あらすじ
学業との両立、親の説得、そして金曜日の勇気。
ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニア、南極…
41ケ国60人の日常と葛藤。
●インドで2,600万本のプラスチックストローを削減した16歳の男の子
●カナダ政府を相手に地球温暖化について訴訟を起こした16歳の女の子
●有機ごみから代替燃料を生む会社を立ち上げた25歳のアフリカの青年 ほか
世界中で動き出した若者たちが綴る、自らの言葉。
「自分が思ってるより、仲間はたくさんいるよ」
――18歳、ニュージーランドの少女
「私たちがchangeなのです。
changeはもう始まっています。
あなたが望もうとも、そうでなくとも」
――グレタ・トゥーンベリ, 2020年
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気候変動に立ちむかう子どもたち 世界の若者60人の作文集。アクシャート・ラーティ先生の著書。気候変動に立ちむかう子どもたち。気候変動に立ちむかう子どもたちの作文には心を打たれるおとなたちもきっと多い。気候変動はおとなたちによって引き起こされた問題。気候変動はこどもたちに責任はない。おとなたちによって引き起こされた気候変動に立ちむかう子どもたちを見て何も感じないとしたらおとなとして無責任で厚顔無恥で情けないこと。
Posted by ブクログ
気候変動について自分も具体的な取り組みをしたいと思った。
自分と同世代の若者たちが行動しているのを知り、感銘を受けるのと同時に勇気をもらえた。
Posted by ブクログ
ここに登場する若者たちは10代から30歳になるぐらいまでの人たち。
学生だったり、研究の道を選んだり、様々な社会活動に積極的に参加し、行動を起こしている。なぜ、そうするに至ったか。これから自分達が生きる未来について、自分達の祖先が作ってきた社会について、様々な切り口で未来への希望を失わないために、何をするべきか考えている。
中には両親や育った環境が恵まれており、そういう思想や思考に結びつきやすい人たちもいるが、本当に明日をどう生きるか差し迫った状況から遠い未来に想いを馳せるに至った子どもたちも少なくない。
毎日を漫然と生きている大人たちへの、辛辣な批判であり直訴である。