【感想・ネタバレ】13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアルのレビュー

あらすじ

13歳から7年間、実の父親から性暴力を受けていた。消えては現れるトラウマ症状……性暴力は一人の女性にどのような影響を残すのか。約30年にわたる葛藤と再生の記録。110年ぶりの刑法改正の後押しになった話題の書籍がついに文庫化。解説・伊藤詩織。

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Posted by ブクログ

読んでいるのが辛くなるほど、性暴力が与える被害の深刻さを知ることができた。当事者とその家族はどれほどの苦しみだっただろうと思うと言葉がない。
傷を抱えながらも刑法改正のため闘っている山本潤さんに心から敬意を抱く。私はそんな資格ないかもしれないけど、でも性暴力被害者の方を助けられるような人間になりたい

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2021年04月26日

Posted by ブクログ

読めた。
ああ、こう言う本が最後まで読めるようになったんだな。
そうなんだよ!
一番大きいのは無力感なんだよ。

・自分には自分を守る力がない。
・他人は助けてくれない。

勇気を持って実名で書かれたことに驚き、本気を感じる。

書いてくれてありがとう。

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

性的被害のもたらす深刻さに比べて刑罰のなんと軽いことか。刑法改正のロビー活動を受けて「話を聞いたことは無かったことに」と言う議員がいるなんて、見識を問いたい。ネットを見ていると何故か表示される過激な描写の漫画。表現の自由があるとはいえ、この本を読んだ後だと規制も必要なのでは無いかと考える。学校教育にも取り入れるべきだと思うけど性教育が難しい現状ではむりかなぁ。

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2022年04月22日

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