラなど、
各社を支援してきたMIMIGURI。
これまで数多くの企業と数百件ものワークショップを重ね、
リサーチ会社インテージとの共同研究に取り組んできた。
イノベーションのプロセスに火をつける、
その方法を大公開!
4つのステップで“売れる”アイデアを見つける、
具体的なノウハウが満載。
STEP 1「わからないこと」から問いを立てる
STEP 2「わかるためのデータ」+「つくるためのデータ」を集める
STEP 3 ワークショップでリサーチデータを読み解く
STEP 4 多“様”決で合意を形成する
商品開発や商品企画の担当者だけでなく、
組織開発・人材開発の担当者、
アイデア発想の場づくり、チームビルディング、
コミュニティづくりに関心のある方も必読。
■株式会社MIMIGURIとは?■
組織の創造性を賦活する最新理論を基盤とした、
デザイナー、ファシリテーター、エンジニア、
コンサルタント、研究者の専門家集団です。
人材育成、組織開発、制度設計、事業開発、ブランド開発を
有機的に組み合わせたコンサルティングや、
組織の総合知を学ぶメディア運営に取り組んでいます。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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Posted by ブクログ
アイデーションに向けて、リサーチベースで何をどこまでできるのか確認すべく読書。
メモ
・問いを起点にデータを手がかりとしつつ、新たな可能性を探り出すための汎用的な思考法
・うちから外、外からうちを共存させた両利きアプローチを目指す。共感のみでも批判のみでもなく、探究を通じてそれらを絶えざる往復を行うというもの。これをリサーチ主導と表現。
・意味のイノベーションの特徴
起点となる個人の熟考
意味を磨き上げる批判的アプローチ
意味を形作るためのプロービング
・イノベーションが生まれない本質的課題
組織において探究的衝動が抑圧されていること
組織において創造的自信が失われていること
・素朴な問いをもとにデータと対話を繰り返す
・思考の軸足の作り方
カテゴリを広く捉える ビールのみならず他の飲料も含める
モノではなく行為で捉える 飲む、そそぐ、潤す
・実用的関心から問いを探る
宴会でお酌は必要か?
オンライン飲み会におけるお酌は?
食事とお酒の相性はどうやって決まるのか
・概念的関心から問いを探る
100年時代におけるロングセラーのお酒は?
100歳でも楽しめるビールは?
飲酒は寿命を縮めるか
長寿を支える嗜好品、飲酒習慣とは
・問いのチェックリスト
明らかにする価値があるか
ステークホルダー起点にたてているか
探究的衝動が掻き立てられるか
・リサーチ問いのデザインパターン
言葉の定義
根源的な理由
時代の変化
真善美を探る
・データを読み解く6つの観点
今或いは過去の自分たちの認識や価値観を探る
自分たちが見えていなかった認識や価値観を探る
これからの自分たちのありたい姿を探る
今或いは過去の社会や人の認識や価値観を探る
社会や人が見えていなかった認識や価値観を探る
これからの社会や人のありたい姿を探る
・データを読み解く上で着目すべき5つの視点
量、頻度、推移、関係、矛盾
・目指すべき方向性の解像度を高める4要素
動詞 営み
感情
場
関係性
全てどうすれば〜できるだろうかと問いを立ててみる