あらすじ
コレラに罹った兵士を見殺しにした衛生兵、真珠湾攻撃に参加し仲間を次々と特攻で失ったパイロット、風船爆弾の製造に従事した女学生……。戦後70年の大型企画として、若手記者たちが67人におよぶ戦争体験者を取材。多様な証言から、浮かび上がる戦争の残酷な実態とは。安保政策の転換が進められるいま伝えたい戦争証言集の決定版。
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Posted by ブクログ
悲惨・凄絶な体験が語られている。
90ページ程度の薄い小冊子だが、戦時中の必死の生きざまがありありと語られている。
中国残留孤児の章は涙なくしては読めないほど。
また、複数の語り部が「戦争は恐ろしい」ではなく、「戦争はあほくさい」と語っているところが印象に残った。
本当に読んで良かったと思った1冊だった。