【感想・ネタバレ】マジでガチなボランティアのレビュー

あらすじ

ギャル男が、途上国に小学校と病院を建設! 女好きでチャラい医大生が、渋谷のクラブでイベントを開催、そのお金で、カンボジアに小学校、病院を建設した。今どきボランティアのモデルを提示。こんな僕が、カンボジアに小学校を建てちゃいました! 第4回出版甲子園グランプリ作品。チャラくてもチャリティ! ――合コンとナンパに明け暮れていた医大生の著者が、ひょんなきっかけから、カンボジアに小学校を建設することを決意。狂ったようにチャリティイベントを開催し、わずか8ヵ月で完成へ。しかし、次の無医村に病院を建てるプロジェクトでは、140万円の借金を背負うはめに。彼の想いは実現するのか?

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Posted by ブクログ

とても読みやすい本。カンボジアでの学校・病院建設への筆者の熱意がすごく伝わってきた。自分の大学生活はあと1年だが、就活が終わり次第ボランティア活動をしたいと思う。

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2014年02月20日

Posted by ブクログ

正直で、清々しくて、ありのままで、必死で、かっこよくて、憧れて、自分でも今何かできるんじゃないかって思わせられて、単純に読めて良かったって思わせてもらえる一冊。

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2012年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめて「ボランティア」「途上国」などを題材とした本を読んだ。

今まで世界各地で起こる戦争や暴動を映像で見たり、貧困で苦しんでいる国がある話などを聞いたりしたとき、常に「どうすればみんなが平和に暮らせるのだろう」と考えていた。
考えるのだが、結局は「自分一人の力なんて無に等しいだろうし、そんな大きな問題に対しては何も出来ない」と決めつけていた。
 
しかし、この本を読んで考え方が大きく変わった。
また、自分の考え方が大きくずれていたことに気付くことで、新たな視点・視野、考え方を持つことができた。

そのように自分自身の心境が変わり、興味を持った点を2つ挙げてみる。


一点目

まず、自分のような学生でもこのような問題に取り組み、少しでも社会に影響を与えることが可能な方法があると知ったこと。
それが本書にも多く書かれている「伝える」「広める」ということ。
また、自分には短期的なものの見かた・考えかたしかなく、長期的に物事を捉える力が欠けていた。

戦争や貧困などの大きな問題は短期的に解決することは難しく、長期的に取り組んでいく必要がある。
その中で「伝える」「広める」という行動は多くの人の関心を向上させることに繋がり、長期的に見てそれらの深刻な問題に対し間接的に影響を与えていくことができる。
それを振り返って今の自分が出来ることをこれから考えてみたい。
この本を友人に薦める、チャリティに参加する、現地を訪れてみる。
今まで自分の中に無かった道が新しく開かれたことを感じている。


二点目

石松さんが小学校のみならず、診療所までも建設することができたのは、石松さんが多くの強力なコミュニティに属していたから、ということ。
カンボジアの在日大使やNPO・NGO法人の方々、現地にいるPさんにサークルのメンバーなどのコミュニティの多大なる協力や支えがあったからこそ、ここまでの結果を導くことができたのだろう。

では、なぜ石松さんはそのような数多くの強力なコミュニティに属することができていたのか?
であるが、
それは石松さんには強い情熱と根気強さが融合したようなズバ抜けた「行動力」を持っていたからだと思う。
本人は本の中で「行動力だけが取り柄の僕は…」と軽く言っているが、その「行動力」こそ、自分を含め多くの人が持っていないモノではないだろうか。

最近、「社会人になるにあたっての心構え」をテキストを用いて学ぶ機会があった。
その中に「ネットワークを築く大切さ」というテーマが存在していた。
その内容は、
*ネットワークを築くことで他人の持っている情報を自分の知識にできるメリットがある。
*良い仕事をしようとして自ら積極的に周囲へアプローチして自然と出来上がるネットワークでは、良いアドバイスや協力を得ることができる

