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Posted by ブクログ
解釈の重要性、解釈の仕方、解釈することで得られる自由や解放感がある。
縛られた正解ではなく、それぞれの解釈を見つける。
その解釈するための練習として、この本を読む。
p128〜
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。」
by 喜劇王チャップリン
p130〜
人と別れること=独立記念日
p143〜
物事の視点を変えること
=心理学用語で、「リフレーミング」
p223〜
生きるということは、過去の自分を肯定していく行為だ。
p265〜
ダイバーシティが大切にされる世の中で、それと同じくらいに自分の中の多様性を尊重したいし、一色では収まらない自分の持つ可能性を引き出してあげたい。
〜〜〜
未来は今だ。今の連続が間違いなく未来をつくる。
〜〜〜
未来は「0か100」、白か黒かなんてことはありえない。グラデーションを、その間にあるグレーな日々を愛そう。
〜〜〜
解釈する先に人は進める。
読み終わってみて、
誰かの正解に縛られない「解釈」の練習ができたと思うし、
さらにその練習を、積み重ねていきたいと思えた。
このタイミングで、この本と出会えて良かった。
Posted by ブクログ
物は考えよう・捉えようだという言葉はあるし、確かにそういう面はあるだろうと思ってた。
けれど、出来なかったり、どうしてもネガティブになってしまったのは、解釈するという観点が抜けていたからだと思う。
この本は「立ち止まって解釈してみる」という方法を教えてくれた。
瞬間的な反応をしていると、囚われゆえのリアクションであることにすら気づけない。
受け止めて立ち止まって解釈する時間を持つことで、より良い方向に進んでいける気がする。
Posted by ブクログ
昔、法律は解釈だ、と聞いたことがあり、その通りだ!!と思ったことがある。
自分の解釈(価値観)に人を当てはめることの危うさみたいなことを考えるようになって、「勝手な決めつけ」をせずに、でも自分の考えはしっかり持つって難しいなと感じている。
なので、この本のタイトルが目に止まった。
これは若い人達、就活生や、これから仕事で自分を表現しようとする人達に役立つと思う。
ワークショップで受講生が書いた言葉がたくさん出てきて、キラキラしてて、いいなと思った。
自分の感情を観察して言葉にするって、大事だし、
面白い。
著者がもらった年賀状に書かれていたという、
「人生バラ色より色々」。おー、いいね。
著者が言われた「積極的な受け身」。なるほど!
先輩や同僚、友達からの言葉。書籍やCMの言葉。
映画のセリフ。どこかで目にした言葉。
それらが自分の心に響いて(残って)、こういうことだよねって自分で解釈して、少しだけ見る目や行動が変化するって、たぶんみんな無意識にやってる。影響を受けるって、そういうことだと思う。
違和感を放置しない。
上司に言われたから………
友達がそうしてるから……
家族がそうするべきと言うから……
右向け右の時に、違和感は出没する。
周囲の空気に流されない。あれ、おかしいなと思ったら、その違和感を「まあいいか」と放置せずに丁寧に理由をたどろう。小さいほつれのうちに。
違和感に名前をつけよう、ってのが面白かった。
「隠れプラ」=レジ袋は有料になったのに、小さいビニール袋は取り放題。モヤッとする。
「なんでも判定団」=関係ないのに、僕はいいと思いますとか、それは嘘、とかジャッジする人々。
過去の出来事は変えられないけど、その捉え方や意味は更新できる。つまり、過去の出来事は変えることもできる。
これはすごい。解釈って、現在起こってることだけじゃなくて、過去を解釈できるんだ!
過去の「あの感情」を受け止めることができたら、
呼吸がラクになるかもしれない。。
「今思えば」という言葉は魔法。たとえ感情の旬が過ぎても腐らせずに発酵を促す力になる。
「なにを言うか」が、知性。
「なにを言わないか」が、品性。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう…」
が、人生。
なるほど、そうだ、うーん、たしかに、
という言葉が、読んでてこぼれる本でした。