【感想・ネタバレ】描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部)のレビュー

あらすじ

漫画を描くときに必ず出てくる疑問から練習法、描けない時の壁の超え方などから、ジャンプの大ヒット漫画家たちの描きおろしネームやアンケートを大ボリュームで収録!! <収録内容>
第1章 技術論の前に「描きたいもの」を育てる
第2章 2ページ漫画を描こう
※描きおろしネーム掲載作家…白井カイウ先生/空知英秋先生/附田祐斗先生/筒井大志先生
第3章 ジャンプ作家アンケート
回答掲載作家(五十音順)
芥見下々先生(『呪術廻戦』)/尾田栄一郎先生(『ONE PIECE』)/久保帯人先生(『BLEACH』『BURN THE WITCH』)/吾峠呼世晴先生(『鬼滅の刃』)/佐伯俊先生(『食戟のソーマ』作画担当)/篠原健太先生(『SKET DANCE』『彼方のアストラ』『ウィッチウォッチ』)/白井カイウ先生(『約束のネバーランド』原作担当)/空知英秋先生(『銀魂』)/田村隆平先生(『べるぜバブ』『灼熱のニライカナイ』)/附田祐斗先生(『食戟のソーマ』)原作担当)/筒井大志先生(『ぼくたちは勉強ができない』)/出水ぽすか先生(『約束のネバーランド』作画担当)/藤本タツキ先生(『ファイアパンチ』『チェンソーマン』)/堀越耕平先生(『僕のヒーローアカデミア』)/松井優征先生(『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』『逃げ上手の若君』)/矢吹健太朗先生(『To LOVEる-とらぶる-』シリーズ 『あやかしトライアングル』)
第4章 悩んだら「やれるところから、好きなように」に戻ろう
第5章 デジタル作画のコツ――ミウラタダヒロ先生に訊く!
第6章 アナログ作画のための道具選び――四谷啓太郎&田代弓也両先生が語る!

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Posted by ブクログ

漫画家という夢を与えるお仕事で、成功者と言われる人たちの思いや歴史をギュッとした本、好きだ!!!みんな同じ人間で、魔法を使って漫画家になったわけじゃないから。

個人的に、空知英秋さんの真面目さと、藤本タツキさんのやばさの対比がとても好きだったw銀魂が不真面目、チェンソーマンが(やばいんだけど)真面目って漫画であるとき、やっぱり逆のものを持っているからこそレバレッジかけるんだなって思っておもしろかった。

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2021年10月03日

購入済み

豪華

こういうのにありがちな、大御所という名のロートル漫画家ばっかり出してくるのではなく、本当に今、第一線で描いているジャンプ漫画家のインタビューやネーム原稿を載せていて、とても面白かった。

また、これを作った出版社・編集者も、「売れてる漫画家のインタビューで一儲け」ではなく、本当に漫画家志望の若い人向けに真摯に向き合っていることが、構成ひとつ、文言ひとつとってもよく分かる。極めて真面目な「マンガの描き方」本である。

私はもう漫画家を目指せる年齢ではないので、漫画家の裏話(特に吾峠呼世晴先生のインタビューなんて超貴重!!)を楽しみに買ったが、若い漫画家志望の人は、これを読むのはたいへん良い刺激になるのではないだろうか。

#アツい #深い #タメになる

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2021年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

様々な作者の制作話が聞けて楽しい。
創作は完成させた方が偉い。物語のピリオドを打てば打つほど成長できる。

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

今更ながら『バクマン。』読んでから、本書を購入。
尾田栄一郎先生の原稿やアンケートの回答、作家さんたちのネームが見られたりマンガ家を目指してなくても面白い内容です。
子供の頃に本書が発売されて読んでいたらマンガ家を目指していたかもしれない。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

ペガサスハイド先生がYouTubeでおすすめしてたので読んでみました。読み物として普通に面白かった。というか意外だった、ジャンプなのに好きなものを描いて欲しいというメッセージがあったので…ジャンプは子供の頃は購読してたけど、面白かった日常漫画がバトル漫画になってつまんなくなったり、面白いファンタジー漫画を打ち切りにしてお色気漫画描かせたり…進撃の巨人の諫山先生にジャンプを持ってこいとか言ってはねたのは有名だし、ジャンプはジャンプっぽいバトル漫画やお色気漫画しか載せる気がない編集者が漫画家より上の立場にあるような偉そうな編集部なんだろうなと思っていたので、この本の好きなものを描いて一緒にがんばろうみたいなメッセージは意外というか、思ったよりまともな事が書いてあるなと思った。まあ外面がいいだけで実際持ち込みしたらジャンプ持ってこいとか他にも酷い事言われるのかもしれないけど。
良い本だったけど、今までのことがあるからジャンプに持ち込みはしたくないなあとは思った。ジャンプでは好きなものは描けなくなりそうだし全部バトル漫画になって潰されそうなイメージがある。
あと大した事じゃないけど今赤マルジャンプないんだなとこの本読んで知った。子供の頃は赤マルジャンプもよく読んでいました。

