【感想・ネタバレ】フジテレビ プロデューサー血風録 楽しいだけでもテレビじゃないのレビュー

あらすじ

ワイドショーADからフジ親会社のトップへ。フジテレビの黄金時代を駆け抜けた男の“野心”と“愉楽”――。


「楽しくなければテレビじゃない」――。かつて、フジテレビの“軽チャー”路線と一線を画し、真っ向勝負でテレビに挑み続けた男がいた。ワイドショー『おはよう! ナイスデイ』、情報番組『なんてったって好奇心』、探検シリーズ『グレートジャーニー』、未来予想番組『アルビン・トフラーのパワーシフト』、“脱ワイドショー”を掲げた『とくダネ! 』、実録『ザ・ノンフィクション』……立ち上げ秘話や艱難辛苦なエピソードを通して語られる、プロデューサーの流儀とは。フジ親会社ならびに産経新聞のトップへと登りつめた男が見据える、テレビ、メディアのこれから。

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Posted by ブクログ

フジテレビやテレビ番組の過渡期の中で、その中心にいた方の回想録というべき作品で

私見もかなりありますが、それでもあの頃夢中でテレビを見ていた者としては

たくさんの種明かしがあったな、と思います。



ワイドショーの成り立ち、そして脱ワイドショーへの踏み出し

そこに込めた気持ちがひしひしと伝わってきました。



最後にはテレビの世界をけん引してきた人として

今や今後のテレビ業界への警鐘もあり、読み応えのある本でした。

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2021年06月27日

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