と書いてあった。

まさに石松さんはその通りの結果を得ているではないか。

一個人の力では達成が困難なことでも、強靭なネットワークを築きあげ、同じ情熱を持った仲間、さらにはそれらを取り巻く周囲の人々とも手を取り合えば、きっと達成できる。

これから社会に出るにあたり、非常に重要な教訓をこの本から学ばせて頂いた。

「行動力」。

これからの人生、情熱をもってこれを意識するかしないかで大きく変わってくるだろう。


✓活動の意義を見つめなおす。なぜそれが必要なのか
✓現場主義 ネットの情報だけでなく、肌で感じる重要性
✓チャリティイベントにしてはチャラい?けど普通の大学生にチャリティを知ってもらう第一歩はこれでいい
✓ボランティアを「する」ではなく「広める」
✓発展途上国をきれいな服着て豪華な車で訪問する芸能人。現地の人の目線になってない
✓崇高な理想のために生きる人。利己的な人。出会って人がどちらの人なのか見極める力
✓コミュニティの力。情熱をもって行動できるか。粘り強さ。
✓みんなでつくる大切さ。ただ資本を持ってきて「はい。援助です。」では意味がない。
✓先進国の開発援助が「金を渡すだけの支援」と言われるのはこのせい。
✓一人じゃ無理でも1000人になれば社会をうごかせる
✓日本には日本のペース。カンボジアにはカンボジアのペース。自分の考えを押し付けない。
✓「伝える」ことでそれぞれの心の中に「チャリティ」「途上国支援」というキーワードの種を植える。そういう人を増やすことが長期的には社会におけるチャリティに対する関心を向上させ、間接的に途上国支援の活性化につながる。

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2010年12月25日

Posted by ブクログ

もう凄い!!!の一言~(゚Д゚)
同じ大学生として素直に尊敬!!!
しかもこの子医大生ってゆうではないですかあ~
要領がイイっていうのはこういう人の事言うんだね~
私も時々~だけどクラブとか行くけど、今度この人が主催してるイベントに行ってみたくなった!にしてもこの著者本当に凄いよー、綺麗な顔してるし、かっこいいし、人生謳歌しすぎだし、勿論試行錯誤もあったんだろーけど、家にヒッキーしてるニートとかに読んでもらいたいし!笑 ギャル男ってあんまり興味無かったけど、何かこの著者とそのサークルの人たちは素直に尊敬だし、こういう風に有意義な大学生活送れてる学生はなかなかいない!
かなり刺激を受けた作品だし、カンボジアについての書物ももっと読みたくなった!文章も全然堅くないので本当にオススメ!!!

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2009年11月07日

Posted by ブクログ

はい。どう考えてもふざけてる表紙とタイトル…と思いきや、良書です。ずっと前に大学生協で買ったきり放置してた本。読書目標をクリアするために読んだ。
どう見てもチャラ男。この男が医学生、更にカンボジアに学校や病院を建てるボランティア活動をしてるなんてどうしたら想像できるでしょうか。いや無理。
著者は本人も認めるチャラ男であり、大学に入ったころは見た目に違わず合コン、ナンパといったことに明け暮れていた。
ただ普通の人と少し違うのが、その大学が東京医科大学であること。父がいわゆる"町のお医者さん"であり、尊敬していたため同じ道に入った。
キャンパスライフを謳歌していたが、何か物足りなさを感じ、友人の1人が”カンボジアに学校立てない?”との提案を二つ返事(ノリ)で了承してしまう。
そこからチャリティー活動に力を入れ始め、目標額を貯め寄付し、現地カンボジアに行く事に。そこでガツンと頭を殴られるような衝撃を受け、継続支援するために次々と新たなチャリティーイベントを行なっていく。次の目標を病院建設に定め、(かかるお金が学校とは段違いのため)大規模イベントを計画するが、終わってみると140万の赤字だったり、CDが126枚しか売れなかったりと様々な失敗もするが、代表最後としてのイベントで大成功を収め、病院を建設する。
在日カンボジア大使やカンボジア保健相、軍のトップに会ったりとフォーマルな場もあの”チャラい”格好で飛び込んでいく。その行動力に感服した。しかし文章うまいな…読みやすい。

それにしてもこの本のタイトルと表紙考えた編集者天才だと思う。

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2013年04月18日

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ネタバレ

この本を読んで、何かしてみたいと思いながら行動に移すことができない自分を見直してみようという気持ちになりました。

大学生活で4年間の間に何をしたか、胸を張って言えるようなことをしていけたら、と思います。
周りのことに関心を持って自ら情報を入手しようと働きかけることから、はじめていきたいです。

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2012年03月20日

Posted by ブクログ

合コンに明け暮れていた大学生がひょんなことからカンボジアに小学校・病院を建設することを決意する。
すぐ読めそうって思って軽い気持ちで買ったけど、これはかなり格好良い!
執筆経験ゼロにしては文章もなかなか上手いです。

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2011年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マジでガチなボランティア


■■■■■■総評■■■■■■

医大生が本気でボランティアをする本。そのバイタリティに感銘を受けた。このような方は本当に素晴らしい。苦労も何度もされたみたいだが、この若さでの苦労はすこしうらやましくも思ってしまった。
生き方を感じると元気をもらえる本。若い人に読んでもらいたいですね。



