あらすじ
崖っぷちに追い込まれたときに、発想転換できるかどうか。
つまり人生の価値を「金=円」から「人=縁」にシフトできるかどうか、そこで勝負は決まる。(まえがきより)
「自分のため」に生きるだけでは生き苦しい。「人のため」が人生を好転させる!
波乱万丈、壮絶な人生を送った歌舞伎町駆け込み寺代表、3万人を救った52の言葉。
●どんなことでも、「他人のため」という視点が生きることを楽に、豊かにする
●一番磨かないといけないのは、己をさらけ出す強さ
●執着を捨てれば、物事は驚くほど循環していく
●「一日に句点を打つ。」一日を一生のように生きて後悔を残さない
●どんな過去を背負おうと、血肉を変えて再生できる
目次
まえがき
玄秀盛の軌跡
序章 人生は「三分法」で考えろ
一章 「金儲け」は「人儲け」(1~17のことば)
二章 崖っぷちからの自分の活かし方(18~37のことば)
三章 他人のために生きれば人生は好転する(38~52のことば)
あとがき
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Posted by ブクログ
あまりおススメできない人生の歩み方だが、生きる覚悟を決めるという意味では読んでも無駄ではない。
誰にも救いの手がない人のための駆け込み寺という慈善事業は評価するが、かつて貸金業で借金のカタに夫を現場で働かせ、さらには妻を風俗業働かせて返済させた、それを約束事を守ると言うのならば、なぜ、この人は自己破産したのだろうか? 自分の事業を危うくさせ、いざとなったら借金を帳消しにしてしまう、という経営能力の無さを露呈している。
そもそも、子供時代に生きるために必要だったので、盗みやカツアゲをしたとあるが、それを悔いていない人間が何を偉そうに語るなと思ってしまう。
星2にしようと思ったが、それなりに引用したい言葉もあるので2・8ぐらい。
ほんとうに年齢、学歴、経験もない崖っぷちからの人生逆転を知りたければ、松下幸之助あたりの自伝でも読んだほうがましだろう。