【感想・ネタバレ】ワルあがきのレビュー

あらすじ

日米同時発売
活字と漫画が融合した新感覚【自己啓発書】

『ワルあがき』北里洋平 著
漫画・キャラクターデザイン たなか亜希夫(『軍鶏』『迷走王ボーダー』『リバースエッジ大川端探偵社』etc)

「諦めることを、諦めた! ! 」
小学生にしてそう決意した、馬鹿がゆえに自由すぎる主人公が、突然現れたもう一人の自分「キング」の教えを手掛かりに、描く夢全てに片っ端からオトシマエをつけていこうとする、果敢だが無謀一直線の、真実の物語。

大絶賛コメント! !
「そこらの役者やタレントやアーティストじゃ太刀打ち出来ないよ。コイツは素敵だぜ」−
−窪塚洋介 (俳優)

「おいおい、ヨーヘイ! 実物より100倍絵が格好良すぎだろ! 」
−GACKT(ミュージシャン)

−徳山昌守 (世界戦9回防衛 元ボクシング世界チャンピオン)
「現役世界チャンプだった俺のもとに、調子にのって道場破りにきた若僧が、シロウトだと知ったのはリングの上でのことやった。バンテージの巻き方もろくに知らないクソガキ。遠慮なくフルボッコにしてやりました。(笑)調子にのり過ぎぐらいじゃないと、そんな挑戦できないやろ。クソガキ洋平、そのままいったれ。いてこましたれ! 」

「北里洋平は、なかなか本を書かない人間である。だから『そろそろ書こうかな』から『よし書こう! 』まで、途方もなく長い時間が流れる。でもいざ書かせると、この一冊のようにとてつもなく面白いものを書いてしまう才能を持っている。だから僕は彼にいう。
『もっと書け、バカヤロウ』」
−ロバート・ハリス(作家)

「北里は、どうしようもない男だ。ただ、この男の持つ、唯一の力。『生命力』。これだけは、感じてみる価値がある」
−高橋歩(自由人)

諦めることを諦め、ワルあがきを続ける主人公が体験する、前代未聞の珍道中を通して、キングが教えてくれた、大切なこと。
【我がままを貫く大事さ】【覚悟の決め方】【5倍の集中力】【スイッチの入れ方】【自由であり続けること】

諦めることを諦め、結果を先に決めてしまえば、
夢なんてあっさり叶うんだ。

強い自分、弱い自分、ズルい自分、優しい自分、etc…。
全ての【自分】の頂点に立つキング(我ままな自分)が、果敢にも無謀すぎる挑戦を続ける【現実の自分】をナビゲートする、ヒリヒリと熱く、そしてユーモラスな物語。

中学生にして南米世界一のサッカーチームに挑戦状を叩きつけ、伝説的な秘境チロエ島での大冒険をくぐり抜けると、キングから教わった【5倍の集中力】で受験を突破、大企業への無茶な就職を決めたうえに営業日本一まで登りつめ、ナワバリを広げるために世界へ放浪し、タイでムエタイ選手への挑戦とリベンジの2連敗を経て、仲間が集う憧れのバーをオープンしながら自伝を出版。未経験からボクシング世界タイトル9度防衛のチャンピオンへ挑戦し、生涯3連敗目を期したあげく、大企業の出世コースからドロップアウトして出版社を創業した先に待っていたのは……。


挑戦フェチな主人公が人生という物語を通してぶつかる様々な葛藤や問題を、キングが教えてくれるヒントを手掛かりにクリアしていく新感覚の自己啓発書。

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Posted by ブクログ

北里洋平の自伝

メッセージ性が強くて自己啓発にすごくいい本。
人生の考え方を教えてくれる。
人になにを言われても諦めずに自分の「芯」を貫くこと。
そういうことを教えてくれる。

天才タイプじゃなく、努力タイプの人だったら共感できた。

0
2020年05月09日

Posted by ブクログ

学識サロンのYouTubeチャンネルですごい絶賛されていたから、本屋で偶然見つけて購入。

とにかくキングが厳しくて、かっこいい。

この本を読んで、これは俺の人生なんだから好き勝手にやらせろ精神は育まれたと思う。

ただやっぱりこの主人公は、子どものときからすごい活気に溢れていてなんでも根気で成し遂げてしまうタイプだから今の自分と照らし合わせにくくて「自分もできるかも⁈」とはならなかった。

天才タイプすぎて、共感するところがなかった感じかなー。

まぁ、自伝だからしょうがないんだけど。

著者がなぜ自伝のみの出版社を作り上げるに至ったかを知るには持ってこいの本やね。

0
2023年12月08日

Posted by ブクログ

内容は北里洋平さんの自伝、構成的には小説+自己啓発本といったところ、表紙と作中に挿入される漫画は『軍鶏』などの作品を手掛けた、たなか亜希夫さんが担当(作品との世界観はバッチリ合っていたと思う)。北里さんの幼少時代から、この自伝を出すまでの波乱万丈の人生が語られる。北里さんが何かを諦めようとしたときにもう一人の自分である「キング」が現れて軌道修正を促してくれる、「キング」の言う言葉が心に響く名言だらけの一冊だった。

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2020年07月18日

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