■■■■■■引用■■■■■■

この新聞紙は、みんなの象徴なの。この加味は、注ぎ込まれた飲み物を一滴もこぼすことなく受け止めたでしょ?みんなもこんな風に、これから学校で教わる全てのことを、いい経験も嫌な経験も全てひっくるめて学んでほしいんだ。次に彼に飲み物を飲んでもらったでしょ?これは、学校で学んだことを、自分なりに理解・消化してほしいということなのね。僕もみんなと同じ学生なんだけど、勉強っていうのは、こういう二つのステップを意味するんだと思っているんだよね。


生まれた国が違っても、人間の幸せは世界共通のはず。


想像してみてください。あなたの大切な人が生死の境にいるのに、救急車がいつまで経ってもこない状況を。日本ではあきらめていい命なんて、ただ一つもありませんよね。カンボジアでも同じことです。

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2011年10月22日

Posted by ブクログ

学生のチャリティでカンボジアに学校と病院を建てるまでの話。
チャライ系のみえるけど、すごく熱い思いですごい、すごいと感動しました。

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2011年06月25日

Posted by ブクログ

凄く素直で、ストレートに、作者の感情が自分の中に飛び込んできて、内容はある程度分かって読んだつもりだったのに、非常に感動して泣きました!

感じる力、行動力。

普段、思っても、考えても、なかなか行動に移せない自分を変えたいと、心から思いました。

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2010年12月13日

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この人と今の自分。

絶対に俺の方が時間をもてあましている。

二兎どころか、三兎も四兎も追えるアグレッシブな人生を送りたい。

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2010年03月29日

Posted by ブクログ

最近読んだ本で何回か本著者の事が出てきて、どんな人なのか興味を持ち手に取る。

学生がカンボジアに学校を建てる、病院を建てる。とても素晴らしい事だと思うし、バイタリティ有るなとは思う。が、何だろうこのモヤモヤ感、金持ち医大生だから嫌悪を抱いているのか?イヤ、チャラチャラした感か?何やらあまり好感は抱けない。

いまいち入り込めない状態で読み進むもやはり、最後は良いなと思うし、エピローグで語られた話は本当にそうだねと思う。チャリティー精神の種をまく。とか。
多くの若い人に参加してほしいと思うし、私も地域活動を頑張ろうと思う。

【学】
発展途上国の支援をするとき、ただ資本を持ってきて金だけ出すのではダメ。地域の人との関係を作り、地域の人達と、人達に作ってもらう、働いてもらう事が大事。こう書くと「そうだよな」かもしれないが、実際にやるとなると、時間・労力の問題で難しい事が解る。

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2016年07月29日

Posted by ブクログ

カンボジアに小学校を建てる話。
自分のスタイルで、自分のしたいように、
自分の出来ることを、着実に進めていって、
小学校と診療所を建てた、筆者。

どんな時も諦めず、現地に行った人に生まれる、
その国のことを伝える義務をしっかりと果たした。

学生時代の被災地復興活動や途上国支援活動のことを
思いだすとともに、まだまだ自分も出来ることがあるんだ、と
勇気づけられた。

結果を見たら、今はまだ「カンボジアに小学校と診療所を建てた。」に過ぎないと思われるかもしれない。
でも、そこに至る過程には、多くの人を巻き込み、多くの人にカンボジアのことを伝えて、広げていった。その過程は、結果以上のことがあるんじゃないかと思う。

そこに関係した人が、そこからまた新たな一歩を歩むかもしれないから。

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2013年01月21日

Posted by ブクログ

この本の表紙をみて,さてどんなボランティアをしているか想像がつくでしょうか?そしてマジでガチなボランティアは医大生ときくともっと興味がでてくるかしら?ギャル男と呼ばれた医大生の波乱万丈のボランティア体験談です。

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2011年02月07日

Posted by ブクログ

「マジでガチなカンボジア」。
普通なら嫌悪感を感じる言葉だけど、この著者からは、全く嫌な印象を受けない。
ファッションなど、チャラチャラしていることを自認し、
でも一生懸命で熱い。
いいなぁ。こんな若者がいれば、日本もきっと捨てたものではない、と思える。

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2010年09月20日

Posted by ブクログ

同じ大学生には思えないわ。
「チャリティ」や「ボランティア」ってすごく難しいと思う。
どこまでが善で、どこまでが偽善なのか分からないから。

と、ぶつぶつと考えてばかりだから、何もできないんだよね、
彼らみたく、がむしゃらに向かっていく姿勢を見習いたいと思った。すごいなあ。

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2010年01月19日

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