【感想・ネタバレ】不正会計のレビュー

あらすじ

組織人の心にくい込む迫真の経済小説。巨大粉飾決算発覚し「無限責任」の嵐が会社を襲う! ――分不相応な拡大路線、放漫経営……。大手監査法人が健全だと判断を下した老舗メーカーに、粉飾決算疑惑が浮上した。内部告発が業界を駆け巡り、金融庁も動き始める。監査法人の会計士・青柳は、粉飾幇助の疑いから、組織を、己の正義を、守ることができるのか? 未曾有の企業不正を描く経済小説。

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Posted by ブクログ

正義は勝つ
・・・訳でもなかった
会計監査法人が一部の不心得者がいたことをきっかけに、粉飾決算の共謀という汚名をかけられた
法人を人格とするべきかとのテーマは大きく、ガチガチのプロが描いた作品です

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2017年03月31日

Posted by ブクログ

中央青山監査法人をモデルにしたような感じで、監査法人の崩壊について小説化したものです。主人公が公認会計士と新聞記者という取り合わせでしたが、この職種を出さないと話がすすまないところはありますが、二人の関係に関する表現はちょっと微妙な感じでした。
最後のほうもいまひとつ腑に落ちない終わり方だったかな。というのが率直な感想です。ただ、監査法人を維持するための危機感は伝わってきましたし、読み物としては面白かったです。

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2012年05月13日

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