あらすじ
話題のIT技術のしくみを解説する「60分でわかる!」シリーズの一冊です。MaaSとは,すべてのモビリティ(移動)を 1つのサービスとしてとらえ,モーダルな交通手段を提供する新たな「移動」の概念です。公共交通を軸に,環境にやさしく,文化的で持続可能な暮らしと地域づくりの実現というビジョンとともに,交通関係各社だけではなく,自治体,エネルギー,保険サービス,医療,金融,不動産,観光,エンターテインメントなど多くのビジネスを包含していく可能性を秘めたビジネスプラットフォームとして注目されています。本書では,MaaSの基本的知識からしくみや技術,現在の自治体や企業の取り組みまで,今後MaaS市場に関わっていくための知識が手軽に身につきます。
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Posted by ブクログ
さらっと書いてあるけどかなり図が多くて、わかりやすく感じた。
MaaSに狭義(公共交通機関を軸に捉える)と広義(モノの移動や移動時に副次的に発生する内容も含める)とがある点をそもそも知らなかったので読めてよかった。
簡単ながら海外の事例もそれなりの数が紹介されていたし、どう移動に価値を付加していくか、という話がMaaSのキモということがわかってよかった。
普段使っているGoogle MapsもMaaSと言えるという話も驚きで、ともすると、例えばYahoo地図とYahoo乗換案内の統合のような話もあるとすれば、同種の性質のものと捉えることができるのだと考えられて理解が深まった。
本当に表題通り、60分で大体わかる。