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画を描く上での最低限の技術的な話がされていて、メインはやはり心構えだった。
「自分が好きだと思うものを描く」「拙くてもいいから描き切る」頭ではわかっているけど特に後者はなかなか実践できていないなと読みながら反省した次第。
また、ジャンプ作家4名による共通のお題から構成された2Pネームがとても興味深かった。
同じお題なのにネタも見せ方も全然違う。2Pでもここまで個性が出るとは。
ランダムお題メーカーなどがインターネット上にはあるのでそれを使って2Pネームを何作も作るというのは面白そうだし練習になりそうだとも思った。

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2023年12月04日

Posted by ブクログ

全然期待してなかったけど、思いのほかフムフムさせてもらった。
2ページ漫画の具体例で、同じテーマでそれぞれ素直に出してくる先生、捻って出してくる先生がいて感動。空知先生の天才性に震える。

流行りを追いかけるのではなく、とにかく好きなものを描くこと、「流行りものをうまく取り入れている先生は、流行りものが好きなんだろう」という考え方には深く感心させられた。
作家アンケートには、読む前はあまり期待していなかったけれど、思いのほか参考になることが多かった。
キャラデザを貯めておくこと、自分が「なぜその瞬間心が動いたのか(嫌い→好きなど)」を突き詰めて分析して貯めておくこと。など

原稿用紙の大きさ、使い方、枠線の太さ、など意外と分からない初歩のことから教えてくれる、「漫画を描き始めたい人」にも「煮詰まってこれで良いのか分からない人」にもアドバイスになる本だった

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

描きたいもの、伝えたい一つのこと以外は心を鬼にして削る。
最初はかきたいこと→後々求められていることも受け入れて進めていく。
この二つが心に残った。
また、2コマ漫画と解説がそれを体現する上でもとてもわかりやすかった。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

漫画家になろうと思ってない人にも面白く読めました。特に、ジャンプ作家アンケートと、同じお題を与えられた白井カイウ、附田祐斗、筒井大志、空知英秋先生の比較。同じことを書くのに、こんなにも違うんだ、でもどの作家さんも、いいなーと思える構図。ジャンプ作家アンケートの方は吾峠呼世晴先生が面白かった(尊い)。

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2021年10月06日

Posted by ブクログ

こういう本はもういいかなと思うけど、たまに見ると読みたくなる。以前読んだのは何十年前だっけ。

プロの先生が同じお題で描いたネーム作品は皆さんすごい。空知先生これもうネームじゃないしめちゃくちゃ面白いしペン入れたら完成稿だし。そしてプロの描き方などのアンケート記事が面白いです。いまでもかなりアナログ主流なのですね。

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2021年06月27日

Posted by ブクログ

漫画を描きたい人に向けて
優しく丁寧に、かつ具体的に書いてる。
(各作家への質問コーナーなど)
一番大事なのは構成や描画の技術の前に
何が好きなのか、何を描きたいのか
を明確にして突き詰めておくこと、ブレないこと
それを真っ先に示しているのがよい。

門戸を広げるためなので仕方がないのだが、ちゃんと業界の厳しさも伝えておいてくれたら
もっと誠実なのかもしれない。

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2023年09月01日

Posted by ブクログ

マンガ家になりたい人に。マンガを描くときに必ず出てくる疑問や、練習法、描けないときの壁の乗り越え方など、マンガを楽しく描いて上手くなるための方法や考え方について、少年ジャンプ編集部が伝える一冊。「何からやっていいかわからない」「心が折れたときには」といった悩みへの回答から作画のコツまで、たっぷり書かれていて役立ちます。大ヒット漫画家のアンケートの答もたっぷり。
  

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2021年06月24日

Posted by ブクログ

ジャンプ編集部による、漫画になりたい人へのアドバイス本。漢字にルビがふってあり、小学生でも頑張ったら読めそう。呪術廻戦やONE PIECE、鬼滅の刃などの錚々たるヒット漫画の作者へのアンケート結果が面白く、
ほぼ全ての人が、ネタなどは思いついたらスマホにメモ、面白い、好き、嫌いと思った人やストーリーの理由の言語化を挙げており、すごく地道に積み上げていらっしゃることが伝わってきた。漫画家でなく、仕事をする一社会人として、盗める技だなと。
編集者の役割ってかなり強いのだなという点が、漫画素人の私には新鮮でした。

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2021年04月21日

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