【感想・ネタバレ】せりふの時代2021のレビュー

あらすじ

演劇ファン待望の伝説の戯曲雑誌を限定復活。

特集1「ポストコロナを紡ぐ物語」では、ベテランから若手まで人気劇作家23人による書き下ろし短編戯曲と上演予定の新作戯曲5作の一部を先出し掲載!
特集2「伝説の創刊号を再録!~コロナ禍の演劇界へのメッセージ」では井上ひさし・平田オリザ対談、別役実と清水邦夫のエッセイ、野田秀樹の戯曲『赤鬼』準備稿を再録! 佐藤信特別インタビューに加え、表紙画は女優のんが担当。

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Posted by ブクログ

かなり多くの作家の作品を一気に読めるこの贅沢感。まるでトイザラスのお店を買い占めたような、デパートの地下食品売り場のオーナーになったような、なんかわくわくしながら、全部のおもちゃをいじりたおして、片っ端から試食していったような感じ。ほんま楽しかったです。ああ、芝居観たい!

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2021年06月20日

Posted by ブクログ

廃刊になった雑誌「せりふの時代」が限定復活した。
特集は『ポストコロナを紡ぐ物語』。23人の劇作家による書き下ろし短編戯曲集である。

 人と人を分断するコロナウイルスにより、演劇の上演中止が続いているが、戯曲の中ではソーシャルディスタンスを保って合唱の練習をしたり、元カノとマスクジョギングをしたり、PCR検査のアルバイトをしたり、コロナ陽性になった家族が隔離生活を送るなど、人々は新しい生活様式に適応しながら暮らしている。

 コロナ時代を生きて、縦横斜めに世の中を斬る、これら戯曲を読んでいると、どのような状況でも生まれる、演劇の底力を感じる。

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2021年05月12日

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