【感想・ネタバレ】語り遺す 戦場のリアルのレビュー

あらすじ

コレラに罹った兵士を見殺しにした衛生兵、真珠湾攻撃に参加し仲間を次々と特攻で失ったパイロット、風船爆弾の製造に従事した女学生……。戦後70年の大型企画として、若手記者たちが67人におよぶ戦争体験者を取材。多様な証言から、浮かび上がる戦争の残酷な実態とは。安保政策の転換が進められるいま伝えたい戦争証言集の決定版。

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Posted by ブクログ

悲惨・凄絶な体験が語られている。
90ページ程度の薄い小冊子だが、戦時中の必死の生きざまがありありと語られている。
中国残留孤児の章は涙なくしては読めないほど。
また、複数の語り部が「戦争は恐ろしい」ではなく、「戦争はあほくさい」と語っているところが印象に残った。
本当に読んで良かったと思った1冊だった。

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2021年11月06日

Posted by ブクログ

素直に戦争は繰り返したらあかんと強く感じた。
当時の人たちは戦争が当たり前のもので、そこに疑問を持つことなく生きていたことを読んで、今の生活の有り難さも感じた。あの時代、あの死があったからこその今の平和があると言っている方もいて、そうだろうなと思う反面、そう思わざるを得ない現実もあったんだなと。
の制服を着たらモテそうとか思う、普通の男の子が十分に青春時代を過ごせないなんて、そんな悲しいことないですよね。

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2017年06月23日

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