【感想・ネタバレ】転生先は盲目幼女でした ～前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます～のレビュー

丹辺るん / Matsuki

突然、前世の記憶を取り戻した伯爵令嬢フィリス。どうやら自分は元日本人で、異世界に転生していたようだ。フィリスは盲目である上、母はすでに亡く、父や兄からは冷遇されており、優しいのは腹違いの姉と専属のメイドだけ。辛い境遇の中、一人では何もできずにいたけれど、今は体は五歳児でも、頭脳は大人！ 自力でできることを増やそうと決意し、人一倍ある魔力を活かして魔法を覚え、強かに過ごしていた。そんなある日、出かけた先で、フィリスは事故に遭ってしまう。二度目の人生も、もう終わりか――。絶望するフィリスを救ったのは、大きな狼で……？ 隠れチート幼女、もふもふ聖獣と異世界を生き抜きます！

[マカロン🍀 · ★★★★☆]

盲目なのに視える

30歳独身で交通事故死した前世の記憶が蘇ったのは、異世界で生きる5歳の盲目の女の子。
目は見えなくても魔力で視ることができて、面白い。
愛情過多のお姉さんが微笑ましい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

妾の子で盲目のため父親と長男に敵視されている幼女フィリスは、溺愛する姉のナディとメイドのエリーのお陰で何とか生きている。神からのギフトのお告げを受ける選定の儀に行く途中で、父親の策略で魔物に襲われ橋から落ちる。悲惨な状況なのだが、助けてくれる聖獣がいたのだ。フィリスの行き先から目が離せない。